今回予告 今までの働きを維馬篭に評価されて、鏡水(かがみず)にリゾートにやって来たシュネルギア部隊第二小隊。 そこで少年たちは、二人の謎の美少女に出会う。 キミ達は二人に興味を、そして好意を持たれる。 すわ、人生最大のモテ期到来か!? だが、敵の魔の手は、ここにも迫っていた。 結界を越えて侵入してくる、謎の不審船。 そして、第六の喇叭は吹き鳴らされる。 エンゼルギア天使大戦TRPG ショートキャンペーン『CHILDHOOD'S END』第1話 『TIME TO COUNT DOWN』 終末へのカウントダウンが、始まる。 ハンドアウト PC1:ギアドライバー/ナビ:セラピア 年齢は10代、性別は男性限定 慰安旅行で訪れた南国のリゾート地、鏡水で、キミは一人の少女と知り合った。 出会いのきっかけは最悪(原因はキミだが)で、キミは彼女に振り回されることになる。 彼女は嵐のように現れて、嵐のように去って行った。 あ、名前聞くの、忘れた……。 シナリオダーザイン【謎の美少女からの興味】 PC2:ギアドライバー/ナビ:トゥアレタ 年齢は10代、性別は男性限定 慰安旅行で訪れた南国のリゾート地、鏡水で、キミは一人の少女と知り合った。 出会いのきっかけは最悪で(原因はキミだが)で、キミは弁償する(させられる?)ことになる。 後から来た連れの少女と一緒に、彼女は去って行った。 しかしあの子、ずっと何か食べてるな…… シナリオダーザイン【謎の美少女からの興味】 PC3:オフィーツィア キミは、ヤシマ陸軍の維馬篭大将から、シュネルギア部隊を慰安旅行に連れて行くよう要請される。 今は合衆国の襲撃の可能性が低いから、という判断だそうだが……。 それと、キミは維馬篭大将の『娘』である、ほのかへのお土産を頼まれた。 もしかしたら、こっちの方が重要なミッションかも知れない。 もし気に入ってもらえなかったら……うん、考えない方がいいな。 維馬篭大将が何を考えているかは分からないが、とりあえず慰安旅行を楽しむことにしよう。 シナリオダーザイン【維馬篭代胤からの有為】 ヤシマ陸軍からの出向組である。八坂機関所属である必要はない。 また、アクシアとは軍の垣根を越えた友人である。 PC4:ソルジャー キミは、シュネルギア部隊の護衛を務めている。 今回の南国リゾートへの慰安旅行でもそれは変わらず、同行することとなった。 それに、同僚であり友人でもあるアクシアも、引率者として同行するそうだ。 あとヴィヴリオ大佐から、お土産を頼まれた。何買ってけば喜ぶんだ、あの人……。 アクシアに聞いて、一緒に選ぼうかな…… シナリオダーザイン【ヴィヴリオからの労い】 ギアドライバー部隊の護衛を務めている。 また、アクシアとは友人である。 ※本キャンペーン中における凍、伊音の扱いについて 帝都奪還作戦においてアバドン討滅後、八門結界が再構築されるまで帝都の防衛に就く。 48時間攻防戦にて合流、ともに戦闘を行う。 その後、天使十字軍第七艦隊との決戦に入り、騎士級天使兵との戦闘はセラピア・トゥアレタ組が担当する、という形となり、本キャンペーンのシナリオ中には登場しない。 オープニングフェイズ シーン1 シーンプレイヤーはPC1 謎の美少女との会話 ???「なあ、どのスカートが俺に似合うと思う?」 どうしてこうなった……? キミはセラピアと話に夢中になっていて、アイスを持った少女にぶつかった。 少女がアイスを落とし、弾みで少女のズボンが汚れる ???「おい、何すんだよ!」 ???「ズボンを汚したんだから、キッチリ詫びてもらわねえとな。とりあえず、俺に付き合えよ」 セラピア「ねえ、ちょっと強引じゃないかなあ?」 ???「あぁ?なんだぁ?嫌とは言わせねえぞ?」 セラピア「はい、ごめんなさい……」 そして今に至る。 少女の買い物が終わった。 別に奢らさせられずに自分で購入した為、単に見立ててくれる人が欲しかっただけなのかも? ???「ふー、買った買った。あ、やべ!あいつのこと、完全に忘れてた!」 ???「じゃあな。あ、これ、俺の携帯の番号な。また会おうぜ!」 セラピア「行っちゃった……何か、すごい勢いの子だったね……」 あ、名前、聞き忘れたな…… シナリオダーザイン【謎の美少女からの興味】 シーン2 シーンプレイヤーはPC2 謎の美少女との会話 キミはアイスを持った少女にぶつかって、少女がアイスを落とす。 辛うじて彼女の服は汚れなかったが、少女はがっかりした様子で、足元に落ちたアイスを見ている。 ???「アイス……」 アイスを買い直す、と言うとぱあ、と顔を綻ばせて「……やったぁ」 トゥアレタ「鼻の下伸びてるわよ。もう、わたしが傍にいるのに……」 ???「アイス、美味しい……」 少女はとても嬉しそうな顔で、アイスを頬張る。 何か小動物を見てる気分だ。 もっとも、小動物というにはスタイルが良すぎるが…… ???「あ、クレープ、美味しそう……」 これにリアクションを貰ったら、下記の描写を読み上げる。 ???「お、いたいた。どこ行ってたんだよ」 ???「あんたら、こいつの面倒見てくれてたんだ?サンキュ」 ???「……先にどっか行ったの、そっち」 ???「あー……悪かったよ、目離して、勝手に行ったの、確かに俺だ」 ???「買い物までして……わたしのこと、完全に忘れてる」 ???「悪かったって。何か奢ってやるから」 ???「うん。なら、許す」 ???「相変わらず現金な奴だな……じゃ、こいつ連れてくから」 ???「……またね」 ???「ねえ、クレープ、食べたい……」 ???「しょうがねえなあ……」 あの子、何となく凍に似てた気がするなあ。口調といい、髪の色といい…… (この描写は凍のクローンなのでは、と思わせるフェイク) シナリオダーザイン【謎の美少女からの興味】 シーン3 シーンプレイヤーはPC3 維馬篭からギアドライバー達を慰安旅行に連れて行くよう要請される 維馬篭「鏡水(現実では沖縄)のリゾートへ、ギアドライバー達を慰安旅行に連れて行ってあげて下さい」 維馬篭「ここまでの彼らの働きは、私の予想よりも良いですからね。飴と鞭……人は、どちらかだけでは動きません。正当な評価をし、それに対する対価を与えなければ」 維馬篭「帝都の奪還に成功し、合衆国の攻撃が減っている今なら、大丈夫でしょう。合衆国が本腰を入れるのは、結界の再構築が始まる頃でしょうね」 ※維馬篭は合衆国軍の内通者から、合衆国の作戦をある程度聞いている。だから、今は大丈夫だと知っているのだ。 維馬篭「では、引率よろしくお願いしますね。ああ、あと、ほのかにお土産をお願いします」 ほのか「うん、カッコいいキーホルダーとかがいいな!」 ほのかという少女は、維馬篭大将の『娘』だ。 血の繋がりはなかった筈、だが……あまり詮索するのは、止めておこう。命がいくつあっても、足らない気がする。 シナリオダーザイン【維馬篭代胤からの信頼】 シーン4 シーンプレイヤーはPC4 ヴィヴリオ、アクシアと会話 ヴィヴリオ「特別休暇、か。たまには、いいだろう。戦力はちゃんと残っているしな。我々のような大人はともかく、子供達には息抜きが必要だ。……ここまで、戦いの連続だったからな。」 ヴィヴリオ「維馬篭からの招待、というのがちと気になるが……。折角の招待を無下にする訳にもいかんしな」 ヴィヴリオ「帝都の防衛に就いている者達には、また後日、特別休暇を与えるとしよう」 ヴィヴリオ「そうだ、アクシア。お前も一緒に行って来い。たまにはお前も、息抜きして来い」 アクシア「いいんですか、大佐?」 ヴィヴリオ「お前だって、息抜きは必要だろう?」 アクシア「……じゃあ、お言葉に甘えまして。行って参ります、大佐」 ヴィヴリオ「一応、子供たちの引率、という体でな。羽目は外し過ぎんように」 アクシア「はーい」 ヴィヴリオ「私が基地を離れる訳にはいかんので、私は留守番だ。……正直なところ、ちょっと羨ましい。ああ、お土産は頼んだぞ」 やれやれ、リゾート地でも子供達のお守りか。 それに……大佐にお土産忘れると拗ねそうだな……アクシアも結構抜けてるところあるし……責任重大だな、これは。 シナリオダーザイン【ヴィヴリオからの労い】 ミドルフェイズ シーン1 シーンプレイヤーはPC4、全員登場 宿泊するホテルに着いて、各自部屋に荷物を置き、自由行動、という話になる。 ギアドライバー2人が同室、ナビゲーター2人が同室、PC3とPC4、そしてアクシアはそれぞれ個室、という割り振りとする。 アクシア「あなた達荷物置いたら、自由行動だからね。携帯と財布だけは、忘れないように!」 ナビ二人の部屋。 トゥアレタ「わぁ……海がすごい近い……ねね、セラピア、窓の外、全部海だよ!」 セラピアはベッドにぼふんと倒れ込み「おお……寮のベッドよりもふかふか……ぐぅ」 トゥアレタ「セラピア、荷物置いたら集合でしょ!寝ちゃダメ!」 セラピア「トゥアレタちゃんも、ベッドの魔力に恐れおののくと良いんだよ……」 トゥアレタ「じゃあ、ちょっとだけ……ってダメダメ、起きてー!」 そして自由行動で街に繰り出したPC1とセラピア、PC2とトゥアレタは、オープニングの場面につながっていく。 会話を終えたらシーンを終了する。 シーン2 シーンプレイヤーはPC3、全員登場 翌日の昼。浜辺で、バーベキューをすることになった。 《みんなでお弁当》を使用する。 GMが【聖霊】10、〈芸事〉3で判定する。これはロゴスによる技能ブースト不可。 成功数の分、アガペーを低下させる。 セラピア「燦燦と輝く太陽!そしてこんがりと焼けた肉!これにお酒でもあれば最高だねぇ〜」 アクシア「こら、セラピア。未成年は飲酒禁止よ」 セラピア「冗談だよぅ〜。トゥアレタちゃんも、野菜ばっかり食べてないでお肉食べなよ〜。美味しいよ〜」 トゥアレタ「ちゃんと食べてるわよ。セラピアこそ、お肉ばっかり食べてないで、野菜も食べなさい」 会話を終えたらシーンを終了する。 シーン3 シーンプレイヤーはPC1、PC2自動登場、PC3とPC4は登場不可 お待ちかねの海水浴。 ※セラピアとトゥアレタは、互いに日焼け止め塗ったりして出遅れた。 ???「お、奇遇じゃん、お前らも海水浴?なあ、あの沖の岩まで競争しねえ?」 ???「……わたしは、砂浜でお城、作る。手伝って?」 セラピア「あれ?PC1ちゃん、どっか行っちゃった……」 トゥアレタ「PC2、PC1どこ行ったか知らない?」 ???「……あっち」 かき氷を食べながら、沖の方を指差す トゥアレタ「あ、あなた、昨日のアイスの子……」 ???「……その節は、どうも」 一方、沖の岩。 ???「ふぅ……やるじゃん、お前」 ???「うん、気に入った!お前のこと、好きだ!」 ???「あ?出会いは、確かにあんまりいい印象ねぇけど、好きになるのに時間は関係ねぇだろ?ゆっくり育むのも、一目惚れも、好きって気持ちに優劣は無ぇぜ?」 スピーカーで、花火大会が明日の夜開かれる、と放送がある。 ???「へぇ……なあ、明日の夜って空いてるか?花火大会あるんだけど、一緒に行かねえ?」 ???「……明日の夜、空いてますか。……一緒に、花火見て、焼きそばとか、たこ焼き、食べたい」 →名前を明かしたら、ダーザイン名も書き換える ここではあえて自分からは名乗らず、名前を聞き出させても面白いかも 会話を終えたらシーンを終了する。 シーン終了後、シナリオダーザインの感情を二人とも【好意】に変更する。 GMからの指定の為、パトスは不要である。 シーン4 シーンプレイヤーはPC3とPC4、PC1とPC2は登場不可 夜、誰かの部屋に集まってお酒を飲む アクシア「……こうやって、3人で飲むのも久しぶりね」 アクシア「普段は立場とか、子供たちの手前とか……色々あるけど、今日はそれを忘れて、一緒に飲みましょ」 アクシア「……また、一緒に飲みたいわね。次回は、合衆国に勝って、勝利の美酒、と洒落込んで、かしら?」 アクシア「……それまで、生きていられたら、の話だけどね。アタシ、シュネルギア乗るの止められてるから。次乗ったら、命の保証はない、って」 アクシア「でも、それで子供たちの、みんなの命が守れるのなら、アタシは乗るわ」 アクシア「あー、折角の飲みに、湿っぽい話しちゃってゴメンね」 会話を終えたらシーンを終了する。 シーン5 シーンプレイヤーはPC2、PC1自動登場、PC3とPC4は登場不可 外に散歩に出た四人。砂浜で、夜空を見上げている。 セラピア「キレイな夜空だね〜。それに、見える星座も全然違うんだよ」 トゥアレタ「星、こんなにゆっくり見るなんて、久しぶり?もしかしたら、初めてかも?」 トゥアレタ「何だか、夢みたいな光景。……あれ?涙、出て来た……ぐすっ、止まんない……」 トゥアレタは涙声で「何かの歌で、夢みたいに綺麗で泣けちゃうな、ってあるけど……ホントだね」 気付けば、セラピアも涙を流していた。 セラピア「あはは、ちょっとボクも当てられて、おセンチな気分になっちゃったのかもね。人前で泣くなんて、久しぶりなんだよ。……桂ちゃんを撃った時、以来かな……」 セラピア「あ、そうだ。ねえPC1ちゃん、明日の夜の花火大会、一緒に行かない?」 トゥアレタ「あ……ね、ねえ、PC2……明日の夜、花火大会があるんだけど……一緒に、行きたいんだけど……どう、かな?」 会話を終えたらシーンを終了する。 ※ここまで日常パート シーン6 マスターシーン リーチェとミカエラがどこかから命令を受ける リーチェ「マジかよ……。遊びの時間は終わり、って奴か……」 ミカエラはサンドイッチをもぐもぐ食べながら「そうなんだ……がっかり」 リーチェ「クソッ、しかもよりによって、あいつらがシュネルギアに乗ってたのかよ……」 ミカエラ「そう、なんだ……じゃあ、謀らずとも、わたし達は、標的に接触してた……ってコト?」 リーチェ「そうなるな……マジか……」 会話を終えたらシーンを終了する。 シーン7 シーンプレイヤーはPC3、全員登場 ヴィヴリオから命令を受ける ヴィヴリオ「休暇中、すまない。だが、事は急を要する」 ヴィヴリオ「所属不明の不審船が、結界を抜けてそちらに向かっている、という報告が入っている」 ヴィヴリオ「注意しろ。もしかしたら、天使が出現する可能性もある。今、ホルテンをそちらに向かわせている」 会話を終えたらシーンを終了する。 シーン8 シーンプレイヤーはPC4、全員登場 ・花火大会当日、リーチェとミカエラが正体を明かし、開戦を告げる ホルテンが到着し、搭乗しようとするキミ達の前に、リーチェとミカエラが現れる。 ???「俺は合衆国第四海兵隊所属の特務中尉、リーチェ」 ???「……わたしも同じく、合衆国第四海兵隊の特務少尉、ミカエラ」 リーチェ「つまり、俺とミカエラは、お前達の敵だ。……敵同士として、会いたくなかったぜ。自分で言うのもハズいけど、お前に一目惚れしたからさ」 リーチェ「でも、これは戦争だからよ、仕方ないんだ。どっちかが生き残り、どっちかが死ぬ。そういうもんだろ?……ミカエラ、俺ばっか喋ってないで、お前も何か言えよ」 ミカエラ「……PC2、アイス、ごちそうさま。……花火、一緒に見たかった」 リーチェ「……それは、俺も同感だな」 リーチェ「まあ、お決まりの台詞、言っとくか。PC1、俺と一緒に来ないか?」 ミカエラ「……PC2も、来てくれる?」 セラピア「PC1ちゃんは渡さないよっ!」 トゥアレタ「こっちも、PC2は渡さない!」 リーチェはセラピアとトゥアレタの足元に発砲し「俺は本人の意思を聞いてんだよ。外野はとやかく言うなっつの」 ミカエラ「……そうだよね……しゅん」 リーチェ「じゃ、気を取り直して。戦ろうぜ(やろうぜ)。こっからは、命(タマ)の取り合いだ」 会話を終えたらシーンを終了する。 クライマックスフェイズ シーン1 シーンプレイヤーはPC1、全員登場 リーチェ「やろうぜ、とは言ったものの。まだ俺達には、やらなきゃならないことがある、ここで足踏みしてる訳にゃいかねぇんだ。こいつらと戦っててくれ」 リーチェ「まあ、時間稼ぎくらいにしかなんねぇとは思うけど。でも、その稼いでもらった時間が重要なんだ」 ミカエラ「……ばいばい。またね」 天使力戦艦相当の天使力潜水艦、及びフーファイターと戦闘 天使力潜水艦 ← 500m → フーファイター×3 ← 1000m → PC エンディングフェイズ シーン1 シーンプレイヤーはPC4 ヴィヴリオと会話 ヴィヴリオ「彼女らは何者なのか……。第四海兵隊、というのは私も初耳だ」 ヴィヴリオ「二人の少女もラルフの隠し玉なのだろうが、如何せん手がかりが足りなすぎる」 ヴィヴリオ「それに鏡水の結界は健在で、海中からでも抜けられない筈なんだが。結界を破壊せずに抜けてきた、となると……陰形の術に長けているか、あるいは……考えたくないのだが、結界が意味のないレベルのエーテル強度を持っているか……前者であることを祈りたい」 ヴィヴリオ「これまでもスパイがギアドライバー達に接触しようとしたことはあったが、直接口説き落とそうとしたのはほとんど例が無い。合衆国の出方に、これまで以上に注意せねばならん」 シーン2 シーンプレイヤーはPC3 維馬篭に報告する 茶室。維馬篭の隣には、ほのかがちょこんと座っている。 維馬篭「……報告は受け取りました。合衆国第四海兵隊、聞いたことがありませんね」 維馬篭「どのような部隊なのか……ドライクロイツでも調査すると思いますが、こちらでも調査を進めておきます」 維馬篭「そう言えば、慰安旅行自体は、楽しめましたか?まあ、最後で台無しになったかも知れませんが……」 ほのか「そうだ、PC3さん、お土産ありがとー!」 維馬篭「良かったですね、ほのか」 ほのか「見て見てお父さん、カッコいいでしょこれ!」(キーホルダーをもらった、という前提での描写) 維馬篭「……PC3くん。いい、センスです」 ……この人、こんなキャラだったっけか…… シーン3 シーンプレイヤーはPC2 トゥアレタとミカエラについて話す トゥアレタ「ミカエラって子のこと、気になる?ちょっと変わった子だったけど……」 トゥアレタ「まあそうよねー、明らかに、あなたに気がある素振りだったものね。モテる男はつらいわねー」 明らかにヤキモチを妬いている。 トゥアレタ「それはともかく……同じくらいの歳の子が敵って、分かるけど、分かりたくないな……」 トゥアレタ「戦争って、やだね……。わたしは、戦うのあんまり好きじゃない。命令だから、そうしないと居場所が無いから、戦ってるだけ」 トゥアレタ「あんまり言っちゃ、マズいんだけどね。ここにはあなたしかいないから、いいかな……」 シーン4 シーンプレイヤーはPC1 セラピアと花火を見る セラピア「たーまやー♪花火、奇麗だね〜」 セラピア「あの子……チエちゃんと一緒に見たかった?」 セラピア「悪い子じゃない気はするんだけどね……。でも敵同士、だから……」 セラピア「それとも、敵の美少女との悲恋に酔いしれる?よよよ、ボクというものがありながら……ぬぅ、正に恋敵……」 セラピア「ただ、注意するに越したことはないと思うんだよ。あの子、明らかにキミに好意を持ってた。今後、何らかの形で、キミに接触してくるのは間違いない。……その時、キミはどうするの……?」 シーン5 マスターシーン 維馬篭「ほのか」 ほのか「なあに、お父さん?」 維馬篭「そろそろ、貴女の出番の様です」 ほのか「はーい!お父さんの為に、わたし頑張るよ!」 維馬篭「……いい子だ、ほのか」ほのかの頭を撫でる ほのか「えへへー」にぱー。 あとがき ショートキャンペーン『CHILDHOOD'S END』 第一話『TIME TO COUNT DOWN』 第二話『HUMAN SYSTEM』 第三話『RHYTHM RED BEAT BLACK』 第四話『CHILDHOOD'S END』 この4本のショートキャンペーンシナリオは、セラさんから『プロットを交換してシナリオを書いてみよう』という試みを提案されて作ったシナリオです。 こちらからも2本ほどプロットを投げてみました。 シナリオタイトルはTMネットワークの曲名から取っています。 送られてきたプロットは騎士級天使兵の登場するキャンペーン向けのプロットで、第一話はしっかり書いてあったんですが、実質的に第二話は1行、第三話は6行、第四話は2行(一部重複あり)でシナリオを書いて、と無茶振りを投げられましたwww やってやろうじゃねぇかこのヤロウ、の精神で挑戦しましたよ、ええwww まあセラさんも、俺なら出来るだろうと信頼して(ここ重要)の無茶振りなので。 いやあ、いい刺激だった。ちょっと夏場スランプだったのですが、脱却出来ましたよ。 そして今年作ったシナリオが29本になりました。何言ってるかよくワカラナイネー。出来ればあと1本書きたいねえ。