今回予告 ――これは、神に捧げられし魂 ――これは、力を求める乾いた魂 キミの幼馴染であり、ライバルだった衛国理人。 人造救世主の力を得た彼は合衆国軍を率い、キミ達と対峙する。 ――救世主 ――マスケンヴァル計画 ――メサイア・プロイェクト ――二人の救世主候補 ――救世主のパートナー いつしか食い違った、運命の歯車。 否、そうなるように仕向けられたのだ。 ……これは、一人の少年がエゴに呑まれ、堕ちていく物語。 エンゼルギア天使大戦TRPG 最終回 『Messiah complex』 友よ。 キミは何故、悪魔に魂を売ったのか。 ハンドアウト PC1:ギアドライバー/ナビ:トゥアレタ、性別は男性限定 キミと衛国理人は幼馴染で、ライバルだ。 そして6年前、あの幼年学校に通っていて、集団天使化事件に巻き込まれて、生き残った者同士でもある。 だからキミと理人の二人とも、トゥアレタと幼馴染ということになる。 キミと理人は、何かにつけて競い合ってきた。 学校の成績も、ギアドライバーとしての腕も、トゥアレタの隣に相応しいのがどちらであるか、も。 だが理人は、PC1への劣等感や、トゥアレタの心が自分の方を向いていないことに気付き、苦悩し、嫉妬し、挙句の果てにラルフの甘言に乗って、キミ達と袂を分かった。 そして遂に、理人と決着を付ける日が来たのだ。 シナリオダーザイン【衛国理人からの競争心】 PCの使命『理人と決着をつける』 PC2:ホムンクルス、性別は女性限定 キミはPC1とトゥアレタの護衛役であり……今では敵となった衛国理人に、想いを寄せている。 そしてキミには、6年前の集団天使化事件の被害者の一人である少女の天使核が使用されている。 理人への恋心が、自分自身のものなのか、天使核のものなのか。 そんな事はどうでもいい。 大事なのは、『キミが彼を好きだ』という事実。 キミにはいくつもの選択肢がある。 愛する理人を救うのも、ドライクロイツを離反して理人につくのも、それとも彼を自分の手で終わらせるのも、全て自由だ。 愛は時に、人を狂わせるのだから。 シナリオダーザイン【衛国理人からの仲間意識】 PCの使命『理人への想いに決着をつける』 ※オーギュメント《ベニヤミン》の取得を必須とする。 自動的にクラスはホムンクルス/ホムンクルスとなるので注意。 PC2は、PC自身がヒロインとなる立ち位置になる。 もしかしたら、あなたはPC側でなく理人側につく、という選択をするかも知れない。 その時は落としどころをPL間で相談して、プレイに臨んでほしい。 PC3:ソルジャー キミはシュネルギアの護衛を務める飛行隊の隊長であり、同時にPC1と理人、トゥアレタの指導教官でもある。 そしてこの現状を、最も憂いている人物でもある。 いくら戦争とは不条理なものだとは言え、仲の良かった3人が戦わなければならないのは、理不尽過ぎる。 それに、理人がいなくなってからのPC2の様子もおかしい。 何か思い詰めているような、そんな気がする。 全く、どこもかしこも問題が山積みだ。 だが、愚痴をこぼしている暇はない。 戦争で嘆き悲しむ、戦う為の牙を持たない人々がいる。 その人々の為に、戦争を終わらせなければならない。 それが、戦士であるキミに課せられた使命なのだから。 シナリオダーザイン【牙持たぬ人々からの願い】 PCの使命『この戦いを終わらせる』 PC4:ウィザード キミは、瑞穂基地で天使力兵器の開発・研究を行う技術者であり……そして『メサイア・プロイェクト』の『観測者』だ。 『メサイア・プロイェクト』とは、真の救世主をヴリルソサエティの手によって作り出す計画であり、キミは計画の実行と進捗の記録を命じられている。 キミは、シュネルギア、及びシュネルギアに用いられている新型V機関の開発・設計に協力し、また二人の救世主候補、そして救世主のパートナーの三人の成長を、ずっと見守ってきた。 だからドライクロイツ、そしてヴィヴリオにとってキミは欠くことの出来ない重要人物であり、ヴィヴリオの目的を知る共犯者でもある。 とは言え、計画は最終段階だ。今日、真の救世主が生まれる。 そうすれば、キミもようやく、この任務から解放されるというものだ。 シナリオダーザイン【ヴィヴリオからの共犯者】 PCの使命『この戦いの行く末を見届ける』 PC4は黒幕(ヴリルソサエティの総帥等)でも良いが、PLは協力してプレイに参加すること。 PC4は今回予告に書かれた項目(内容は全て注釈に記述)を、全て把握している。 また、黙示録の内容(エンドレスサマー214〜217頁の補遺:黙示録)を全て把握していてもよい。 <諸注意> 本シナリオは理人との最終決戦から始まり、そこから理人との出会いまで遡ってから時系列通りに進み、クライマックスである最終決戦に再度到達する構成となる。 本シナリオはPC間の対立を前提とするものではないが、PL間で落としどころを話し合い、全員が楽しめるならば、PC間対立をしても構わない。 何も言わずに対立するのはダメ、絶対。 本シナリオはPCにそれぞれ、個別の使命がある。 その使命を達成した場合、経験点の発行において『素晴らしい活躍をした』に+5点すること。 本シナリオにおいて福音フェイズは、PCの選択によっては発生しないし、また必須ではない。 本シナリオの経験点は100点以上を想定している。 オーギュメントは《ベニヤミン》必須、推奨《ナヘル》。 《ルベン》はクライマックスに権能及び災厄を使用するエネミーがいない為、使い途がない。 また、本シナリオはエンドレスサマーのネタバレを大いに含む。 それを拒否する場合は、注釈を読む前にここで回れ右すること。 PC1〜PC3がトゥアレタの真実を知ったのは、理人が合衆国に走った後になる。 PC4については、全てを知っていたが隠していた、としても良い。 衛国理人(えこく・りひと) PC1、トゥアレタ、(PC2)と共に、6年前に幼年学校に通っていた、幼馴染。 PC1と同じくギアドライバーとして選ばれ、トゥアレタは二人のナビゲーターを兼任していた。 一人称:僕 二人称:君、PC1に対してのみお前 基本的には物腰の丁寧な少年だが、PC1に対しては競争心を剥き出しにし、トゥアレタへの好意は周囲の誰もが知る所だが、悲しいかな、あまり相手にされていない。 注釈: 『救世主』 千年おきに現れるという、神との“契約”を交わし、世界の在り方を変える者。 しかし千年前、救世主は現れなかった。 『マスケンヴァル計画』 救世主にしか扱えない黒い巨石(シュバルツ・メガグレイス)の力を引き出す資格を持った人間を、人造的に生み出す計画。 又の名を――『人造救世主計画』。 60年前、統一帝国北部辺境ノルトラントの地にて、アラフニ・ナタンゾーンによって実行された。 結果生み出されたのが、現合衆国法王ラルフ・マスケンヴァル。 『メサイア・プロイェクト』 救世主が現れず、人造救世主であるラルフに世界を完全支配されることを危惧したヴリルソサエティは、自らの手で『救世主』を生み出す計画を立案。 その計画はヤシマ=統一帝国共同で実行に移された。 『二人の救世主候補』 救世主候補は二人準備された。 一人はPC1、そしてもう一人は衛国理人である。 『救世主のパートナー』 救世主の魂を埋める半身。 二人が絆で結ばれることによって、救世主は真に完成する。 オープニングフェイズ シーン1 シーンプレイヤーはPC1、全員登場 理人と最終決戦の幕開け 理人の台詞に全員が返したら、描写を読み上げシーンを終了する 8月31日。 マンハッタン上空で、ヤシマ=統一帝国軍と合衆国軍が、一触即発の状態にある。 合衆国軍を率いるのは、かつての仲間である……衛国理人。 理人「さあ、決めようか。どちらが、真の救世主に相応しいかを」 理人「僕は、力を手に入れた!もう絶対に、負けない!」 PC1と共に、ギアドライバーとして、そして救世主候補として切磋琢磨した、親友であり、ライバルでもあった理人。 合衆国ならば、居場所を、PC1を超える力を与える、という甘言に乗ってしまったからだ。 そうすれば、トゥアレタが自分を見てくれる、と信じて。 そして、時は遡る。 シーン2 シーンプレイヤーはPC1 PC1と理人との出会い、理人との勝負のシーン 理人からライバルだと言われ、PC1が返答したらシーンを終了する それは、7年前に遡る。 とある、幼年学校。 新入生、一年生のクラスで、席が隣同士になったPC1と理人。 理人「ねえキミ、何て名前なんだい?」 理人「PC1くんかあ、いい名前だね。僕は衛国理人、って言うんだ」 理人「後ろの席は、クレーリオンさん」 トゥアレタ「こ、こんにちは、トゥアレタ・クレーリオンって、言います」 恥ずかしそうに、ぺこりと頭を下げるトゥアレタ。 理人「ねえ、折角だし、友達になろうよ。クレーリオンさんも、一緒に」 トゥアレタ「よ、よろしくお願いします」 キミ達の付き合いは、そこからだ。 6年前、幼年学校での集団天使化事件でトゥアレタとは離ればなれになったが、生き残ったキミと理人は一緒に、ヤシマ=統一帝国共同運営の実験施設に引き取られ、来たるべき日の為に訓練を積んで来た。 キミ達は常に競い合ってきた。 学校の成績も、ギアドライバーとしての腕も。 半年前、瑞穂基地に配属された時、キミ達はトゥアレタと運命の再会を交わす。 それからは、トゥアレタの心をどちらが射止めるのか、という勝負も始まった。 理人「くそっ、また負けた……。最近、全然勝てないな……」 理人「だからと言って、諦めてたまるか。よし、もっぺん勝負だ。僕が勝つまで、止めないからな!」 トゥアレタ「理人くん、その辺にしたら?勝負始めてから、もう3時間になるわよ?」 そう言って、キミと理人にタオルとスポーツドリンクを手渡す。 理人「ありがとう、クレーリオンさん。いいかPC1、僕はまだ負けを認めないからな!」 トゥアレタ「ホント、理人くんはPC1との勝負となると、目の色が変わるんだから」 理人「……まあね。PC1は、僕のライバルだからさ」 それなのに、何故。 友よ、キミは何故、悪魔に魂を売ったのか。 シナリオダーザイン【衛国理人からの競争心】 シーン3 シーンプレイヤーはPC2 理人とPC2の出逢いのシーン ヴィヴリオからの命令を受けたらシーンを終了する 99年7月頭。 シュネルギア部隊に配属されたキミ。 キミを前に、所属人員の自己紹介が始まった。 そして。 理人「衛国理人です。よろしくお願いします」 理人と目と目が逢った瞬間、キミに電撃が走った。 否、思い出したのだ。 キミが、誰だったのかを。 天使核の元の持ち主の記憶を。 ヴィヴリオ「どうした、PC2。具合でも悪いのか?」 ヴィヴリオ「……そうか。ミーティング終了後、茜のところに行くように」 ヴィヴリオ「恐らくお前の悩みは、中島班長では手に負えん。よく茜と悩みを相談するようにな」 ヴィヴリオは、自分の悩みに気付いているようだが……答えは、自分で出せということだろうか。 シナリオダーザイン【衛国理人からの仲間意識】 シーン4 シーンプレイヤーはPC3 部下と格納庫で会話 ビックスからの問い掛けに応えたらシーンを終了する キミはシュネルギアの護衛を務める飛行隊の隊長であり、同時にPC1と理人、トゥアレタの指導教官でもある。 今日の出撃を終え、帰還した飛行隊。 戦闘機から降りたキミを、部下のビックスとウェッジが出迎える。 部下その2:ビックス「お疲れ様です、隊長」 部下その1:ウェッジ「今日は大変だったっすね、シュネルギアなかなか発進しなくて」 ビックス「PC1少尉と衛国少尉、どっちが出撃するか揉めて、結局クレーリオン少尉が怒ってようやく、ですからね」 ウェッジ「あの3人、仲が良いんだか悪いんだか。つーか……理人っち、トゥアレタちゃん好きなのバレバレなんだよな……。だから余計、PC1と張り合ってんだろうけど」 ビックス「まあ、年頃だからな。後ろに美少女乗せて一緒に戦ってたら、意識しない方が無理だろうよ」 ウェッジ「あー、俺もそんな青春、送りたかったなー……」 ビックス「それについては、全面的に同意する。ウラヤマシイナァ」 ウェッジ「なー。あー、俺も彼女欲しいなー……」 ビックス「そう言えば。PC2が衛国少尉を見る視線、妙に熱っぽい気がするんだが……こちらも、恋を知るお年頃、といったところか」 ウェッジ「そうなん?ちょっと気付かなかったなー……オメー、よく見てんなぁ」 ビックス「観察眼なら任せてくれ」 ※余談:彼(その2)はソルジャー/ウィザードであり、《アナライズ》を取得している。その1はソルジャー/ツィヴィール。 ウェッジ「しっかし……完全機械化兵も恋をするもんなんかねぇ?」 ビックス「稀薄とは言え、彼女達だって感情を持っているんだ。感情があるなら、大事な人が出来たって、別に不思議じゃなかろうよ」 ウェッジ「ま、俺らは、あの子達が自由に恋愛出来る世界を作んなきゃ、っすね」 ビックス「彼らだけじゃない。俺達も含め、人々が平和に暮らせる世界を実現させる為に、戦争を終わらせるのが俺達に課せられた使命だ。ですよね、隊長?」 シナリオダーザイン【牙持たぬ人々からの願い】 シーン5 シーンプレイヤーはPC4 最初に描写を読み上げ、その後にヴィヴリオとの会話になる ヴィヴリオがぼやいたらシーンを終了する およそ15年前、四十年戦役末期。キミはヴィヴリオと共にヤシマに渡った。 その後、彼女と共にG3兵器開発局にてシュネルギア、及び新型V機関の開発に携わり、ヴィヴリオは実験機の完成と共に第13実験部隊“ドライクロイツ”を発足。 彼女は司令官として瑞穂基地に赴任し、キミはその傘下に加わった。 そして同時に、キミは『メサイア・プロイェクト』の『観測者』でもある。 シュネルギアの開発もそうだが、二人の救世主候補、そして救世主のパートナーの三人の成長を見守ることが、ヴリルソサエティから与えられた役割だ。 ヴィヴリオの執務室。 ヴィヴリオ「『観測者』PC4。メサイア・プロイェクトはまた新たな段階へと到達した」 ヴィヴリオ「PC1と衛国理人がギアドライバーとして選ばれ……二人がトゥアレタのメインギアドライバーの座、そしてトゥアレタの心をどちらが射止めるのか、相争う段階となった」 ヴィヴリオ「だが皮肉なことに、トゥアレタ自身の心はとうの昔に決まっている。だからPC1には、何としても勝ってもらわなければならん」 ヴィヴリオ「救世主のパートナーであるトゥアレタと絆を結ぶことも、真の救世主となる為の条件の一つだからな」 ヴィヴリオ「しかし、計画の一環とは言え……何故我々は子供達の恋愛に、あれこれ気を揉まねばならんのだ」 シナリオダーザイン【ヴィヴリオからの共犯者】 ミドルフェイズ シーン1 シーンプレイヤーはPC3、全員登場 PC1と一緒にギアドライバーとしての訓練を積む理人 PC3はそれを見守る形になる PC1が理人とハイタッチしたらシーンを終了する 99年7月半ば。 今日は、天使との戦闘を想定したシミュレーション。 今日も今日とて、理人はキミに張り合ってくる。 理人「今日こそは、絶対負けないからな!」 理人「あぁっ、実戦なら勝ち目があるのに!」 3発のミサイルによって結界が破壊され、合衆国の攻撃が増加傾向にあった。 先に初陣を飾ったのは理人。 そして理人は初出撃にして、敵の力天使を見事撃破した。 その為理人は、戦闘に出撃したがった。 同時に、いつも無理して戦い、その度にトゥアレタに小言を言われる始末。 トゥアレタ「理人くん、そうは言ってもね。この前の戦闘でちょっと無理したんだかから、少し休まなきゃ」 理人「ご、ごめん、クレーリオンさん、そういうつもりで言った訳じゃないんだ」 キミと理人は、両者ともにナビゲーターはトゥアレタ。 ギアドライバー2人に対しナビゲーター1人の為、2人はローテーションでトゥアレタと組んでいる。 トゥアレタ「PC3(階級)からも、2人に何か言って下さい。……わたしは、1人しかいないんだから」 その時、天使の襲来を知らせる警報が鳴り響く。 トゥアレタ「行きましょ、PC1くん!」 理人は無言で、ハイタッチのポーズをとる。 理人「PC1、クレーリオンさんを頼んだぞ!」 会話を終えたらシーンを終了する。 シーン2 シーンプレイヤーはPC2、他のPCの登場は不可 茜に、自分の天使核がどこから来たのかを教えられるシーン 茜の最後の台詞を読んだらシーンを終了する あれからというもの、キミは理人のことが気になって仕方がなかった。 寝ても覚めても、彼の事ばかり考えてしまう。 その為、キミは中島班長の一人娘、茜に相談していた。 ある日キミは、茜に呼び出された。 茜「……あのさ。気になって、調べてみたんだけど……あんたの天使核の持ち主、分かったよ」 茜「これ、他のみんなには内緒にしてくれる?知られると色々マズいこと、やっちゃってるからさ」 茜「あんたの天使核の持ち主は……6年前にある幼年学校で起きた、集団天使化事件の被害者の、少女。だから生前、PC1、理人、それにトゥアレタとも面識がある」 茜「もしかしたら、あんたの理人への気持ちは、その子に引っ張られてるのかも知れないし、あんた自身のものなのかも知れない」 茜「でも、どちらであっても、あんたが抱いている気持ちは、恋、だと思う」 茜「恋の病は、医者にも草津の湯にも治せない、って言うからさ。あとは自分の気持ち、そして自分が何者か、ってことにどう折り合いをつけるか、じゃないかな」 茜「ただ、どうするかはなるべく早い内に決めた方がいいよ。……こういう時代、こういう世界だから、いつ、別れのときが来るか、分かんないんだから」 会話を終えたらシーンを終了する。 シーン3 シーンプレイヤーはPC1、PC2自動登場、PC3とPC4の登場は任意 理人との交流シーン 理人がみんなで一緒に行こうと言ったらシーンを終了する 久々の休暇。今日は、トゥアレタが買い物に行きたいというので、駅前で待ち合わせることになった。 10時の待ち合わせ、その10分前に現れたのは理人。 理人「何でお前がいるんだよ」 理人「僕は、クレーリオンさんに頼まれて」 理人「……もしかして、ダブルブッキング?いや、クレーリオンさんに限ってそんなことは……」 トゥアレタは10時きっかりに、PC2と一緒にやって来た。 トゥアレタ「ごめんなさい2人とも、待った?」 トゥアレタ「折角だから、PC2も誘ったの」 トゥアレタ「仲間なんだし、PC2にもお洒落な格好してもらいたくて」 理人「……なら、確かにみんなで行かないとね」 その後、みんなで買い物したり、ゲーセン行ったり、食事したりと、久しぶりに遊んだ。 まあ、ゲーセンでは相変わらず理人と勝負になったが。 会話を終えたらシーンを終了する。 シーン4 シーンプレイヤーはPC2、PC1の登場不可。PC3とPC4の登場は任意 理人がPC2に相談を持ち掛けるシーン 理人の話が終わったらシーンを終了する PC1と理人の戦績は、徐々に差がついてきた。 理人は初戦こそ華々しい戦果を挙げたものの、その後は気が逸るばかりで思うように戦えない。 焦りが焦りを生み、理人はスランプに陥った。 理人「どうして、どうしてあいつに勝てないんだ!クレーリオンさんも、僕のことなんて、ちっとも見てくれやしない……僕だって、幼馴染なのに……」 理人「ねえ、PC2。今よりも強くなる為には、どうすればいいと思う?」 PC2に相談を持ち掛ける理人。 理人「今のままじゃ、あいつに勝てないんだ。あいつにだけは、負けたくない」 理人「勉強も、天使との戦いも、……クレーリオンさんのことも」 理人「あいつに勝つ為なら、僕は……悪魔にだって、魂を売ってやる」 理人「ものの例え、だよ。……ありがとう。話を聞いてもらえて、少し気が楽になった」 会話を終えたらシーンを終了する。 シーン5 マスターシーン ライバルが合衆国に走るシーン 8月6日。 帝都奪還作戦の隙に人知れずヤシマに侵入し、理人に秘密裏に接触してきたラルフ。 ラルフ「キミ、いいエゴを持っているね」 理人「……あなたは?」 ラルフ「俺はラルフ・マスケンヴァル」 理人「ラルフって、まさか!?」 拳銃を抜く理人。 ラルフほ全く動じずに「衛国理人くん、俺に協力しないか?人類救済計画、名付けてプロジェクト・アーク。その船頭として、キミを招き入れたい」 ラルフ「この世界は。既に手遅れな程、穢れている。天使達の召喚も、世界を清浄化する為の準備だ。そして、最後に、全てを清め、神による再創世ではなく、もう一度、人間の手で一からやり直す」 ラルフ「キミは新世紀のノアとして、新しい世界を作り出すんだ」 理人は、PC1を超える『力』が欲しかった。 故に、ラルフの口車にあえて乗ったのだ。 理人「……なら、その妻として、僕はクレーリオンさんを選ぶ。それが、条件だ」 ラルフ「良かろう。契約成立だ。……ようこそ、合衆国へ」 そして彼は、合衆国に走った。 シーン6 シーンプレイヤーはPC4、全員登場 メサイアプロイェクトについて、ヴィヴリオが全員を前に語る ヴィヴリオが理人を引き立て役と発言したらシーンを終了する。 ※PC4はこのシーンで語られる全てのことを、最初から知っている。 ヴィヴリオ「ヴリルソサエティが考案し、ヤシマと統一帝国の共同で行われた、メサイア・プロイェクト」 ヴィヴリオ「元々救世主候補として、幼年学校に集められていた子供達。決定的なのは、6年前の集団天使化事件だ」 ヴィヴリオ「その生存者であるPC1と理人が、正規の救世主候補とされた。ライバル同士であり、互いに予備である、として」 ヴィヴリオ「他方の能力等に嫉妬したいずれかが合衆国の誘いに乗り、合衆国に走るであろうことについても、計画にもある程度折り込み済み。それも全て、ヴリルソサエティの作った、真の救世主を生み出すシナリオの通り」 ヴィヴリオ「そしてトゥアレタは、救世主候補のパートナー、ミライの花嫁として定められた」 ヴィヴリオ「だが、当のトゥアレタは、PC1しか眼中になかったのは、G3にとっては誤算だった」 ヴィヴリオ「だから、計画の最初から、答えはほぼ決まっていたようなものだ」 ヴィヴリオ「新世紀のエヴァとして位置付けられたトゥアレタは、PC1しか眼中になかった。ならば、PC1を真の救世主として仕立て上げ、理人を引き立て役とするしかあるまい」 会話を終えたらシーンを終了する。 シーン7 マスターシーン 理人がラルフから人造救世主力を継承する 彼は力を求めた。 力を求め続け、ラルフに直談判した。 ラルフ「ならば……俺の力を、お前にくれてやろう」 理人「あなたの力……人造救世主の力を?」 ラルフ「そうだ。欲しければ、奪え!」 理人「……分かりました。では、あなたを殺し、その力、貰い受ける!」 ラルフ「そうだ!そのエゴ、力への飽くなき欲望こそが、救世主に必要なもの!」 ラルフ「さあ、俺すらも踏み台にし、新世紀を切り拓け!」 そして理人は、人造救世主の力を、自らのものにした。 シーン8 シーンプレイヤーはPC3、全員登場 法王ラルフが死に、理人が人造救世主としての力を受け継いだことが報告される ヴィヴリオが命令を下したらシーンを終了する 8月28日。 合衆国との最終決戦を目前に控えた瑞穂基地。 司令室に、情報将校の武内が駆け込んで来た。 武内「報告致します!合衆国法王、ラルフ・マスケンヴァルが、死去したとのことです!」 ヴィヴリオ「何!?ラルフが死んだ、だと!?」 司令室にどよめきが走る。 ヴィヴリオ「死因は何だ?反天使同盟による暗殺か!?」 武内「いえ、それが……」 口ごもる武内。 ヴィヴリオ「まさか……」 武内は意を決し「ご想像の通りです。離反した衛国理人により殺害され、衛国理人は人造救世主の力を継承した、とのこと」 武内「現在、衛国理人が法王代行として、軍を動かしています!」 ヴィヴリオ「そうか……。PC4。これも全て、ヴリルソサエティのシナリオ通りだと言うのか?」 ヴィヴリオ「……PC1、命令だ。衛国理人を討て。他ならぬ、お前の手で。お前が為さねばならんのだ」 トゥアレタ「大佐!」 ヴィヴリオ「ここまで来たら、腹を括れ。奴はもう、我々の敵なのだ。そして、プロジェクト・アーク……人類浄化計画は、どうしても防がねばならん」 ヴィヴリオ「やるのだ。他ならぬお前がやらねばならんのだ。でなくばお前達には悔いが残り、そして我々は滅びる」 会話を終えたらシーンを終了する。 シーン9 シーンプレイヤーはPC1、全員登場 理人と対峙する 理人がトゥアレタを奪ったらシーンを終了する そして、再び時は、理人と対峙する時へと戻ってきた。 理人「僕は、人造救世主の力を手にした。あとはお前に勝って、僕が真の救世主になる!そしてクレーリオンさんを、僕の花嫁、新世紀のエヴァとして迎え入れる!」 彼が乗るのは、フーファイター改:リヴァーレ。 合衆国に亡命した際に乗っていたシュネルギア、そして瑞穂基地から持ち出したデータを用い、合衆国の技術で単座型に改造した機体。 マサムネの瞬発力、シュトルムの機動力、ヤークトの照準能力、カノーネの演算能力を兼ね備えた、恐るべき機体である。 ※能力値は+9/+9/+9/+9、装甲は40(ただしボスデータとは異なる)である 《至高天のいざない》を使用し、トゥアレタをリヴァーレのコックピットに連れ去る。 理人「クレーリオンさん、僕を、僕を見てくれ!」 トゥアレタ「……ごめんなさい……わたしが好きなのは……あの頃からずっと、PC1なの……」 理人「なんでだよ!僕は、あいつを越える力を手に入れたのに!どうして、僕を見てくれないんだ!」 目を伏せたままのトゥアレタ。 理人「まあいい……僕が、あいつを倒すところを、見ていてくれ。その時、もう一度答えを聞くから」 会話を終えたらシーンを終了する。 ここで全てのダーザインがオープンアップする。特に制限はない。 また、ここでPCから理人に対するダーザインを決めてもらう。 クライマックスフェイズ シーン1 シーンプレイヤーはPC1、全員登場 最終決戦 理人「さあ、決めようか。どちらが、真の救世主に相応しいかを」 理人「僕は、力を手に入れた!もう絶対に、負けない!」 レギオンは仲間が抑えている。 理人を討つなら、今が最大のチャンスだ。 理人・ホイシュレッケ:シルト×1・パワー/コマンダー×1 ← 1000m → パワー/フォワード×1、パワー/アサルト×1、パワー/スナイプ×1、パワー/ストライク×1、パワー/バスター×1、パワー/ブリッツ×1(全て別エンゲージ、すり抜けて理人にエンゲージするのは不可能) ← 1000m → PC 衛国理人 ギアドライバー/ガンスリンガー フーファイター改:リヴァーレ 【肉体】6+19(25)【感覚】8+19(27)【理知】4+19(23)【聖霊】7+19(26)【階級】4 【行動値】25 【装甲】250 【HP】13 〈射撃〉5〈運動〉5〈回避〉3〈砲術〉3〈意志力〉3 武器:対天使ガトリングガン改 修正±0、ダメージ+20、対象:単体、射程:2000m 《※接合》 成功数+26 《※ブルズアイ》 《受難の聖釘》 ※PCに対し効果はない 《天使を狩る者》 ※PCに対し効果はない 《分身》 《ギャザリングブレイカー》 《バレットブースト》 ダメージ+26 《見切り》 〈運動〉で回避、且つ成功数+25 《偽りの救世主》 ※仲間がいない為、使用出来ない 《人造救世主》【肉体】【感覚】【理知】【聖霊】全てに+10 災厄 《至高天のいざない》×1 トゥアレタをさらう為に使用済 オーギュメント 《マシアハ》×6 ※権能は《至高天のいざない》以外は所持せず、使用もしない。 また【トゥアレタからのごめんなさい】は絶対に昇華しない。 その為、使用出来るオーギュメントは合計6個になる。 《マシアハ》 救世主のみに赦される、神の力の片鱗を示すオーギュメント。 専用、特殊オーギュメントを除くあらゆるオーギュメントとして使用出来る。 ダーザイン 【家族からの孤独】 【トゥアレタからのごめんなさい】 【ラルフ・マスケンヴァルからの期待】 【PC1からの感情】 【PC2からの感情】 【PC3からの感情】 【PC4からの感情】 セットアップ パワー/コマンダーが《召喚:ホイシュレッケ:アングリフ》を使用し、アングリフ1体を同エンゲージに召喚、即座に戦闘移動してPCにエンゲージする。 初手 【PC4からの感情】を昇華して《ゲブラー》からの《分身》。判定値22、技能レベル5。 イニシアチブに復帰したら、即座に《ギャザリングブレイカー》を使用。 【PC2からの感情】を昇華して《エフライム》として使用。 判定値54、技能レベル5。判定後《接合》と【PC3からの感情】を昇華して《ケテル》を使用し、成功数+46。 ダメージが通ったら《※ブルズアイ》を宣言し、ダメージを更に+32する。 次のイニシアチブ 【ラルフ・マスケンヴァルからの期待】を昇華して《イエツィラー》を使用。 対象はPC全員、ダメージは4D6+26。 回避時 《見切り》を宣言し、判定値25、技能レベル5。判定後に《接合》を宣言して成功数+51。 大ダメージを受けた際 【PC1からの感情】を昇華して《サルディス》でダメージ+25を対象に返す。 死亡時 【家族からの孤独】を昇華して《ベレシス》を使用し、完全回復及び以降の判定値+5。 理人は災厄を1個、オーギュメント6個を持つので『素晴らしい活躍をした』+7点とする(基本の1点と合わせて8点) 理人を倒した 理人「嘘だ、人造救世主の力を手に入れた僕が、負けるなんて……じゃあ、お前が本当に、真の救世主……?」 理人「そうか、僕は……生け贄、だったのか……」 理人「ああ、悔しいなあ……。最後まで、自分の本当に欲しいものは、手に入らなかった……」 末端から爆発、崩壊していくリヴァーレ。 ここで誰かが理人を助けたいと言った場合、崩壊する機体から彼を助ける為には〈整備〉難易度99の判定に成功する必要がある。 成功した場合 理人「僕を助けるのか?敵に回った、僕を?……とんだお人好しだね、君も」 失敗した場合 理人は、爆発の中に消えていった。 そしてこの瞬間、キミ達は長かった合衆国との戦いに、勝利したのだ。 エンディングフェイズ PC2がもし理人側についた場合、PLと相談してシーンを描写すること。 シーン1 シーンプレイヤーはPC4 ヴィヴリオとの会話 黒幕だったり総帥だったりの場合、PLと相談してシーンを描写すること。 ヴィヴリオ「ようやく、ようやくこの日がやって来た。これで、黙示録が終わる。未来が、開かれる」 ヴィヴリオ「これでボクは、戦争の、黙示録の呪縛から解放される。ボクの60年越しの悲願が、ようやく達成されるんだ」 ヴィヴリオがいつになく饒舌だ。 ヴィヴリオ「だが……ボクは物心ついてからずっと、戦争に身を置いてきた。今更、何をどうすればいいんだろう。まず、自由とは何かを知る事から始めなけばならん。自由を我が手に、と言っていた癖にな」 ヴィヴリオ「そうだな、差し当たって……婚活でもしてみるか?だが、こんな妖怪ババアを貰ってくれるような物好き、いるだろうか」 ヴィヴリオは冗談を言ったつもりだが、あまり笑えない。 ヴィヴリオ「何だその顔は。いいだろう、冗談くらい言ったって。ようやく、ボクは自由になれたんだから」 シーン2 シーンプレイヤーはPC3 部下達と戦争の終結を安堵する ウェッジ「終わったっすね、隊長……」 ビックス「7月4日に、合衆国から飛来した3発のミサイルによって、八門結界が破壊されてから2ヶ月……期間こそ短いですが、激しい戦いばかりでした」 ウェッジ「2ヶ月の間に、何回休みあったっけかなあ。8月入ってから、あんまり休んだ記憶無いんだよな……」 ビックス「考えるな、考えたら負けだ。それに給料ガッポリ貰っただろ?」 ウェッジ「そりゃあ勿論。さて、何に使おっかなー」 ビックス「調子に乗って使い過ぎて、また俺に泣きついてくるなよ?」 ウェッジ「悪かったよー。そう言やさ、お前気になる子いる、って言ってたよな。その後どしたん?」 ビックス「あ、それ聞いちゃう?見事にフラれたわー、HAHAHA」 ウェッジ「正直すまんかった」 ビックス「……まあ、それは置いといて。隊長、当面の戦いは終わった事だし、パーッとやりましょうパーッと。終戦後の残党狩りやら何やらは、一旦忘れて」 ウェッジ「折角だから、ヴィヴリオ大佐やハルトマン大佐に掛け合って、瑞穂基地全部巻き込んで祝勝会とか、どうっすか!?」 シーン3 シーンプレイヤーはPC2 理人が生存している場合、理人との会話 ※これは一例であり、PLとよく相談してシーンを描写すること。 理人は救出したが、独房に入っている。 彼が、自ら望んだからだ。 理人「僕はみんなを裏切ったのに。それに……君の気持ちを、蔑ろにしたのに」 理人「……僕は、助けてもらうだけの価値があったのかな」 理人「……それでも、君は、僕を好きだと言ってくれるんだね……。ありがとう」 理人「……愛はお互いを見つめ合うことではなく、ともに同じ方向を見つめることである。サン=テグジュペリの言葉なんだけど……もし、君が許してくれるのなら、同じ方向を、見させてほしい」 理人が死亡している場合、茜との会話 整備工場。 茜が君のメンテナンスをしている。 茜「ほい、メンテ終わり」 茜「うーん……ちょっと脳波の乱れが気になるんだよね……。何か、悩みとかない?」 茜「……そっか。ごめん、デリカシーなさ過ぎた」 茜「……愛はお互いを見つめ合うことではなく、ともに同じ方向を見つめることである。こないだ読んだ本に載ってた、サン=テグジュペリの言葉なんだけどさ。……同じ方向、見たかったよね」 シーン4 シーンプレイヤーはPC1 トゥアレタとの会話 理人が生存している場合は、理人も一緒にいる。 トゥアレタ「まさか、こうやってまた、三人一緒にいられる日が来るなんて、ね……」 理人「普通に考えたら、裏切って敵に回った奴を、どうして助けて、しかも自由にさせてくれる、なんて、考えもしないよ」 トゥアレタ「それは、そうだけど……裏切ったけれど、法王を倒した功績があるからプラマイゼロってことで、深く考えない方がいいんじゃないかな。自責の念で、潰れちゃうわよ」 理人「そう、だね……。そうだ、言わなきゃいけない事があるんだ。……二人とも、ごめん。ありがとう。そして、おめでとう」 トゥアレタ「理人くん……」 理人「……PC1。クレーリオンさんを、頼んだよ。クレーリオンさんを泣かせたら、承知しないからな」 トゥアレタ「も、もう、理人くん!」 世界大戦勃発から60年。 長きに渡った戦争という非日常が終わり、日常が今ここに、戻って来たのだ。 天使大戦、終結。 −完− 理人が死亡している場合 キミはトゥアレタと一緒に、理人の墓前にいる。 トゥアレタ「理人くんが、こうなったの……わたしのせいかも知れないね。わたしが、はっきりした態度を取らなかったから」 トゥアレタ「わたしは、あの頃からずっと、あなたが好きだった。でも、三人の関係を、壊したくなくて……」 トゥアレタ「もう、あの頃には戻れない。分かってたのにね。わたし、卑怯な女、だね」 トゥアレタ「……でも、戦争は終わった。わたしもようやく、前を向ける」 トゥアレタ「わたしはオリジナルから作られた代用品。トゥアレタの役目は救世主のパートナーとなること。わたしは役目を、オリジナルが出来なかったことを、ちゃんとやり遂げた。今日ぐらい、自分で自分を褒めても、いいよね……?」 トゥアレタ「わたしにとって、あなたは、あの頃から、ずっと……わたしの、ヒーローなんだよ……?」 世界大戦勃発から60年。 長きに渡った戦争が、終わりを告げた。 戦争に、運命を狂わされた少女達がいた。 少女達はようやく、戦争の呪縛から解放されたのだ。 天使大戦、終結。 −完− プロット ふぇいろんさんの一言 フーファイターに乗った幼馴染の成れの果て感 ライバル兼ラスボスみたいな のとすさんの一言 幼馴染みといえばトゥアレタか YAMAGEさんの一言 ガキの頃遊んでた3人が・・・・ スペシャルサンクス ふぇいろんさん、のとすさん、YAMAGEさん、銀さん あとがき 幼馴染兼ライバル兼ラスボスの書いてないので書いたけど、シナリオ書くの大変でした。 何せ、プロットが上記の4行だけだからね。 あらすじ書かずに書きたいシーンから書いてったもんだから、残ったシーンをどうやって前後繋がるようにするか、そもそもPC3・4はどんな立ち位置にするか思い付かなかったから、PC3・4のハンドアウト、オープニング、エンディングを書き始めたのが他を全部(PC1・2のハンドアウト、オープニング、エンディング、ミドル全部、クライマックス)書き終えてからだったり。 PC3は思い付かなくて銀さんに相談させてもらったし。 ライバル:衛国理人(えこく・りひと) エゴと強欲の英語greedから