【GM】 オープニング1 「紅き月」 シーンプレイヤー 健彦
【GM】 舞台:瑞穂市街地
【GM】 君とセラピアは至高亭での遅い夕食を食べて、暗い夜道を寮まで歩いている。
【健彦】「…遅くなっちゃったね…」
【GM/セラピア】「そうだね〜、でもエビチリ美味しかったから満足なんだよ〜」
【健彦】「本当に、至高亭は美味しいからね・・・僕の食べた五目おこげも満足できたけど」
【GM/セラピア】「それに訓練の後の食事は格別なんだよ〜」 幸せな顔で
【健彦】「ふふふっ、あれだけ訓練した後に、あそこまで食べれるのはセラピアさんくらいだよ」
【GM/セラピア】「ぷっぷくぷ〜!! それってどういう意味さ!!」 唇をとがらせる
【健彦】「あはははは、冗談だってば」 2〜3歩逃げるように先行する。
【GM/セラピア】「健彦ちゃんがいじわるだよ〜」 追いかけ、腕を組む
【健彦】「わっ、せ、セラピアさん?」 腕を組まれたので、その場で止まる
【GM】 ふと、涼しい風が吹く
【GM/セラピア】「いい風なんだよ〜。気持ちいいから、ちょっと遠回りして帰ろうよ」
【GM】 セラピアは上目遣いで君を見た
【健彦】「……そうだね」 一瞬、考えるが。上目遣いに負けた
【GM】 そうはいっても、電力事情を反映して街路灯は少なく、ちょっと暗い。
【GM】 だからこそ、星が綺麗に見える
【健彦】「…綺麗だ…」 ふと、言葉になる
【GM/セラピア】「星が綺麗な夜は〜遠回りして帰ろう〜なんだよ?」 変な踊りを舞う
【健彦】「本当は門限とかあるんだけどね」 踊る様子を見てくすりと笑う
【GM】 そんなちょっと、ご機嫌なセラピアは空を見上げて・・・、いきなり奇妙な踊りを止めた。
【GM】 中天には満月が昇っている、それは、赤黒く、血を連想させる色に輝いていた。
【健彦】「・・・・どうしたの?」
【GM/セラピア】「………気持ち悪い月だね、健彦ちゃん」 ぎゅっと健彦にしがみつく
【健彦】「あ……(見上げて) うん、赤い、月だね……」
【GM】 その時、二人は違和感を覚える。
【健彦】 健彦の手が、そっと、セラピアの頭を撫でようとした。
【健彦】「………?」
【GM】 驚くようにセラピアが声を上げる
【GM/セラピア】「!! あれ? 健彦ちゃん!! つ、月が2つもあるよ!!」
【GM】 セラピアが指を指した先には、白く輝く三日月が見えていた・・・
【健彦】「血のように。紅い月・・・・?」
【GM】 セラピアは不安げに君に寄り添う・・・
【GM/セラピア】「嫌な、予感がするんだよ」
【GM】 ここでシーンを切りたいと思います