今回予告 キミ達は、合衆国四天王、水のシャルル、風のラファエロの率いる4騎の騎士級天使兵を撃破した。 地のヤコブだったクリス・J・アーミテジは、愛ゆえに合衆国を裏切り、キミ達の仲間となった。 残るは、四天王最後の一人、炎のミハリナと、法王ラルフ・マスケンヴァルのみ。 そして……合衆国の誇る最強最後のフーファイター・サタンとの最終決戦が、今ここに始まる! エンゼルギア天使大戦TRPG ゲッターエンゼルギア最終回 『真(チェンジ!)シュネルギア 〜切り拓け!ヤシマの未来!〜』−LAST DANCER− さあ、これがボク達の門出だ! PC1:ギアドライバー ここまで、本当に、色々なことがあった。 今、キミの背中を守り支えるのは、元は敵でありながら心を通わせたクリス、そして最愛のパートナーであるセラピア。 そしてキミは、最後の四天王『炎の』ミハリナの待つ、最後の戦場へと今、飛び立つ―――! シナリオダーザイン【クリス・J・アーミテジからの勇気】 PC2:機械化兵 キミの身体は、度重なる戦いで既に限界を迎え、真シュネルギア2号機のシートをクリスに譲った。 だがそれでも、キミは戦場に立つ。 今までに散っていった、戦友達の想いに報いる為に。 シナリオダーザイン【戦友たちからの希望】 PC3:管制官 元は敵だったクリスは、PC1への愛ゆえに、合衆国を、ヴリルを裏切った。 彼は、疑わしければ殺してくれて構わない、と自決用の命令コードを、キミだけに伝えた。 キミは知っている。 クリスは、想いが報われなくとも、PC1に殉じるつもりであることを。 シナリオダーザイン【クリス・J・アーミテジからの信じる心】 PC4:情報将校 60年以上続く、ノルトラントからの因縁が、ようやく終わろうとしている。 その為にも、かつての盟友である法王ラルフ・マスケンヴァルを討たなければならない。 明日の為に戦うのなら、今がその時だ。 シナリオダーザイン【ヴィヴリオからの今がその時だ】 本シナリオオリジナルのNPC及び設定 合衆国四天王 『炎の』ミハリナ 聖歌隊の隊長であり、合衆国四天王のリーダーでもある。 『水の』シャルル 本名はニコラ=シャルル・ガブリエル・サンソン ラルフが人造救世主の力で甦えらせた処刑人。生前とは性格が全く違い、冷酷で無慈悲な処刑人。 前線指揮官だが、本人の直接な戦闘力は完全機械化兵100人を遥かに凌駕する。 『風の』ラファエロ 本名はラファエロ・サンティ ラルフが人造救世主の力で甦えらせた、ルネサンス期の画家その人。 研究の結果、限定的に天界へのアクセス権を手に入れ、天使に強化処理を施した張本人でもある。 『地の』ヤコブ クリス・J(ヤコブ)・アーミテジ ※ヤコブはウリエルが人としての姿をとった時に名乗ったという名前 ラルフが秘密裏にヤシマに送り込んだ、完全機械化兵。 クリスはPC1を愛してしまった為、合衆国を裏切り、PC達の味方についた。 真シュネルギア シュネルギアDのプロトタイプがPC1の救世主の力により進化、分離出来ない代わりに能力値上昇(例として真1は+5/+8/+5)。 シュネルギアDの武装と一緒だが、全ての武装の攻撃力+5。 パイロットは、1号機:PC1、2号機:クリス、3号機:セラピアである。 クリスの能力値修正は【肉体】+3/【感覚】+1/【理知】+1である ※セラピアとの合計で【肉体】+3/【感覚】+3/【理知】+2/【階級】+2である 機体専用特技 《※チェンジ:真1》《※チェンジ:真2》《※チェンジ:真3》 タイミング:いつでも/別形態に変形できる。読み方はそれぞれ真アイン、ツヴァイ、ドライ。 ※このルートでは桂は天使大戦初期に天使化せずに生存し、現在ツバサとペアを組んでいる。 オープニング シーン1 シーンプレイヤーはPC1 ここまで、本当に、色々なことがあった。 今、キミの背中を守り支えるのは、元は敵でありながら心を通わせたクリス、そして最愛のパートナーであるセラピア。 クリス「行こう、PC1。僕らの明るい未来の為に」 セラピア「クリスちゃん、PC1ちゃんは譲らないんだよ〜」 クリス「そうだね。正々堂々、どちらがPC1の愛を勝ち取るか、勝負と行こう。勿論、合衆国を倒した上でね」 セラピア「うん、みんなで一緒に合衆国を倒して、ヤシマに平和をもたらすんだよ〜」 そしてキミは、最後の四天王『炎の』ミハリナの待つ戦場へと今、飛び立つ―――! シナリオダーザイン【クリス・J・アーミテジからの勇気】 シーン2 シーンプレイヤーはPC2 キミの身体は、度重なる戦いで限界を迎え、つい先日、真シュネルギア2号機のシートをクリスに譲った。 中島班長「おめェさん専用の、アペルギアD。シュネルDの予備パーツをアペルに組み込んだワンオフだ。改造段階はシュネルDから引き継ぎ済みだから、安心しろ」 中島「……それと、おめェさんのインプラントだが、ズィーガー、エステインのパーツも組み込んである。…奴らの、遺言でもあるンだ。おめェさんに使って欲しい、ってな」 中島「終わりも近けェが、まだおめェさんにはガキ共の為にやってもらわにゃならねェことがごまんとある。…死ぬンじゃ、ねェぞ」 それでも、キミは戦場に立つ。 今までに散っていった、戦友達の想いに報いる為に。 シナリオダーザイン【戦友たちからの希望】 シーン3 シーンプレイヤーはPC3 元は敵だったクリスは、PC1への愛ゆえに、合衆国を、ヴリルを裏切った。 クリス「……PC3、話があるんだ」 クリス「僕の、自決用コードだ。作戦が失敗した際、教えられていた」 クリス「もしもの時は……これを使って欲しい。僕が何かの際に、合衆国から遠隔操作されてPC1を手にかけてしまうかも知れない。遠隔操作用のチップは外した筈なんだけど、念には念を入れておきたいんだ」 「……愛するPC1を、僕の手で殺す、なんてことは、何があろうとも絶対に嫌なんだ」 彼は、疑わしければ殺してくれて構わない、と自決用の命令コードを、キミだけに伝えた。 キミは知っている。 クリスは、想いが報われなくとも、PC1に殉じるつもりであることを。 シナリオダーザイン【クリス・J・アーミテジからの信じる心】 シーン4 シーンプレイヤーはPC4 50年以上続く、ノルトラントからの因縁が、ようやく終わろうとしている。 その為にも、かつての盟友である法王ラルフ・マスケンヴァルを討たなければならない。 ヴィヴリオ「ここまで、長かったな……だが、四天王も最後の一人、それを倒せば合衆国を直接叩ける」 ヴィヴリオ「かつての友を討たねばならん、と考えると、少々気は重い。だが、戦況に私情は挟めん。ラルフを討たねば、こちらが滅ぶからな」 ヴィヴリオ「明日の為に戦うのなら、今がその時だ。四天王最後の一人、『炎の』ミハリナを討ち取った暁には、合衆国へと進撃する!」 シナリオダーザイン【ヴィヴリオからの今がその時だ】 ミドルフェイズ シーン1 シーンプレイヤーはPC1 ミハリナの駆るフーファイター・サマエルにより、真シュネルギア3号機、シュネルギア:アガペーのコアが破壊され、セラピアが囚われる 防衛線を突破して、熾天使級の軍団と共に、瑞穂基地上空に現れるフーファイター・サマエル。 ミハリナ「法王の命令だ。セラピアは返して貰うぞ」 シュネルギア:アガペーのコックピットをサマエルが貫き、コアごとセラピアを強奪する。 ミハリナ「セラピアはお前に嘘をついている。だがそれを聞いても、お前はセラピアを信じていられるか?」 セラピア「ダメ……それだけは、言わないで!」 ミハリナ「お前達の戦ってきた憎き天使。お前と一緒にいるセラピアも天使……それも、大天使、ガブリエルなんだよ!」 ミハリナ「この戦いは天使を滅ぼさない限り終わらない、と法王が言ったのは覚えているな?つまりが、セラピアも殺さない限り、この戦いは終わらない!」 ミハリナ「返して欲しかったら、合衆国まで来るんだな。もっとも、このレギオンの軍団を撃破出来れば、の話だが」 ミハリナの駆るサマエルは戦場を離脱し、凄まじいスピードで飛び去っていった。 後に残るのは、熾天使級天使兵レギオン、三千体。 演出戦闘で、レギオンを蹴散らしてもらう。 戦いには勝った。だがセラピアは、囚われの身となった……。 会話を終えたらシーンを終了する。 シーン2 シーンプレイヤーはPC3 基地に戻り、ヴィヴリオと会話 ヴィヴリオ「ようやく合点がいった。純血の天使であるが故に、セラピアは負荷を受けることなく、シュネルギアD、そして真シュネルギアを操れたのか」 ヴィヴリオ「救世主たるPC1。救世主の水先案内人たるPC2。セラピアは、救世主と結ばれ新たな世界を作るエヴァだとばかり思っていたが……」 クリス「なるほどね。セラピアがボクと似ている気がしていたのは、人を愛してしまったが故に、自ら地に下りた天使だった、という共通点があったからか」 ヴィヴリオ「セラピアは確かに、他者よりもエーテルの扱いも長けている。それは天使由来のものだったのだろう。だがセラピアは、純粋なエーテルで構成された天使共とは、根本的に違う。受肉し物質的な肉体を持っていることもあるが……多かれ少なかれ、人は皆天使の血を引いている。それが少し濃いだけだ。違うか?」 クリス「そうとも。彼女がまだ、新世界のエヴァじゃない、と決まった訳じゃないさ。PC1、キミはセラピアを愛しているんだろ?愛する二人が結ばれないなんて結末、ナンセンスだと思わないかい?」 クリス「どちらにせよ、まずは敵について知っておくべきだろう。ミハリナについては、ボクもあまり面識がある訳じゃないんだ」 会話を終えたらシーンを終了する。 シーン3 シーンプレイヤーはPC4 ミハリナについて調べる 〈情報処理〉〈軍略〉難易度10 本名はミハリナ・シャウベルガー・マスケンヴァル、16歳。 ラルフが切り札として、自らの人造救世主の力を分け与えた、聖歌隊の隊長。 彼女はラルフ、そしてゾフィーとの間に生まれた実子である。つまりがセラピアの姉。 また、彼女にはミカエルではなく、サマエルの力が顕現している。 そして、フーファイター・サマエルのコアには、ソコラタの天使核が使用されている。 ヴィヴリオ「ラルフと、ゾフィーの子か……ラルフめ、あいつは一体何人に子供を作らせたんだ……」 クリス「シャウベルガー博士の娘、ねぇ……そう言えば、噂で聞いたことがある。シャウベルガー博士は、実の子供の身体を色々弄って強化した、って。だけど、まさか聖歌隊の隊長がそうだとはね」 クリス「聖歌隊、っていうのは、身寄りの無い子供達を集めて、エリート教育を施したフーファイター・ライダーの集まりのことなんだ。つまり両親が健在なのに聖歌隊に入った、ってことは、親に捨てられたことを意味する」 ヴィヴリオ「だとしたら……ミハリナはラルフにせよゾフィーにせよ、恨んでいるかも知れんな」 クリス「その可能性は、否定出来ないな。あるいは、その憎しみの力で、隊長を務めて上げているのかも、知れないしね」 会話を終えたらシーンを終了する。 シーン4 マスターシーン 合衆国、法王の執務室。 ラルフ「……久しぶりだな、セラピア」 セラピア「パパちゃん……」 ラルフの背後に立つミハリナ。 ミハリナ「感動の再会はそこまで。さようなら、お父さん」 ラルフの胸から、エンゲルシュヴァルトが生える。 セラピア「パパちゃん!?」 ラルフ「ゴフッ……ミハリナ、何故、それを……」 ミハリナ「あなたは!私を、道具としてしか、扱って来なかった!ただ、それだけのこと!!」 そう言い放ち、エンゲルシュヴァルトを引き抜く。 倒れ伏し、物言わぬ骸となるラルフ。 ミハリナ「ハハハ……人造救世主って言っても、呆気なかったな!!」 血涙を流し、嗤う。 ミハリナは業が108を越え、修羅化しました。彼女はもう、戻れません。 セラピア「リーナちゃん……」 事情を察し、何も言えない。 ミハリナ「セラピア。お前を殺すのは、もう少し後。姉の私の為に、役に立って貰うわ」 セラピアを引きずる様に、どこかへと連れ出す。 シーンエンド。 シーン5 シーンプレイヤーはPC2 出撃前のブリーフィング ヴィヴリオ「合衆国に進撃し、セラピアを救出。及び炎のミハリナ、法王ラルフ・マスケンヴァルの撃破。セラピアを欠いた上、真シュネルギアのコアの一つが失われた今、真シュネルギアでの出撃は非常に難しい……だが、時間の猶予はない。修復済みのシュネルギアDでの出撃になる」 クリス「なら……ヴィヴリオ大佐。ボクのV機関を、3号機に直結してくれ。ボクが3号機のコアになる」 ヴィヴリオ「……正気か?そんな事をしたら、お前は真シュネルギアに全てのエネルギーを吸い取られ、燃え尽きるぞ?」 クリス「……構わないさ」 クリス「……PC1。ボクは、キミの為なら死ねる。そう言っただろ?」 クリス「そんな訳で、PC2。真シュネルギア2号機のシートはお返しするよ。ボクの代わりに、乗って欲しい」 クリス「ボクじゃ、キミの代わりには、なれないんだ。勿論、セラピアの代わりにも」 クリス「でも、ボクにしか出来ないこともある。元々ボクは騎士級天使兵と融合出来るよう調整された身だ、回路の一部になるくらい、大したことじゃない」 クリス「セラピアが好きなんだろう?だったら行くんだ。ボクの心配はいいから」 クリス「大丈夫。僕は完全機械化兵だから、メモリーのバックアップさえあれば、何とかなるよ」 クリス「PC3。ボクのメモリーのバックアップが、このチップに入ってる。あなたに預けておくよ」 クリス「PC4。コアに直結後の、出力調整を頼みたい。何が起こるか、分からないからね」 ヴィヴリオ「では、これより、オペラツィオーン・レツトタンツを開始する!」 ※Operation Letzt Tanz(=オペレーション・ラストダンス) 会話を終えたら以下の描写を読み上げ、シーンを終了する。 キミ達は、合衆国へと飛び立つ。 目指すは全ての始まりの地、マンハッタン。 そこから天使大戦の全ては始まり、そして、キミ達の手で終わらせる! クライマックス シーン1 シーンプレイヤーはPC2 マンハッタン上空で迎え撃つ、フーファイター・サマエルと、熾天使の軍団、レギオン。 ミハリナ「ラルフは、私が殺した。私が、このミハリナ・シャウベルガー・マスケンヴァルが、合衆国の支配者だ!!」 ミハリナ「お前達が倒したシャルル、ラファエロは、同じ名を冠した天使のコピー。ウリエルことクリスが裏切ったのは誤算だったけれど、ガブリエルのオリジナルである妹、セラピアが手に入ったから帳消しだ。セラピアには、サマエルのコアとなってもらう」 サマエルのコアに組み込まれるセラピア。 セラピアを取り込んだことで、サマエルは有機的に変化する。 姿こそ天使化したシュネルギアに似ているが、機体から発するエーテルは、熾天使級どころか大天使級をも凌駕している。 ミハリナ「お母さんの論文通りね……純血の天使を取り込んだフーファイターは凄まじい能力を発揮出来る、って。要はセラピアを生け贄を捧げて強化したの。今こそ、サマエルは真の姿、サタンとなった!」 クリス「……彼女は、もう戻れないところまで来てしまった。彼女を救う方法は……死だけしか、残っていない」 フーファイター・サタンと戦闘 HP200 30/15/7/1 肉体30 感覚20 理知18 聖霊15 階級0 《漆黒の蛇》 判定値30 技能レベル5 ダメージ+18(重) 射程:10km 射程内の全ての対象に攻撃出来る。また、白兵攻撃・射撃攻撃に突き返し出来る。 《サタニックラプソディー》 サタンからの攻撃は全て〈意志力〉で回避しなければならない。また、突き返し不可。 《激情の結界》 対天使効果のない武器によるダメージ無効、及び70点以下のダメージを無効化する。 《神の毒》 サタンと同一エンゲージにいる、あるいはサタンからダメージを受けた対象は、毒を受ける。 《自己増殖》セットアップに、自分と同一エンゲージに己の分身(データは熾天使のものを使用)を1体召喚する。 《自己進化》ラウンド中にダメージを受けた場合、以降そのラウンドの間、同一技能によるダメージを半減させる。この効果を適用した後に、《激情の結界》による効果を適用する。 《自己再生》クリンナップでHPが50点回復する。 《飛行》 《制圧》エンゲージを封鎖する サタンを撃破した サタンをコア以外完全に破壊し、ミハリナに止めをさした筈なのに、サタンは破壊された箇所からどんどん再生していく。 ミハリナ「最早手遅れよ……私が死んでも、自己再生プログラムでサタンは何度でも再生、復活する。セラピアを殺さない限りは!」 ミハリナ「両親からの愛情もまともに受けられないこんなクソッタレな世界なんて、滅んでしまえばいいのよ!!」 そう言った直後に、ミハリナは再生・肥大化していくサタンに、押し潰された。 シーン2 シーンプレイヤーはPC1 福音フェイズ セラピア『お願い、PC1ちゃん。ボクごと撃って!そうしなきゃ、世界中のみんなが死んじゃうんだよ!』 セラピア『今更、キミの元になんか帰れないよ……天使であることを隠してた上に、ヤシマを滅ぼそうとしてた張本人の娘なんだよ?』 セラピア『だからお願い、どうせ死ぬなら、キミの手で、殺して欲しいから……』 クリス「済まないがPC1、決断するなら早くしてくれないかい?……ボクの身体も、そろそろ限界みたいだ」 セラピア『クリスちゃん?まさか……3号機のコアの代わりに……?』 クリス「セラピア、ボクの心配をしてる場合かい?キミはどうしたいんだい?」 セラピア『ボクは……』 (PC1のリアクションを待つ) クリス「それが、キミの選択ならば。ボクはそれを尊重しよう」 セラピアを救う、とした場合は以下の描写を読み上げ、判定してもらう。 クリス「さあ、一発デカイの、ブチかませ!」 〈意志力〉難易度99 クリス「そう、それでいい……愛していたよ、PC1」 クリスは目を閉じ……その目が再び開かれることは、なかった。 だがクリスの最期の意志の力だろう、真シュネルギアの出力に、問題はない。 セラピア「クリスちゃん、ありがとう……」 エンディング シーン1 シーンプレイヤーは全員 救出されたセラピアを、全員で迎え入れる。 セラピア「ごめんね、みんなをずっと騙してて……」 セラピア「リーナちゃんの言ってたことは本当。ボクの正体は、純血の大天使ガブリエル」 セラピア「でも、ボクは天使なんかじゃなくて、みんなの傍に一人の人間として、いたい」 セラピア「……みんな、ただいま、なんだよ」 シーン2 シーンプレイヤーはPC4 ヴィヴリオ「ようやく……ようやく、終わったな」 ヴィヴリオ「50年以上の長きに渡る因縁が、ようやく昇華された。これでボクも、肩の荷が下りたよ」 ヴィヴリオ「強化天使はもうおらず、あとは通常戦力でも十二分に対抗出来る。一時はどうなるかと思ったが……どうにかなって良かったよ」 ヴィヴリオ「……まだ問題は山ほどあるが……今だけは、勝利の余韻に浸っても……いいよな?」 シーンプレイヤーはPC3 クリスから受け取ったメモリーチップの解析を行うキミ。 チップには彼の記憶ではなく、PC1への想いが綴られていた。 クリス『キミの心は奪えなかったけど……キミの心には、残れたかな?』 クリス『キミを合衆国に連れ帰るのが僕の使命だったのに、ボクの方がキミに心奪われてしまった。それがボクの最大の失敗だけど、後悔はしていない』 あなたはこれを、PC1に伝えるか? シーンプレイヤーはPC2 キミもようやく、お役御免だ。 だが身体はもうボロボロ、例え部品を交換しても、戦闘にはもう耐えられない。 中島班長「おめェさん、今後はどうするつもりだ?」 中島「物は相談なンだが……テストパイロットをやってて顔馴染みなンもある、おめェさん、整備兵にならねェか?」 中島「無理強いはしねェよ、だが選択肢の内の一つとして考えてくれ」 シーンプレイヤーはPC1 戦没者の慰霊碑の前。 セラピア「お姉ちゃん、なんて実感なんかないけど……リーナちゃんはきっと、愛して欲しかっただけ、なんだよ」 セラピア「……パパちゃんからは愛された記憶はないけど、その分、ボクはママちゃんに愛情を注いでもらったから……」 セラピア「……ねぇ。ボクは、キミの傍にいても、いいの?」 セラピア「ありがと、PC1ちゃん……そんなキミだから、ボクはキミが大好きなんだよ」