【GM】■■■■■■ミドルフェイズ■■■■■■
【GM】■■■■■■シーン6/初陣■■■■■■
【GM】シーンプレイヤーは宏美と憲一。
【GM】統合司令室。ヴィヴリオがディスプレイを見ながら、作戦を指示する。
【GM/ヴィヴリオ】「遠野少尉並びに深月少尉、あの天使兵を食い止めてくれ。」
【憲一】「ヤー、オーバーストヴィヴリオ。どこまで出来るか、分かんないけど……全力を尽くして、遠野少尉をサポートします。」いつもの口癖が、少しだけ変わって。
【宏美】ヴィヴリオとディスプレイを交互に見ながら(初めての、実戦……話はたくさん聞いてきたけど、天使たちは、あんなにたくさんの軍勢で現れるんだ……。……やれるかな、戦えるかな、あたし。……ううん、やるんだ。戦うんだ。あいつらを倒す。憲ちゃんと一緒なら、戦える)
【宏美】緊張した、けど迷いを振り切った表情で「ヤー。任務を果たして……帰ってきます」
【GM/ヴィヴリオ】「急に、しかもこんな形で初陣になるが……頑張ってくれ。私からは、それしか言えない」苦い顔で言う。
【憲一】「初陣……そうですね。僕は、ナビゲーターとしては、この出撃が初陣になるんですね。」苦笑しつつ。
【憲一】「でも……遠野少尉となら、大丈夫だと、思います。……信じてる、から。」微笑みを浮かべ、答える。
【宏美】敬礼して、ブリーフィングルームを出る際に、ヴィヴリオの方を振り向く。
【宏美】「父の二の舞いにはなりません……憲ちゃんが、深月少尉が一緒なら、大丈夫です」ヴィヴリオの返事を待たずに、ドアを閉める。「行こっ、憲ちゃん!」
【憲一】「わわっ、宏美さん、ちょ、ちょっと待ってよ!し、失礼致しますっ!」こんな時でも敬礼は忘れず。
【GM/ヴィヴリオ】「全く……考え方だけでなく、せっかちなのまで父親譲りか……」去って行く二人を見送って。
【GM/ヴィヴリオ】「見ているか、遠野大尉?キミの娘は、あんなに逞しく育っているぞ……。ちと逞し過ぎる気も……しなくはないが。」そう言って、司令室で一人苦笑する。
【宏美】憲一の手を引いて格納庫へ。
【宏美】戦うことに迷いはない。でも……緊張は拭えない。憲一の手を握る自らの手に、どうしても力が入ってしまう。
【宏美】それでも、憲一に対して笑顔は忘れない。
【宏美】「憲ちゃん、何だか頼もしくなったね」さっきのヴィヴリオとの会話の時に、そう感じた。この子は、あたしを守ってくれる。だから……あたしも守る、彼のことを。
【宏美】「じゃ、まあいっちょ、生き残りましょうかねぇ」
【宏美】自然と口をついて出た言葉。同じ台詞を、セラピアが言ってたことは、知らない。
【憲一】(少し驚いた顔をして)「あ……セラピアお姉ちゃんも、同じ事、いつも言ってました……」そう言って微笑む。
【憲一】宏美と目が合い、顔を赤くして目を逸らす。
【宏美】「えっ!?そうなの?」(あはは……やっぱりあたしたち、似た者同士なんだなぁ……)くすりと笑う。
【GM】シュネルギアに乗り込む二人。
【憲一】「待ってて下さい、宏美さん……20秒で起動させます。」今までとは打って変わり、真剣な表情で。
【憲一】「僕の取り柄は……これぐらいだから」淡々と呟きつつ、素早く、且つ適格に、コンソールを操作し、次々と起動プロセスを終了させていく。
【憲一】「シュネルギア・ヤークト、起動完了」20秒ピッタリで起動を終わらせる。
【憲一】他の追随を許さぬ処理速度。これは、僕がギアドライバーの頃から、定評があった。
【憲一】自分でそれを認める事は、自惚れだと思ってたから、決して認めなかったけど……今、こうして、役に立ってる。
【宏美】憲一の処理速度の早さに舌を巻く。
【宏美】「……すごい、すごいよ憲ちゃん!セットアップ、早いし完璧だよ!」
【宏美】「憲ちゃんが捕捉してくれるなら……どんな目標も外さないよ。うん!絶対負けない、負ける気がしない!」
【憲一】「ざ、座標計算や弾道計算とか、面倒な事は、宏美さんは考えなくていいです。面倒な処理は……僕が全部引き受けるから。」宏美さんの言葉に照れながら。
【宏美】「……行くよ、憲ちゃん。シュネルギア9番機、アッブファールト!」
【憲一】「シュネルギア9番機ヤークト、アプファールト!」
【GM】二人の思いを乗せ、大いなる天使の狩り手が、大空へと羽ばたく―――。
【GM】シーン切ります
【GM】■■■■■■エモーション■■■■■■
【GM】次のシーンはクライマックスですので、ダーザインレベル5を解禁します。
【憲一】宏美さん、【憲一からの不安】を、【憲一からの信頼】に変えて下さい。
【宏美】はいな。ダーザインレベルを全て5に上げて、余った2枚でロール。#12c5=12
【宏美】パトス0 ロゴス93 アガペー265
【GM】以上ですね。では、クライマックスフェイズに入ります。