今回予告 時に2002年7月。 天使大戦終結から、もう少しで3年が経過しようとしていた。 合衆国の天使による蹂躙によって荒廃した世界は、徐々に復興の兆しをみせていた。 その平和を乱さんと襲来した、月面からの侵略者。 その名は世界大戦の亡霊、『月面第三帝国』。 敵の首領はおよそ60年前に暗殺された筈の“総統”を名乗り、“最後の大隊”(ラスト・バタリオン)なる部隊を差し向けてきた。 その中でもエリート集団である聖槍騎士団は、聖槍のコピーを用いて八門結界を『こじ開けた』。 こじ開けた結界の穴から侵入してきた大隊は皆、ケルンに身を包み、通常兵器は全く役に立たない。 キミ達は再び集結し、天使力兵器(エンゼルギア)を駆って戦いに臨む。 ようやく手にしたこの平和、壊させてなるものか。 エンゼルギア天使大戦TRPG 第二部・序章 『襲来!月面第三帝国!』 終わらない夏、再び。 PC1:ギアドライバー/ナビ:凍 クラスはギアドライバー/ガンスリンガー限定、《受難の聖釘》必須。 PCの性別は男性限定、推奨年齢は16〜18歳。 3年前に終結した、合衆国との戦い、通称『天使大戦』。 キミは法王ラルフ・マスケンヴァルを打倒し、神との契約を成した“救世主”だ。 戦いを終え、一度は凍と共に軍属を離れたが、この度、月面第三帝国との戦いの為に再召集された。 月面第三帝国と戦うには、キミの持つ力が必要不可欠なのだ。 それに……ようやく掴んだ凍との幸せな時間、それを邪魔する奴は、容赦なくぶっ飛ばす! シナリオダーザイン【八坂凍からの純愛】 PC1と凍は一緒に住んでいる。 “神との契約”で何を願ったのか、事前に決定しておくこと。 ただし『戦いそのものが無かった、平和な世界』はシナリオの前提が無くなる為不可。 また、本シナリオでの凍の専用オーギュメントは《エヴァ》である。《エヴァU》ではない事に注意すること。 PC2:ギアドライバー/ナビ:セラピア PCの性別は不問、推奨年齢は16〜18歳。 月面第三帝国を率いる“総統”。 彼は、キミの唯一無二の相棒であるセラピアに、自分に手を貸すよう勧誘して来た。 冗談じゃない。 折角手にした平和を乱す相手に、誰が手を貸すものか。 シナリオダーザイン【セラピア・パルマコンからの純愛】 PC2とセラピアは一緒に住んでいる。 PC3:オフィーツィア 世界大戦の亡霊である月面第三帝国、その兵隊である“最後の大隊”。 その戦力は現行の天使力兵器と同等であり、またエリート部隊である聖槍騎士団の駆るハイリヒパンツァーは、シュネルギア改と遜色ない性能を持っていた。 危機感を覚えたヴィヴリオは、かつて世界を平和へと導いた英雄たちである、シュネルギア部隊の面々を再招集する命令を下す。 彼らを再び戦いの場に戻すことに抵抗はある。 だが、彼ら以上に頼れる者はない。 キミは罪悪感を飲み込み、かつての部下達を呼び寄せた。 シナリオダーザイン【世界からの危機感】 PC4:ソルジャー キミはかつてシュネルギア部隊の護衛を務め、現在は戦闘機部隊の教官として、年若い機械化兵達を教え導く立場にあった。 そして世界で一番最初に“最後の大隊”と会敵し、唯一生き残りその脅威をその身を以て知った、生き証人である。 そんな折、キミにシュネルギア部隊としての再招集が掛かる。 いいだろう。 我が身は既に、覚悟完了なれば。 シナリオダーザイン【自己からの覚悟完了】 本シナリオは勝手に考えた、天使大戦のIFの続編である。 勿論公式ではない。 ただし、“総統”がセラピアの伯父であるのは事実である。いやホント、マジなんだって。 また本シナリオは、100点以上経験点を使用したPCによるセッションを想定している。 オープニングフェイズ シーン1 シーンプレイヤーはPC4 ラストバタリオン襲来、唯一生存し、再招集が掛かる 再招集命令が下ったらシーンを終了する ここは長めのシーンになることを、あらかじめPLに伝えておくこと。 また、このシーンは負けるシーンである。 キミはかつてシュネルギア部隊の護衛を務め、現在は戦闘機部隊の教官として、年若い機械化兵達を教え導く立場にある。 今日は新兵達を率いての、訓練飛行だ。 新兵「教官、空を飛ぶってのは、いい気分ですね」 副隊長「……?隊長、突如レーダーに反応有り!目標、直上です!」 副隊長がそう叫んだ瞬間、仲間の戦闘機が撃墜される。 新兵「敵!?そんな馬鹿な!」 ???「我々は月面第三帝国。我々はここに宣戦布告する。地上の覇者となるべきは、我々月面第三帝国であると」 ???「邪魔な結界は、聖槍にて開けさせてもらった」 新兵「聖槍騎士団だか何だか知らねえが、訓練飛行だからって、甘く見んなよ!」 血気に逸る新兵が、人型の機体に攻撃を仕掛ける。 だが、放った弾丸は結界によって阻まれ、逆に撃墜させられる。 副隊長「まさかあれは、ケルン!?」 聖槍騎士「戦闘機如きで、聖槍騎士団のハイリヒパンツァーに挑もうとは、愚かな事だ」 副隊長「隊長、撤退命令を。ここは私達が食い止めます。隊長はこの交戦記録を持って、帰還して下さい」 副隊長「ここで全滅する訳には行きません。誰かが、記録を持ち帰らなければ。それに、一番生存率が高いのは隊長です。だから、どうか」 副隊長「では、ご武運を」 キミは全速力で戦場を後にする。 振り返ってはならない。 振り返れば、部下や新兵達の死を無駄にしてしまう。 帰還し、ラストバタリオンとの交戦記録を司令部に預けたキミに、即座に再招集命令が下る。 命令を下したのはヴィヴリオ大佐、そしてシュネルギア部隊の再集結命令だ。 一言貰ったら以下の描写を読み上げて、シーンを終了する。 部下達の仇を討ち、そして仲間達を守り抜く。 我が身は既に、覚悟完了。 シナリオダーザイン【自己からの覚悟完了】 シーン2 シーンプレイヤーはPC3 ラストバタリオンの脅威を目の当たりにし、かつてのシュネルギア部隊に再招集を掛ける ヴィヴリオに命令されたらシーンを終了する 瑞穂基地、司令室。 今は総司令であるヴィヴリオと、副司令となったキミ。 ヴィヴリオ「世界大戦の亡霊である月面第三帝国、その兵隊であるラストバタリオン。PC4が持ち帰ってくれた交戦記録から解析したところ、奴らの戦力は、現行の天使力兵器(エンゼルギア)に引けを取らない」 ヴィヴリオ「そして先の戦闘で後ろに控えていた、聖槍騎士とやらの乗機……ハイリヒパンツァーと言ったか、その性能は、シュネルギア改と遜色ないようだ」 ヴィヴリオ「……そうなると、現在瑞穂基地で保有する航空戦力では、太刀打ち出来ん」 ヴィヴリオ「仕方あるまい……彼らを、呼び戻す」 ヴィヴリオ「彼らを再び戦いの場に戻すことに、抵抗はある。だが、彼ら以上に頼れる者が、いないのだ」 ヴィヴリオ「すまんが、手配を頼む」 キミは罪悪感を飲み込み、かつての部下達を呼び寄せた。 シナリオダーザイン【世界からの危機感】 シーン3 シーンプレイヤーはPC1 再招集され、凍と共に瑞穂基地に赴く 凍と共に基地に向かったらシーンを終了する 1999年8月31日。 キミ達は合衆国法王であり人造救世主だった、ラルフ・マスケンヴァルとの戦いに勝利し、『天使大戦』を終結に導いた。 そしてキミは真の救世主となり、神との契約を成した。 神『救世主PC1よ……我との契約にて汝は、何を望む?』 神『それが、汝の選択か』 神『汝らの歩む道に……光あれ』 あれから3年が過ぎようとした、2002年7月4日。 凍が、掛かって来た電話に出る。 凍「……もしもし、(PC1の名字)です」 凍「……了解」 凍は電話を置いてから、とても残念そうな表情で「……PC1。任務」 凍「……瑞穂基地に、来いって」 凍「……詳しくは、後で、って」 何故電話をこっちに渡してくれなかったんだ、凍…… 凍「……PC1の力が、救世主の力が、必要だって」 凍「……行こう、PC1」 キミ達は、瑞穂基地に向かった。 ようやく掴んだ凍との幸せな時間、それを邪魔する奴は、容赦なくぶっ飛ばす! シナリオダーザイン【八坂凍からの純愛】 シーン4 シーンプレイヤーはPC2 聖槍騎士団に守られた“総統”が、PC2とセラピアを勧誘する 瑞穂基地に向かったらシーンを終了する 一方。 ラストバタリオンの手は、PC2とセラピアにも迫っていた。 PC2とセラピアの住む家を包囲する、人型兵器の集団。 人型兵器の半分から、旧式の機械化兵が降りて来る。 最後に、恐らく隊長機であろう白い機体から、男が降りて来た。 男「セラピア・パルマコンくん、そしてパートナーであるPC2くん、はじめまして。私は月面第三帝国の“総統”」 セラピア「“総統”……?確か、60年くらい前に、暗殺された筈じゃ」 総統「そう、その通り。だが私はこの通り、月面第三帝国の超科学力で蘇ったのだよ」 セラピア「で……その“総統”が、ボク達に何の用なのかな?」 総統「セラピアくん、PC2くん。私に協力してくれないかね?この地上を支配する為に、キミ達に協力して欲しい」 セラピア「やーだよー」 総統「今、何と?」 セラピア「リサーチが足りなかったみたいだね。ボクはこの生活に満足してるし、平和を乱すようなこと、お断りなんだよ」 丁度、瑞穂基地から迎えに来た、戦闘機部隊が到着する。 総統「そうかね……後悔しないように。あの時従っておけば、とね」 “総統”が捨て台詞を吐き、帰って行く。 戦闘機部隊が牽制してくれたお陰で、今は血を流さずに済んだ。 セラピア「……帰ったみたいだね。PC2ちゃん、塩、撒いておこうか」 セラピア「何でボクが総統に勧誘されたかは、後でみんな一緒の時に説明するね。すごくややこしいから」 セラピア「さて、ボク達も行こうか。ちゃんと鍵かけて、と。この家ともしばらくおさらばだねえ」 キミ達は、瑞穂基地へと向かった。 シナリオダーザイン【セラピア・パルマコンからの純愛】 ミドルフェイズ シーン1 シーンプレイヤーはPC4、全員登場 ヴィヴリオの号令の下、再集結するシュネルギア部隊 PC1とPC2が戦う事を承諾したら、シーンを終了する 瑞穂基地司令室。 再招集された全員が揃っている。 ヴィヴリオ「久しぶりだな、諸君。このような形での再会で済まない」 セラピア「……これが同窓会だったら、どんなに良かったことかねえ」 ヴィヴリオ「……確かにな。さて、既に招集された理由は分かっているとは思うが、月面第三帝国なる、新たな敵が現れた」 凍「……本拠地は?」 ヴィヴリオ「月面、というだけに月だろう。そして、今まで観測出来なかったところを考えると、月の裏側だと思われる」 凍「……宇宙装備、準備。今すぐ」 ヴィヴリオ「宇宙装備ならば、既に中島班長が着手している。流石に今すぐは無理だ」 凍「……はりーはりー」 ヴィヴリオ「PC1、随分と凍も変わったな……」 ヴィヴリオ「話を戻すぞ。諸君らには、ラストバタリオンと戦ってもらいたい」 ヴィヴリオ「奴らは、現行の天使力兵器と同等の戦力を持ち、聖槍騎士団の操るハイリヒパンツァーの出力は、シュネルギア改にも匹敵する」 ヴィヴリオ「既に退役しているPC1、凍、PC2、セラピアを巻き込むのは、申し訳ないと思っている。だが、諸君らしか頼れる者がいないのだ」 ヴィヴリオ「頼む。もう一度世界を、救ってはくれないだろうか」 凍「……PC1との生活、邪魔した。許さない」 セラピア「ボクもやるよ。PC2ちゃんも手伝ってくれるよね?」 会話を終えたらシーンを終了する。 シーン2 シーンプレイヤーはPC2、全員登場 “総統”に勧誘されたことを話す(PC2が率先して話した場合は割愛) セラピアの話が終わったらシーンを終了する セラピア「さて……ここに来る前に、ボク達は“総統”に、月面第三帝国に協力しないかって、勧誘されたんだよ」 セラピア「勿論、断ったんだけど……何で勧誘されたか、ってのは、みんな疑問だと思うんだ。何でボク達なのか、って」 セラピア「分かり辛くて面倒な話、するね。ちょっと長いけどごめんなさいだよ」 セラピア「まず、“総統”とボクのママちゃん、エクリシアは同じくアラフニから生まれた、兄妹」 セラピア「パパちゃんであるラルフ・マスケンヴァルはアラフニの息子であり、“総統”の弟になる」 セラピア「そしてボクはラルフとエクリシアの娘。遠く年齢は離れているとは言え、姉弟の間に出来た子だ。尚且つ両親共々純血の天使の子、そして、ボク自身は純血の天使な訳で。いやあ、複雑な家庭環境だねえ。よくグレなかった、と感心しきりだよ」 セラピア「話が逸れたね。まとめるとボクは“総統”にとっては姪に当たり、“総統”は伯父な訳(弟ラルフの娘であり、妹エクリシアの娘である)。確か、法律で言うと3親等の傍系血族、って言ったかな」 ※PC2もラルフの息子である場合、合わせて説明する。 セラピア「だから“総統”にとって、ボクは血が特に濃い血縁者。勧誘されたのは、そういう訳なんだよ」 (PC1もラルフの息子であった場合) セラピア「多分、ボクの後に、PC1ちゃんのところにも行く予定だったんじゃないかな。良かったね、基地に来るの間に合って」 ヴィヴリオ「なるほど、合点がいった。血縁者が存在するなら、引き込みたいと思うのも納得出来る」 ヴィヴリオ「(PC1やPC2、)セラピアが奴らに掴まらぬよう、守ってやらねばな」 セラピア「みんな、よろしくだよ〜」 会話を終えたらシーンを終了する。 シーン3 シーンプレイヤーはPC3、全員登場 情報収集シーン 情報を全て入手したらシーンを終了する “総統” 〈事情通〉〈軍略〉難易度3 1945年1月に暗殺された“総統”は、蘇生後にコールドスリープを受けていたが、天使大戦終結(1999年8月31日)に覚醒した。 月面第三帝国 〈事情通〉難易度5 “総統”の親衛隊だったラストバタリオンは、月の裏側に基地を作り、“総統”が覚醒する日を心待ちにしていた。 本来人間の存在し得ない月面で、およそ60年ラストバタリオンが生存していたのは、《虚空の城塞》により、あらゆる意味で生存可能な場所が作り出された為である。 また、地上のヴリルソサエティの協力者からの技術提供を受け、軍備を整えていた。 その為、ハイリヒパンツァーの基本設計は、フーファイターと同じである。 ラストバタリオン 〈事情通〉難易度3 ラストバタリオンの面々は皆、世界大戦の頃の兵士達であり、且つ、“総統”の親衛隊である。 全身を機械化し、培養された脳に意識をダウンロードしている。 最早、人間とも、サイボーグとすら言えず、ほとんどロボットである。 会話を終えたらシーンを終了する。 シーン4 シーンプレイヤーはPC1、PC2自動登場、PC3とPC4の登場は不可 かつての愛機を前に、ナビゲーターと語り合うシーン 二人の話が終わったらシーンを終了する 瑞穂基地格納庫、地下。 眠っていたかつての愛機に、再び火が入る。 セラピアは機体を見上げながら セラピア「キミにまた乗ることになるなんてね。人生とは、分からないものなんだよ」 凍「……人生。……分からない」 セラピア「ま、そりゃそうだよね。人生なんて、17年程度生きたくらいじゃ、分かんないよね〜」 凍「……私は、9年」 セラピア「あー……まあ、細かい事は、置いといて。この世界の命運は、ボク達にかかってる訳で」 凍「……私達にしか、出来ない」 セラピア「また頼むね、もう一人の相棒」 凍「……一緒に、飛ぼう」 会話を終えたらシーンを終了する。 シーン5 シーンプレイヤーはPC3、PC4自動登場、PC1とPC2の登場は不可 ヴィヴリオと共に3年間どうだったかを話す PCの話が終わったらシーンを終了する 司令室。キミ達はヴィヴリオと、この3年間の話をしている。 ヴィヴリオ「……3年、か。あの天使大戦の2ヶ月が濃密過ぎて、とても長く感じたよ。それに……ボクはこの世に生を受けてから74年間、ずっと戦乱の中にいた。だからこの3年間は、とても新鮮だった。……お前達は、どう感じた?」 ヴィヴリオ「そうか……お前はどう感じた?」 ヴィヴリオ「一度手にした平和を失ったことで、より一層、それを取り戻さねばならない、と思うよ。……ボクも歳か?それとも、平和ボケしたか?」 ヴィヴリオ「まあいい。月面第三帝国……奴らの野望は、我々が打ち砕く。いや、我々にしか出来ん」 会話を終えたらシーンを終了する。 もしフリーシーンが必要なら、ここで挟むこと。 シーン6 シーンプレイヤーはPC1、全員登場 出撃シーン ヴィヴリオが号令を掛けたらシーンを終了する ヴィヴリオ「再び、ラストバタリオンの連中が襲来した。位置は瑞穂基地より距離10万……房総沖付近」 ヴィヴリオ「……少し、昔話をしよう。16年前、1986年5月3日のことだ。八門結界を構築する際に、房総沖にて合衆国とヤシマ=統一帝国軍の間の激しい防衛戦があった」 ヴィヴリオ「結界完成まで残り42分で、合衆国本隊が房総沖の最終防衛線に接触。合衆国軍に本土上陸を許し、房総半島北部で退避していた民間人が、天使兵に蹂躙された」 ヴィヴリオ「今回、結界をこじ開けられた場所は、その最終防衛線と同じ場所。我々にとって、因縁の地とも言える」 ヴィヴリオ「故に我らは、その因縁を打ち破らねば、再び未来は闇に閉ざされる」 ヴィヴリオ「戦い方は皆、覚えているか?」 ここでPC達に会話を促す。 ある程度やり取りが出来たら、以下の描写を読み上げ、シーンを終了する。 ヴィヴリオ「ならば行け!ようやく手にしたこの平和を乱す輩に、天罰を下してやれ!」 クライマックスフェイズ シーン1 シーンプレイヤーはPC1 結界を通過して襲来した、ラストバタリオンとの戦闘 聖槍騎士“ハイリヒパンツァー”×1 長距離射程型戦闘機×3(ホイシュレッケ:ヤークト相当) 白兵型戦闘機×3(ホイシュレッケ:シュトルム相当) ※全てのエネミー共通で「種別:天使」を持たない。 ハイリヒパンツァー ← 1000m → 長距離射程型戦闘機×3 ← 500m → 白兵型戦闘機×3・PC 【HP】350 【肉体】40 感覚30 理知20 聖霊20 行動値:25 〈格闘〉5〈回避〉5〈射撃〉5〈意志力〉5 聖槍(コピー) 判定値40 技能レベル5 射程:至近 対象:単体 ダメージ+30、白兵攻撃にリポスト出来る。ダメージを与えた場合、同時に「重圧」を与える ガトリング砲 判定値30 技能レベル5 射程:2000m 対象:単体 ダメージ+20、射撃攻撃にリポスト出来る 《飛行》 《範囲攻撃》 《強襲》 《ケルン》U 《疾風怒濤》×2 《奇跡》×5 《神罰》×2 《復活》×1 《星を落とす者》×1 マイナー直前に宣言、射程:視界、対象:場面 《時空を砕く者》×1 メジャー直前に宣言、射程:視界、成功数+20 《虚空の城塞》×1 『月面第三帝国』を作る為に使用済み 《世界最後の日》×1 セットアップに宣言 エンディングフェイズ シーン1 シーンプレイヤーはPC4 死なせてしまった新兵達の墓参り 同じく再集結したかつての部下と会話 キミは今墓地にいる。 ラストバタリオンとの最初の戦いで、命を落とした新兵達の墓だ。 部下「……お疲れ様でした」 部下「あのラストバタリオンという連中は、世界大戦の頃の猛者揃いだと聞きました。……だから、彼ら新兵では……」 部下「……平和とは、脆いものですね。誰かの悪意で、あっという間に崩れてしまう」 部下「悪意を全て消すことは出来ない。だからせめて俺達は、その悪意に負けないよう、備えましょう」 シーン2 シーンプレイヤーはPC3 ヴィヴリオと聖槍騎士団について会話 キミは司令室で、ヴィヴリオと今後の方針について話し合っていた。 ヴィヴリオ「聖槍騎士団の操る、ハイリヒパンツァー……あれは非常に厄介だ」 ヴィヴリオ「今回は一機で出現したから対処出来た、という可能性すら在り得る」 ヴィヴリオ「あれらを早く排除せねばならないのは間違いないが、複数相手にした場合、勝機はあると思うか?」 ヴィヴリオ「そうか……。この戦いの勝利は、全てお前の采配に掛かっている、頼んだぞ」 シーン3 シーンプレイヤーはPC2 セラピアと会話 射撃訓練場で、セラピアが射撃訓練をしている。 ターゲットには“総統”の写真が貼られていたようだが、顔の部分が蜂の巣になっている 確か、昔はセラピアの射撃の腕前、散々だった筈だが…… (どうしたのか聞かれた) セラピア「……ボクは怒ってるんだよ。キミとの平穏な生活を邪魔されたことに」 セラピア「顔も知らないようなオジサンに、伯父だって言われたってねぇ。それにいきなり現れて悪いことに手を貸せとか、ないない。パパちゃんもヒドかったけど、それ以上に有り得ないんだよ」 セラピア「だから、“総統”には一言、ガツンと言ってやらなきゃ気が済まないんだよ」 シーン4 シーンプレイヤーはPC1 凍との会話 休憩室。 キミは凍と、月面第三帝国のことについて話し合っていた。 凍「……今になって現れた、月面第三帝国」 凍「……多分……救世主の力の及ばぬ何かが……ある」 思案顔の凍。 あの頃は言葉少なで感情の乏しかった凍。 キミとの生活を通じて、随分と表情も豊かになったものだ、と改めて感心する。 凍「……?私の顔に、何かついてる?」 凍「……変なの」 くすりと笑う凍。 この笑顔を守りたい。キミは改めて、心に誓った。 メモ書き “総統”とエクリシアはアラフニの息子と娘(兄妹) ラルフ・マスケンヴァルはアラフニの息子であり、“総統”の弟になる セラピア・パルマコンはラルフとエクリシアの娘 セラピアは“総統”にとっては姪に当たり、“総統”は伯父である(弟ラルフの娘であり、妹エクリシアの娘である) ※アラフニにとってセラピアは孫娘(息子ラルフの娘、娘エクリシアの娘に当たる) ※ヴィヴリオはアラフニのクローンであり、アラフニはヴィヴリオにとって母であり姉となる 聖槍騎士・ハイリヒパンツァー(フーファイター相当) 長距離射程型戦闘機(ホイシュレッケ:ヤークト相当) 白兵型戦闘機(ホイシュレッケ:シュトルム相当)