【GM】 ■■■■■■ミドルフェイズ■■■■■■

【GM】 ■■■■■■シーン6/天使反応■■■■■■

【GM】 シーンプレイヤーは茅、弘平太は自動登場、良一も登場可とします。鋼也は登場不可です。

【GM】 統合司令室。

【GM】 コンソールを操り、レーダーを解析する。

【茅】「――来るわね。嵐みたいに」 クラヴィアチュールと結線した首筋から、言語化不可能の感覚。無意識に義手に力が入る。

【GM】 するとレーダーにはおびただしい光点……天使反応。

【GM】 速度からみて約1時間で基地まで到着するだろう。

【ぷしな】「茅しゃん、天使反応が1、2、3………いっぱいですぅ〜!?」

【茅】「大丈夫よ、プシナちゃん。私達は戦う人に本当の事だけを言っていれば、それで勝てるから」 そう言って頭を撫でる。

【茅】「――(となると、T−Xの“限界”のことも、か)」

【弘平太】「あ〜おはようさん。何?天使来たって。向こうさんも元気だねぇ〜」 のほほんと司令室に入ってくる

【茅】「――(目を瞬かせて振り向く)おはようございます、水戸澤中尉――まぁ、許容内の数ですよ。精々がとこ空が6分に天使が4分」

【田宮】「………嵐に折れる麦穂は無く、嵐に揺らぐ山は無し。今の実験部隊なら、どんな嵐にも屈しはしませんよ」 いつの間にやら腕を組み壁に背中を預けている。

【弘平太】「まあ、要は数よりも質なんだけどねぇ…」

【弘平太】「お、田宮いたのか」

【茅】「田宮少尉。その言葉だと、君たちの心配はしなくても良いと取っても構わないのかしら?」

【ぷしな】「茅しゃん、警報を鳴らすですよー!」 口調とは裏腹に、手は迅速に警報を鳴らすコマンドをコンソールに入力する。

【茅】「ええ、エンジェルハイロウ――打ちなれたわね――」

【田宮】「オレ達ではありませんよ………オレはすぐにでも予科に戻されるか、予備隊員になるでしょうから」

【GM】 警報が鳴り響くと同時に、背後の扉が開く。ヴィヴリオだ。

【ヴィヴリオ】 焦った様子で「茅、状況はどうなっている?」

【茅】「さて、その質は――」 《アナライズ》は戦闘中でなければ不許可でしょうか?

【GM】 許可しましょう。<《アナライズ》の使用

【茅】 では、まず《アナライズ》。パトスを5消費し、クラヴィアチュールの修正をつけて10で判定。#10c4= 6

【弘平太】「はは〜ん。何かあったな。ホラ教官に報告してみ、ん?」>田宮

【田宮】「――帰って来ましたよ。あの、エクスベルテンが」どこか自嘲気味に言う――胸に蘇る、周囲の言葉。『お前のせいで、遠山さんは死んだんだ!』『遠山が死んだお陰だよ、お前に与えられたエクスベルテンの称号は』

【ぷしな】「茅しゃん、天使の解析結果、出ましたよー。な、何ディスカーこれは!?」 混乱して素っ頓狂な声を上げる。

【ヴィヴリオ】 訝しげな表情を浮かべ「………どうした?」

【ヴィヴリオ】 ディスプレイに表示された情報に驚愕の表情を浮かべ「何だとっ!?1945年5月24日に出現した天使兵と、エーテル波形が、全く同じ、だと……っ!?」

【GM】 今回のボスの、データを公開します。

【GM】 熾天使(セラフ) ザドキエル その名は『記憶』を意味する。

【GM】 肉体:40 感覚:25 理知:15 聖霊:15 階級:0

【GM】 攻撃 聖なる光(白兵/射撃) 判定値:15 レベル:4 射程:3km ダメージ+16(重) 全体攻撃

【GM】 絶対結界 対天使武器以外無効・50点以下のダメージ無効

【GM】 回避はしない

【ヴィヴリオ】「……『記憶』を司る、という主天使の長、ザドキエルか……何の因果だ、忌々しい!」 吐き捨てるヴィヴリオ。

【茅】「体の良い、皮肉ね――」

【田宮】「(T−Xがやって来て、いらなくなるのは八坂じゃない………むしろ遠山が帰って来て要らなくなるのは――!)」

【弘平太】「は〜あの時と同じですか…ジョークなら天使にしちゃいいセンスですねぇ。はっはっは」

【弘平太】「ふむ……おい、田宮」

【田宮】「――はい、中尉」

【弘平太】「この状況でなんでお前ここにいるんだろうねぇ?お前の仕事は何だっけ?」

【茅】「――――――」 二人の会話を聞くともなしに、黙って情報処理を続けている。

【田宮】「………………あっちに、オレの椅子はもうありませんから。ヤークトドライバーは、二人もいらない」

【弘平太】「あのな、誰が帰ってきたとか、それで誰が要らなくなるとかクソガキがいっちょまえに判断してんじゃねぇよ。わーったか」

【田宮】「え……?」 弘平太の言っている意味が掴めずに、一瞬目を丸くする。

【ヴィヴリオ】 何時の間にか良一の横に立っている。

【ヴィヴリオ】 冷酷に「田宮少尉、貴官にギアを降りる権利は、無い」

【田宮】「ヴィヴリオ大佐……?」 すぐ隣に立つ司令官の言葉に、怪訝そうな顔。

【弘平太】「お前はギアドライバー。これが現在の状況、そういうコト」

【弘平太】「難しいこと考えてんじゃねぇよ。」

【ヴィヴリオ】「意味が解らんのか?貴官は、ヤークトのギアドライバーだ。誰が予備隊員や予科に戻れと言った?」

【田宮】「教官……大佐……」長身の男と、少女の風貌を持つ司令官を交互に見やり。

【茅】「……天使/空域/兵器データ処理完了。天地人揃って、これで私の準備は終わり」 クラヴィアチュールに繋がったコードを外し、立ち上がる。

【ヴィヴリオ】「ボクの言っている事が解ったのなら、さっさと持ち場に戻れ。もう一度言う。『お前はヤークトのギアドライバーだ』」

【弘平太】「クソガキは何も考えずに、とりあえず仲間が帰ってきたことだけ喜んどけ。」

【茅】「――自分が戦う理由を思い出して、その通りにしなさい」 田宮にそれだけ言い置いて。

【田宮】「ゃ……ヤー・ヴォール!」 居住まいを正し、敬礼を。

【田宮】「罪は善い事をすればなくなったり、時間とともに消えたりはしない……」 あの日、少女の口から飛び出して。田宮の心に刻まれた言葉。

【田宮】「罪は罪。償いは、罪から逃れるためでなく、ただ償う、そのためだけに、なされるもの……」 そして、それが戦う理由となった。

【セラピア】『だから……がんばらなきゃだよ。がんばって、強くならなきゃいけないんだよ』 良一の耳に、脳裏に、もう一度浮かぶ、少女の言葉。

【田宮】「――行きます! オレの戦いは……誰かのお陰で終わったりはしない!」踵を返し、駆け出す。

【弘平太】「……………へっへっへ………帰ってきやがったか……あの小娘が…」ぼそりと小声で

【ヴィヴリオ】 良一の後ろ姿を見送り「総員、第一種戦闘配置!茅、市議会に緊急回線で連絡、市民を避難させろ!」

【茅】「了解――」

【ヴィヴリオ】「1番機、2番機をAでセットアップ。……急げ、時間が無い」

【田宮】「そうだ、オレは強くなる……お前を責める声にも、失われた痛みにも……何よりもアイツに負けないために!」 想いすら追い越す速度で、格納庫に向かう。

【茅】「――瑞穂より市議会へ。これより天使から妹を助けに行くので、邪魔するな。逃げろ。以上」

【弘平太】「じゃ、ぼちぼちオレも出撃の準備しますかね。過去のしがらみってのもなかなか……」

【市議会】 間の抜けた声で『………は?りょ、了解しました』

【茅】「――フフ」 笑って。「中尉。大人同士、色気はないけど頑張りましょうか?」

【弘平太】「色気ねぇ……気づいて無いならちょっと問題かねぇ…」と呟いて退場

【GM】 ヴィヴリオがディスプレイを見つめ、一人呟く「拙いな、この状況は………。T−X……いや、桂に負担が係り過ぎる」

【GM】 その時、ヴィヴリオ宛にメールが届く。

【ヴィヴリオ】 苦渋の表情を浮かべ、小声で「そうか……かなりの分の悪い、『賭け』でしか無いが……仕方あるまい……」

【GM】 シーン切ります

 

【GM】 ■■■■■■エモーション■■■■■■

【田宮】 ロールのみ。#35c4=24

【田宮】 田宮:パトス363 ロゴス164 アガペー540

【茅】 パトスとロゴスの合計が400くらいか……さすがにもうロールもいらんかな。PC間ダーザインで何かあれば、それを募集したく。

【鋼也】 ロールのみ。#42c4=28

【鋼也】 鋼也:パトス256  ロゴス192  アガペー537

【茅】 【良一からの罪悪感】【水戸澤からの興味】あたりは変わるかもってところですが……このままでいきますかね?

【田宮】 ここで罪悪感が消えれば、言ってることと考えてることが不一致なのでw

【茅】 なるほど(w

【弘平太】 何だろう。変わりそうだけどいいのが無い…

【田宮】 色気発言があったので、下心とかw

【弘平太】 あ、【茅からの親近感】と【良一からの尊敬】は変わりますかね?

【茅】 こっちとしてもどんな感情を抱かれてるのか良く分からないんですが……なんでしょう。下心は違う気もしますが(w

【茅】 あ、茅からの親近感は据え置きで。

【田宮】 尊敬か、感心か……

【弘平太】 では、弘平太から茅には興味にしておきましょう

【茅】 了解です。

【茅】 茅:パトス240 ロゴス166 アガペー540

【田宮】 弘平太の中の人の選択に任せますー<尊敬か感心

【弘平太】 ではダーザインの変更はなしでロールのみ #28c4=20

【弘平太】 パトス272 ロゴス119 アガペー530

【GM】 以上ですね。

 

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