【GM】 ■■■■■■オープニングフェイズ■■■■■■
【GM】 ■■■■■■シーン1/召喚■■■■■■
【GM】 シーンプレイヤーは行人。
【行人】 はい。
【GM】 キミは引き続き、メイと隼人の教官役を、ヴィヴリオに任されていた。
【GM】 そんなある日、キミはヴィヴリオに呼び出される。
【GM】 場所は司令室です。
【行人】「お呼びでしょうか、大佐!」 最敬礼の姿勢で目の前のヴィヴリオに。
【ヴィヴリオ】「よく来てくれた、片倉少尉。」
【ヴィヴリオ】「現在、比良坂少尉は八坂特務少尉を組んでいるが……今回、ナビゲーターを変更する事になった」
【行人】「…は、そうですか」 少し何かを言おうとして、そのまま肯定する。
【ヴィヴリオ】「……本人は何と言うか、分からんがな。」 苦笑しつつ。
【行人】「…無礼を承知で意見を述べさせていただくなら。…比良坂少尉と八坂特務少尉の組み合わせは変更するべきではないと思いますが」 真面目な顔で。
【ヴィヴリオ】 行人の言葉には答えず「ところで、本題だが……」 そう言うと、書類の束を投げて寄越す。
【行人】「………これは…?」 差し出がましかったか、と少し眉根を顰めて投げられた書類に目を通す。
【GM】 そこには、一人の完全機械化兵について、書かれていた。
【GM】 写真は、フルフェイスのヘルメットを被っており、顔はよく分からない。
【ヴィヴリオ】「V機関に黒色天使核を用いた、次世代完全機械化兵、『T−X』だ」
【行人】「新型ですか。…しかし、黒色天使核を使用とは…」
【ヴィヴリオ】 視線を落とし、呟くように「ああ………開発局が、『実験』で、作成したそうだ………だが……ひどく『不安定』でな……暴走、あるいは崩壊する可能性が、ある。」
【行人】「…ここが『実験部隊』である以上仕方の無い事なのでしょうが…危険物ばかりがどんどん増えていきますな」 苦笑しながら書類を読み終える。
【ヴィヴリオ】 溜息をつきつつ「危険物、か………確かに、そうかも知れん」
【ヴィヴリオ】「そうなった場合に備え、貴官には……T−Xの監視を命ずる。最悪の場合……“処理”しても、構わん……」 何処と無く、歯切れが悪い。
【行人】「…了解しました」 敬礼しながら。
【ヴィヴリオ】「用件は、以上だ。では、下がれ。フリーデン・イン・デア・ハント」
【行人】「フリーデン・イン・デア・ハント!」 処置、か。…嫌な任務だが、人任せにする訳にもいかんな…
【GM】 司令室を後にするキミ。
【GM】 その背中越しに、ヴィヴリオが溜息をつくのが聞こえた。
【GM】 シーン切ります
【GM】 シナリオダーザイン:【ヴィヴリオからの信頼】