【GM】 ■■■■■■ エンディングフェイズ シーン2/違和感? ■■■■■■

【GM】 シーンプレイヤーは康一

【GM】 格納庫で、傷だらけのパワードイェーガーを見上げている。

【トゥアレタ】 溜息をつきつつ「あの時の違和感………やっぱり、気のせいじゃなかったね」

【康一】「あぁ、バッチリ当ってたね」

【トゥアレタ】 大きく伸びをしながら「でも………解決してよかった」

【トゥアレタ】「悪い予感が当たっても、嬉しくないからね。」

【康一】「悪い予感でも、それのおかげで助かるのなら、良いんじゃない? 悪い予感サマサマってことでさ」

【トゥアレタ】「ん………そうかもね。康一も、お疲れ様」 柔らかい微笑みを浮かべる。

【GM】 彼女のこんな穏やかな笑顔を見たのは………久しぶりだ。

【康一】「トゥアレタの方こそ、お疲れ様。 ゴメンな、あの後任せて寝ちゃったりしてさ」と、ばつの悪い顔で微笑む。

【トゥアレタ】「大丈夫よ、いつもの事だし………それに、かなり苦しい戦いだったから、ね。」

【康一】「本当に、きつい戦いだった、負けるつもりは無かったけど、でも何度もヤバイと思ったよ」と、傷付いたパワードイェーガーを見つめながら言う。

【トゥアレタ】 もじもじしながら「あ………ねえ、康一………この後時間………ある?」

【康一】「ん? そりゃあたっぷりとあるけど?」

【トゥアレタ】 妙に緊張しながら「で、デートしない?」

【康一】 一瞬驚くものの、すぐに柔らかく微笑んで「いいよ、何処に行こうか?」それが当然であるかのように言う。

【トゥアレタ】 一瞬動きが止まるものの、すぐに満面の笑みを浮かべて「じゃ、じゃあ………」 康一の腕に、自分の腕を絡めて「ごはん、食べに行かない?」

【康一】「いいね、丁度お腹空いたよ」

【トゥアレタ】「じゃ、行こっか、康一」 と、歩き出したところで「ね、康一」

【康一】「ん? 何?」

【GM】 康一が答えた瞬間、唇が塞がれる。

【康一】「―――!!」

【トゥアレタ】「ぁふっ………」 唇を離し、赤い顔で「………今日の康一、すごく、カッコよかったよ………だから」

【康一】「う、ああぁ・・・」

【トゥアレタ】「んもぅっ、惚けてないで、ご飯食べに行こっ!」 康一の腕を取り、足早に歩き出す。無理に引っ張られてるせいで、胸の感触が結構ダイレクトに来たりする。

【康一】「お、わわ・・・」真っ赤になって引かれて行くが、不意に気を持ち直すと「・・・トゥアレタ」振り向かせるさせる。

【トゥアレタ】「ん、な、何?」

【康一】「好きだよ・・・」そう言うと、顎を持ちあげ唇を重ねた。

【トゥアレタ】「ん………私も、好きだよ………」 その唇を受け入れる。

【GM】 ――――――その時。

【GM】 ゴトンッ!

【GM】 格納庫の端の方から、物音が。

【リメッツェ】 顔を引き攣らせて「こんにちは定禅寺少尉、クレーリオン少尉」

【トゥアレタ】 顔から血の気がサーっと引く。

【康一】「・・・あ」

【康一】「ども」それだけ言う。

【トゥアレタ】 目配せしながら「康一康一」

【康一】「ん、何?」

【トゥアレタ】「………ここはとりあえず………此処から逃亡しない?」

【康一】「・・・・・(頭を掻き)見られて恥ずかしい?」

【トゥアレタ】 無言で頷く。

【康一】「オレはそうでもない・・・・・でも」トゥアレタをお姫様ダッコ!!「トゥアレタがそう言うなら!! それっ!!」そのまま格納庫の出口へと向かって駆けて行く。

【トゥアレタ】「え、えぇぇっ!?」 目を白黒させつつも、康一の首に腕を回して、ぎゅっと抱き着く。

【GM】 ―――数日後。

【GM】 康一がトゥアレタをお姫様抱っこして走って行った、という話は、基地中の噂になっていた、という。

【トゥアレタ】 真っ赤な顔で「康一………責任、ちゃんと取ってよね!?」

【康一】「あ・・・・・そりゃもちろん!!」

【GM】 シーン切ります

 

 

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