【GM】 ■■■■■■ オープニングフェイズ シーン2/トモダチ? ■■■■■■

【GM】 シーンプレイヤーは一法

【GM】 キミは、小腹が空いたので、食堂に向かっている途中だった。

【一法】「ああ、腹減ったなぁ・・。」(巨体を揺すって歩いている。)

【GM】 そのキミの前に、視線を落しとぼとぼと歩く小柄なオニの少女が歩いてきた。

【一法】 (手にはケンタのバーレル片手に)「おい、俯いているとぶつかるぞ?!」

【GM】 彼女はキミの呼び掛けにも全く気付かず、キミのお腹にぶつかる。

【少女】「きゃっ!」小さな悲鳴を上げて、お腹に跳ね返されて転びそうになる。

【一法】「おっと、気をつけなっ!」(手を掴んで助ける)

【少女】「あ、あの……あ、ありがとうございます。」

【GM】 彼女はしきりに周囲を見回して何処と無く脅えているが、どうやらキミに対してではないらしい。

【一法】「どうかしたか??」(こっちも周囲を見回す)

【GM】 少女 脅えながら「あ、あの……あの、お願いが、あるんですけど……」

【一法】「あぁー、なんだ??」

【少女】「あ、あの、お、お友達になってくれませんか?」

【一法】 (ちょっと怪訝そうな顔をして)「なんかの罰ゲームか??」

【月乃】「あの、私は、月乃・パルトゥス・角倉、って言います。ここに来て、誰も知ってる人がいないし、誰にも話し掛けられなくて……初めて、話せた人が、あなただったから、その……」

【一法】 (怪訝そうな顔を止めて)「ああ、いいぜ・・。しかし、物好きだなぁ・・。俺かよ。」

【月乃】 お辞儀をして「あ、ありがとうございます。ええと、すいません、お名前を教えてもらえませんか………?」

【一法】「俺は鬼島一法だ・・。ふん、そろそろ行かないといけないからな・・・。お前にこれをやる・・。」(バーレルを差し出す

【GM】 その時キミは気付く。彼女の額にツノがあるのは、最初から分かっていたが、髪に隠れていた耳が尖っている、つまりエルフェンの血も引いている事に気付く。

【月乃】 バーレルを受け取って「あ、ありがとうございます」 そして左手の時計を見て「あ、いけない……早く行かないと、また叱られる……すいません、鬼島さん、また後で、今度はゆっくりとお話させて下さい」 そう呟くと、足早に去って行く。

【一法】「まあ、俺から食いモンもらった奴はそんなにいねぇからな・・。じゃあな!!」(トトロのような笑みを浮かべて)

【月乃】 一法のトトロのような笑みに、さっきまでの暗い表情ではなく、笑顔を浮かべて去っていく。

【GM】 はて、でもどうしてトモダチが自分なのか?

【GM】 少々理解出来ないが、キミは新しく出来たトモダチの後ろ姿を見送った。

【GM】 シーン切ります

【GM】 シナリオダーザイン【月乃・パルトゥス・角倉からの友情】

 

 

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