【GM】■■■■■■ミドルフェイズ■■■■■■

【GM】■■■■■■シーン3/邂逅■■■■■■

【GM】シーンプレイヤーは宏美と憲一両方。

【GM】翌日。宏美と憲一の二人は、ヴィヴリオに司令室まで呼び出される。

【GM】先に来ているのは宏美だ。

【GM/ヴィヴリオ】「まだ予定の時刻には早い。遠野…少尉、楽にしていていいぞ。」

【宏美】「……はい」

【GM/ヴィヴリオ】「昔からの知り合いの呼び方が急に変わるのも、何だか妙な気分だな。」そう言って苦笑する。

【宏美】「……確かに、不思議ですよね。ちっちゃい頃は、よく大佐の後ろくっついて歩いてて、お父さんに怒られたっけ」昔を懐かしんで、ほほ笑む。

【宏美】(……そう、ヴィヴリオ大佐は、あたしにとっては姉の様な、もう一人の母の様な人だ。年齢的には、もしかしたらおばあちゃん、なのかも知れないけど、とてもそうは見えないし。……冷徹だとか、そう言う人もいるけど、あたしは知ってる。この人の暖かさを……)

【宏美】「大佐……この戦い、いつ終わるんでしょうね。……ううん、終わりを待つんじゃなくて、あたしたちが終わらせる。そうですよね」

【GM/ヴィヴリオ】「そう……『終わりを待つのではなく、終わらせるんだ』キミのお父さんの口癖でもあったな……。その為の力が……シュネルギアさ」そう言って、ニヤリと笑う。

【GM】そこに、『コンコン』とドアをノックする音が。

【憲一】「深月憲一、参上しました」

【GM/ヴィヴリオ】「来たか……入れ」

【憲一】「失礼致します、深月憲一少尉、命令により参上しました」ガチガチに緊張しながら敬礼する。そして目の下には隈が出来てる。

【GM】/ヴィヴリオ(二人を交互に見て)「役者が揃った、な……。」

【宏美】ヴィヴリオの話を聞きながらつい、憲一くんの目の下の隈に目がいってしまう。

【憲一】睡眠不足と緊張とで、隣の人を見る余裕なんか、無い。

【宏美】(……きっと、全然眠れなかったんだろうな……セラピアちゃんの言い方だと、相当慕われてたみたいだし、コンビ解散は、この子にとってすごくショックだったろうな……)容易に想像が付く。そして、思う。(これは確かに、支えになってあげなくちゃ……)

【GM/ヴィヴリオ】「本日付を以て、遠野宏美少尉、深月憲一少尉を、シュネルギア・ヤークトの乗務員に命ずる。」

【憲一】「ヤー」力なく。

【宏美】「ヤーヴォール」ヴィヴリオの言葉に軽く答えて、憲一に右手を差し出す。

【宏美】「本日付で、あなたのパートナーになりました、遠野宏美です。よろしくね、深月少尉」一応上官の前なので、口調は少し堅苦しく。

【憲一】宏美の顔を見て、はっと息を飲み、一瞬硬直する。「きょ……京子、ちゃん……?」

【憲一】しかし、すぐに頭をぶんぶんと振り、否定する。

【憲一】「ご、ごめんなさい、遠野さん……。知ってる人に、そっくり、だったから……」

【宏美】「……ぅん?」違う名前で呼ばれ、一瞬キョトンとする。

【宏美】直後の憲一の謝罪に、気を悪くもせず「へぇ〜、そうなんだ?こんな顔が、もう一人いるんだね」とほほ笑む。

【宏美】宏美からすれば、場を、憲一を和ませようとして言った台詞。でも、自分にそっくりなその少女が亡くなっている事を、彼女は知らない。

【憲一】「深月、憲一です……。よ、よろしくお願いします……」そう言って、おずおずと右手を出し、少し引きつった、作り笑顔で握手する。

【宏美】「うん、よろしく!……一緒に、頑張ろうね」両手で、憲一の手を包む様に握る。

【宏美】守ってあげなきゃ、そう考えてるせいか、彼に向ける笑みは、自然と慈しむ様なものになっていた。

【GM】シーン切ります。

 

【GM】■■■■■■エモーション■■■■■■

【宏美】うむぅ、まだ【憲一からの慕情】は上がらないなー。【ヴィヴリオからの慈しみ】を新規から4レベルまで上昇。

【宏美】あと、【自己からの奮起】も取得。セラピアからも頼まれてるしね。それに何より……あんな寂しい目をした子をほっとけないし。

【宏美】4レベル6つでロール〜。#36c4=23

【宏美】パトス2 ロゴス66 アガペー524

 

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