【GM】 ■■■■■■ エンディングフェイズ シーン3/トモダチ ■■■■■■
【GM】 シーンプレイヤーは一法
【GM】 あれから数日後。
【GM】 キミは、ヴィヴリオに伊音と共に司令室に呼び出される。
【伊音】「大佐、お呼びでしょうか?」
【ヴィヴリオ】 二人の顔を見て「………この前の戦いでは、二人ともご苦労だった」
【一法】「まあ、ヤシマを護るのは貴族の努めだからな」
【ヴィヴリオ】 微笑みながら「だが、務めだったとしても、そうでなかったとしても、キミは、このヤシマを護る為に戦ったのではないか?」
【一法】「あー、そうかもしれんが仲間とかダチとかいるからな・・。なあ、草薙・・。」
【伊音】「そうだな。そこに、護りたいものがあるから、私たちは戦ったのだ」
【一法】「別に見返りとかそんなんじゃねぇ・・。なんていやぁいいのかわからんけどな・・・。」
【伊音】「見返りなど、当てにしてはいない。だが、我らは為すべき事をやった、それでいいではないか」
【ヴィヴリオ】「ふむ………ところで、鬼島少尉。パートナーを変更する気は無いか?」
【一法】「はぁ??変更??ここにきて変更の理由は???」
【伊音】 訝しげな顔をして「は………変更ですか?」
【ヴィヴリオ】 含み笑いを浮かべながら「………一人、鬼島少尉とのパートナーを希望している者がいてな」
【一法】 (不思議そうな顔をして)「俺ですか??大佐まで冗談言うんすか??」
【ヴィヴリオ】「入りたまえ、月乃・リヒトヴィッツ少尉」
【伊音】「何っ………!?」
【GM】 ヴィヴリオに声を掛けられ、中に入って来たのは、少尉の階級章をつけた月乃。
【一法】 (びっくりした顔になって)「なんでここにいるんだ??」>月乃
【月乃】「あ、あの………今までの経歴を全て抹消して、リヒトヴィッツ大尉の妹にさせて、もらったんです。」
【ヴィヴリオ】「そのままの名前では、色々と拙いのでな。リヒトヴィッツ大尉に、義理の妹として引き取ってもらった……最初は養子という話だったのだが、泣いて断られてな。」
【伊音】 溜息をつきながら「大佐………それは普通、泣くと思います………」
【一法】 (よく飲み込めてない顔をして)「よくわからないがわかった!」
【月乃】 真っ赤な顔をして「あ、あの、一法さん、その………わたし、頑張りますから………わたしじゃ、駄目、ですか………?」
【一法】 (目を閉じて思案中)「うーん・・・・。」
【月乃】 ドキドキしながら、一法を見つめている
【伊音】「(蓼食う虫も好き好き、とはよく言ったものだな………)」
【一法】 (目を開いて真面目な顔をして)「正直、草薙をパートナーとしていると楽なんだが・・・。」
【月乃】 肩を落とし、しょんぼりする
【一法】「ただ、他のやわなやつらの相手は月乃じゃできねぇから・・。俺がパートナーとして組んでやってもいいぜ!」
【一法】 (にやっとトトロみたいな笑いを浮かべて)
【月乃】 ぱぁっと顔を輝かせて「ほ………本当ですか!?」
【月乃】 一法の腕に飛びついて「あ、あの一法さん、これから宜しくお願いします!」
【一法】 (腕にぶら下がれるように腕をバンプアップして)「ああ、任しとけ!!」
【一法】「という訳だ・・。他の柔な連中の面倒みてやってくれ・・。」>伊音
【ヴィヴリオ】「どうやら、決定のようだな。では、本日付でパートナー変更とする」
【伊音】「あ、ああ………(柔な連中、って………確かにお前から見たら、誰でも柔に見えるだろうな………)」
【一法】「ん??何かいいたそうだな??」>伊音
【伊音】「いや、何でもない………月乃、鬼島を宜しく頼むぞ」
【月乃】 敬礼しながら「は、はい!」>伊音 お辞儀をしながら「あの、一法さん、ふ、不束者ですが、宜しくお願い致します。」>一法
【一法】「あぁ・・。そんなに改まって他人みたいな言い方すんなよ。ダチだろうが・・。」>月乃
【月乃】「は、はいっ!」
【ヴィヴリオ】「(………鬼島少尉、少しは月乃の気持ちにも気付いてやれ)」 苦笑を浮かべる。
【GM】 ………果たして、月乃の気持ちに一法が気付くのはいつの日か。
【GM】 シーン切ります