【GM】 ■■■■■■ミドルフェイズ■■■■■■
【GM】 ■■■■■■シーン3/違和感■■■■■■
【GM】 シーンプレイヤーは宏美です。
【GM】 訓練の前に、病院に寄った二人。
【GM】 面会時間一杯まで粘ったが、憲一は、一向に、目を覚ます様子は無い……
【GM/セラピア】「憲ちゃん……」憲一の左手を握り、涙を浮べるセラピア。
【宏美】 セラピアちゃんの反対側で、憲ちゃんの、固く握り締められた右手を、両手でそっと包み込む。
【宏美】 (憲ちゃん、起きてよ、みんな、憲ちゃんのこと待ってるよ?あたし、憲ちゃんに謝らなきゃいけないんだよ……だから、お願いだよ……)
【宏美】 (ごめんね憲ちゃん、あたし、戦うの怖いって思った……。でも今は、また憲ちゃんと一緒に飛びたい……!)
【宏美】 こぼれそうになる涙を、ぐっと呑み込む。「セラピアちゃん……憲ちゃんは、ちゃんと目を覚ますよ……。あたしは、信じてる」
【宏美】「憲ちゃんは、こんなとこじゃ、絶対死なないって」
【GM/セラピア】「うん……そうだよね。あ……もう、時間なんだよ……」時計を見上げると、無情にも午後5時55分を指していた。
【宏美】「……遅れるわけにはいかないもんね。行こう」
【宏美】 最後に、憲ちゃんの頭をそっと撫でる。「……行ってくるね」
【GM】 後ろ髪を引かれる思いで病院を後にし、訓練へと赴く二人。
【GM】 戦闘シミュレーション装置を使用した、模擬戦闘。
【GM】 宏美とセラピアは、意外にも一度で、抜群のコンビネーションを見せる。
【GM/セラピア】「宏美ちゃん、反応速度凄いんだよ〜!凍ちゃんも負けないくらいだよ〜!?」無理してはしゃいでいるのもあるが、半ば興奮気味に。
【宏美】 思っていたより調子がよくて、自分でも驚いている。
【宏美】「う〜ん、さすがに凍ちゃんには敵わないんじゃないかなぁ?」ほんの少し、元気が出てきた。
【宏美】 (セラピアちゃん……ありがと……)
【GM/セラピア】「だけど……何か、引っ掛かるんだよ〜……。それが何か、って言われても、分かんないんだけど……」
【GM】 眉を顰めるセラピア。何か違和感があったらしい。
【宏美】「セラピアちゃん……?」
【宏美】 セラピアちゃんの勘がよく当たる、ってことは、実感として知ってる。だから……余計、不安。
【宏美】「違和感……何だか、気持ち悪いね」
【GM/セラピア】「理由、分かんないけど……これじゃ、不安なんだよ〜……」表情が曇る。
【宏美】 (……憲ちゃんに、何か悪いことが起きませんように……)それだけは、強く思う。
【GM】 そこに、サイレンが響き渡る。
【GM/オペレーター】「緊急事態(ノートシュタント)!瑞穂基地より距離2万に、エンジェルハイロゥ!総員、第一種戦闘配置!」
【GM/セラピア】「あちゃ〜……こんな時に出動なんて……でも、行かなきゃ……。行こ、宏美ちゃん。」
【宏美】 びくっと身を震わせる。恐怖が、後悔が、甦ってくる。
【宏美】 でも、頭を振り、不安を……振り払う。完全には、拭えないけど。
【宏美】「……行こう、セラピアちゃん」
【宏美】 (憲ちゃん……いってきます。今度は、ちゃんとセラピアちゃんを守ってみせる……だから、早く、起きて……)
【GM】 シーン切ります。
【GM】 ■■■■■■エモーション■■■■■■
【宏美】 ダーザインロールだけします。#42c4=30
【宏美】 パトス49 ロゴス101 アガペー512