今回予告 天使大戦終結直後、凍の命が尽きる。 絶望するキミの目の前に現れる、大天使メタトロン。 メタトロンはキミに、とある選択を提案する…… エンゼルギア天使大戦TRPG 凍ルート最終回 『エンドレスサマー〜君が滲んだ夏〜』 明日からは繰り返しの キミのいない夏の夢 ハンドアウト PC1:ギアドライバー/ナビ:凍(運命の子) 天使大戦の全てを終え、さあこれからと言うとき、凍の寿命が後僅かだと判明する。 これは、避けられない運命だ…… シナリオダーザイン【八坂凍からのさよなら】 PC2:ギアドライバー/ナビ:セラピア(選ばれし者) キミは、自分の寿命を悟った凍から、PC1のことを頼まれる。 彼女の心残りとは… シナリオダーザイン【八坂凍からの寂しさ】 PC3:指揮官(煉獄の指揮官) キミはヴィヴリオの号令の下、天使大戦を勝利に導いた立役者だ。 そんなキミに、次の任務が与えられる。 シナリオダーザイン【ヴィヴリオからの信頼】 PC4:機械化兵(大空の騎士) ある日、羽村が愚痴をこぼしてきた。 だが、内容はどう考えても、八坂凍のことに間違いない。 シナリオダーザイン【羽村総司からの腐れ縁】 ※1:本シナリオは、天使大戦の終了時からスタートします。その為、エンドレスサマーのネタバレを多分に含みます。 ※2:PC1は『救世主』です。 ※3:本シナリオは話の都合上、シーンプレイヤーの割り振りが非常に偏っています。 ※4:本シナリオでは、【八坂凍からのダーザイン】のオープンアップに条件があります。それ以外は全て、クライマックス突入がオープンアップの条件となります。 オープニングシーン1 シーンプレイヤーは全員 合衆国マンハッタン上空。 キミ達は激戦の末、大天使メタトロンと同化した法王ラルフ・マスケンヴァルを撃破した。 ラルフ「……所詮、俺は人造救世主。やはり、真なる救世主には勝てなかったか。」 ラルフ「神によって仕組まれた、救世主候補を真なる救世主へと育て上げる為の、最後の障害。それこそが俺の、人造救世主の役目だった」 ラルフ「神を憎みもした、呪いもした。だが……今は全てが理解できる。俺は、この時、この為に、生きてきたのだと」 ラルフ「真なる救世主、PC1よ。世界を頼む」 ラルフ「……セラピア。父親らしいことなど何一つ出来ず、すまなかった……」 セラピア「今更、だね。ばいばい、パパちゃん……」 法王ラルフ・マスケンヴァルは消滅した。 最高指導者を失い、その戦力の殆どを失った合衆国には、既に戦争を継続する余力はない。 この天使大戦は、この時を以って、終結した………筈だった。 凱旋途中のキミ達の元に、ヴィヴリオからのノイズ混じりの通信が入る。 ヴィヴリオ『恐れていた事が現実になった。武装状態のヤシマ陸軍が、基地を取り囲んでいる』 ヴィヴリオ『だが、状況が状況なだけに、帰還しない訳にはいかん。一部の者は、別ルートで極秘裏に帰還してくれ』 ヴィヴリオ『人間の敵は、結局人間だった、ということだ』 シーン2 シーンプレイヤーは全員 ヤシマ陸軍大本営。 キミ達は今、維馬篭と雌雄を決する為に、対峙している。 維馬篭「PC1くん、あなたが救世主であると認めましょう」 維馬篭「人造救世主ラルフを討ち、天使大戦を終わらせた。その功績は認めましょう。ですが、あなたはもう用済みです」 維馬篭「異教の神の筋書きになど、乗る気はないのでね」 維馬篭「ここから先は、ヤシマが世界の支配者となる」 維馬篭「そこで最も邪魔な存在が……あなたなんですよ、PC1くん」 維馬篭「念の為、聞いておきますが……凍をあなたにあげますから、私の、道具になりませんか?」 維馬篭「例えば。魔王を討伐したあとの勇者が国にいたとします」 維馬篭「権力者の思い通りに動かない、人望が自分よりもある者が国にいたら、目障りだと思いませんか?」 維馬篭「つまり、そういうことです」 維馬篭「あなたがいなくなれば……問題は解決するのです。なので、ここで死んでください」 維馬篭「大天使メタトロンの欠片を用いてヴリルソサエティに作らせた、最後の人間戦車。第七の喇叭を吹き鳴らす、黙示録の獣」 維馬篭「このマザーハーロット……いえ、真・我龍『金剛機』と、私に、勝てますか?」 そう言って、金剛機が維馬篭と同じ構えで刀を抜く。 そして激戦の末、キミ達は遂に維馬篭を撃破した。 維馬篭「……最も下らないと思っていた、愛に、心に……私は、負けたのですね」 維馬篭「私の最大の誤算は……あなたを、私の道具に出来なかったこと。それが、全てです」 維馬篭「悪い夢……いえ、いい夢、でした」 シーン3 シーンプレイヤーはPC1 瑞穂基地に帰還後、凍が倒れる。 只でさえ色白の凍が、顔面蒼白だ。 羽村「もう、彼女は限界だ。今までよくもったくらいだよ」 凍「……ごめん、なさい……ずっと、隠してた……」 凍「……死ぬことは……恐くない……だけど……」 凍「……あなたの傍に、いられなくなるのが、恐い……」 シナリオダーザイン【八坂凍からのさよなら】 シーン4 シーンプレイヤーはPC2 凍「……私が死んだあと、PC1のこと……お願い」 凍「……自分の、身体、だから。……もう、無理なのは、分かってる」 凍「……私がいなくなった、後の……PC1が、心配」 凍「……それだけが、心残り」 シナリオダーザイン【八坂凍からの寂しさ】 シーン5 シーンプレイヤーはPC3 ヴィヴリオ「まずは最終決戦と維馬篭との戦い、ご苦労だった」 ヴィヴリオ「次の任務だが…PC1のメンタルケアを頼む」 ヴィヴリオ「凍の延命は不可能だと、羽村から報告を受けている。こればかりは、私がどうこうした所で、どうにもならん。歯痒いのは事実だが……」 シナリオダーザイン【ヴィヴリオからの信頼】 シーン6 シーンプレイヤーはPC4 キミと羽村は所謂腐れ縁と言う奴だ。 羽村「あのさPC4、ちょっと愚痴聞いてくれる?」 羽村「患者がさ、余命僅かだって分かってんのにさ、延命措置、何も出来ないんだよね」 羽村「あー、分かっちゃった?そ、凍ちゃんのこと」 羽村「天使化した者を治す手段なんて無いからさ。……こういう時、自分の無力さを痛感するよ」 シナリオダーザイン【羽村総司からの腐れ縁】 ミドルフェイズ シーン1 シーンプレイヤーはPC1、全員登場 凍が危篤状態だと連絡を受け、病室に向かうキミ達。 凍は苦しそうにしながら「……PC1……そこに、いる?」 凍「……さよ、なら」 羽村「……(時計を見て)○時○分、八坂凍、死亡確認」 ヴィヴリオ「凍!……遅かった、か……」 セラピア「凍ちゃん、さよなら、なんだよ……」 伊音「さらばだ、八坂……」 トゥアレタ「……安らかに眠ってね、凍……」 桂「……おやすみ、凍」 会話を終えたら以下の描写を読み上げ、シーンを終了する。 その日の夜。病理解剖に回される凍の遺体が、忽然と姿を消した。 シーン2 シーンプレイヤーはPC1、他PC登場不可 ※死んだ筈の凍がPC1の部屋にやって来る場面 コンコン。 真夜中、キミの部屋のドアがノックされる。 そこにいたのは……死んだ筈の、凍の姿。 凍?「救世主よ、我はメタトロン。本体は汝に滅ぼされた為、八坂凍に分けた欠片から再生した」 メタトロン「八坂凍の中から、ずっと汝を見てきた……だから、我は汝が気に入った。我は汝の傍にいたい。汝が望むならば、どのような事でもしてみせよう」 メタトロン「汝が望むならば、八坂凍として汝が傍にいるのもやぶさかではない」 メタトロン「中身は我だ、八坂凍の意識が戻ることはない」 メタトロン「一週間待つ。その時、答えを聞かせてくれ」 会話を終えたらシーンを終了する。 シーン3 シーンプレイヤーはPC1、PC3自動登場、その他のPCは任意 PC3は凍の遺体が消えたのを把握しています。 セラピア「PC1ちゃん、顔色悪いよ?何か悪い夢でも見ちゃった?」 会話を終えたらシーンを終了する。 シーン4 シーンプレイヤーはPC3、4、全員登場 情報収集 八坂凍について 〈情報処理〉難易度3 メタトロンがPC1の情報をもとに生み出した存在、「天使兵によって作られた、人間の複製」である。 メタトロン本体が消滅し、また凍が死んだことにより、最後のメタトロンとして復活を果たした。 凍が元になっている為、メタトロンの意思はかなり凍に感化されたものとなっている。 この情報を、PC1にどこまで伝えるか確認をとること。 会話を終えたらシーンを終了する。 シーン5 シーンプレイヤーはPC1、他のPCの登場は任意 キミが瑞穂亭に行くと、そこではメタトロンがあんみつを食べていた。 メタトロン「……一週間、時間の猶予を与えるとは言ったが……待ってるだけなのも暇でな。八坂凍が生前好んでいた、という甘いものを食べに来てみたのだが……これは、いいな」 メタトロン「その……何だ。ああは言ったが……我と、試しに付き合ってはみないか?お試し期間、というわけでもないが」 メタトロン「我だって、我を選んで欲しい。我はそれだけ、汝が気に入ったのだ」 ここでPC1に判定を行わせる。 凍の意識 【八坂凍からのダーザイン】能力値:聖霊、難易度3 凍の意識は完全に消滅した訳ではなく、メタトロンの意志が強大過ぎる為、隅に追いやられている状態である。 だがそれも時間の問題であり、近い内に消滅してしまうだろう。 了承した メタトロン「さて、まずはどこに行こうか?」 否定した メタトロン「そうか……それでは仕方ない、な」 会話を終えたらシーンを終了する。 シーン6 シーンプレイヤーはPC2、PC1自動登場、他PCの登場は任意 PC1と相談の上、凍との思い出を演出する。 会話を終えたらシーンを終了する。 シーン7 シーンプレイヤーはPC1、全員登場 セラピア「凍ちゃんの顔したメタトロンを倒す覚悟、キミにはある?」 セラピア「これは、他の誰でもない、キミが選択しなきゃならないんだよ」 セラピア「酷だけど、これはキミに与えられた、救世主としての試練でもあるんだよ」 セラピア「でもね……キミなら、運命を変えられるかも知れない。ううん、『救世主』である、キミにしか出来ないこと、なんだよ」 セラピア「キミの選択が、世界を変える」 セラピア「ボクの願い?ボクは……凍ちゃんともう一度会いたい。PC1ちゃんだって、そうだよね?」 凍のダーザインのオープンアップ条件は、メタトロンを倒す選択を選ぶことです。 またここの選択によって、クライマックスでの戦闘が発生しない可能性があります。 セラピア「それが、キミの選択なんだね」 メタトロンを倒す決断をした セラピア「ボクも協力するよ。PC2ちゃんも、協力してくれるよね?」 桂「PC1、わたしにも協力させて。凍の代わりにはなれないけど、ナビならわたしにも出来るから」 凍をどうしても、取り戻したいとの旨を告げられた場合 セラピア「その為には、メタトロンの力を利用させてもらうしか無いと思うんだよ」 セラピア「メタトロンを倒し、メタトロンの肉体を元に人間に再構築し、尚且つ凍ちゃんの意識を表に引っ張り出す……つまりが、奇跡を三度起こさなきゃならない」 桂「わたしの時より、条件キツいね……でも、やってくれるよね、男の子なんだから」 セラピア「ボクだって、凍ちゃんに帰って来て欲しい。勿論、協力してくれるよね、PC2ちゃん?」 この選択を選んだ場合のみ、凍のオーギュメントが《エヴァU》になる。 尚他のPCも【凍からのダーザイン】を所持している場合、《エヴァU》を使用出来る。 ※本シナリオを1stでプレイしている場合、福音を2回起こす必要がある、と告げる事。 会話を終えたらシーンを終了する。 シーン8 シーンプレイヤーはPC2、全員登場 司令室。メタトロンとの約束の時間の1時間前だ。 ヴィヴリオ「メタトロンの提示した刻限まで後わずかだ。肚は決まったか?」 ヴィヴリオ「それがお前の選択か。後悔はないか?」 ヴィヴリオ「忘れるな。セラピアも言ったと思うが、救世主であるお前の選択が、世界を変える」 会話を終えたらシーンを終了する。 クライマックス シーン1 シーンプレイヤーはPC1 瑞穂基地正門前。メタトロンが姿を現した。 メタトロン「時は来たれり。汝が回答を聞こう」 八坂凍の姿をしたメタトロンを倒しますか? はい/いいえ はい メタトロン「そうか……残念だ」 メタトロン「ならば、我と汝らには戦うしか道は残されていない。我と汝ら、いずれかが滅ぶまで」 メタトロン「ニンゲンらしく言うなら……わたしのものにならないのなら、いらない!」 戦闘となる。 メタトロン←1000m→PC達(位置は任意) HP500 【肉体】50 【感覚】25 【理知】25 【聖霊】50 【階級】0 《シナイの神火》 判定値30 技能レベル5 射程:10km 対象:単体 ダメージ+20 白兵攻撃、射撃攻撃に対してリポスト出来る 回避はしない 《ケルン》対天使効果のない武器によるダメージ無効 《疾風怒濤》×2 《奇蹟》×3 《神罰》×3 《星を落とすもの》×2 《黒き業炎》×1 ※1stでプレイしている場合、これらの権能は使用しない。 撃破後 メタトロン「我を倒すとは、見事なり」 メタトロン「この身体が我の最後の欠片、我はもう復活することはない」 メタトロン「我の中の凍が、汝に何か言いたいようだ」 凍「……PC1。……愛してた」 凍「……一つだけ、お願いが、ある。……私のことは、忘れて」 凍「……今度こそ、本当に……さよなら」 その言葉を最後に、凍の意識は、完全に消滅した。 メタトロン「救世主よ、汝の道行きに祝福のあらんことを」 そう言って、凍の姿をしたメタトロンは、エーテルの光となって消えていく。 エンディングフェイズ1へ 凍をどうしても取り戻したいというフラグが立っている場合 福音か《エヴァU》、合計2回必要となる。福音2回、《エヴァU》2回でも構わない。 『天使の肉体を人間に変換する』『凍の意識に上書きする』 この2項目が必須となる為。 尚この判定やオーギュメント使用は、PC1が行わなくても良い。 凍「……また、会えた」 凍「……ただいま、PC1」 凍「……もう、離れない。離さない」 エンディングフェイズ2へ いいえ メタトロン「救世主よ、我を受け入れてくれるのか」 メタトロン「我の空虚な心が、満たされていく感覚……。そうか……これが、喜び……。嬉しい、とはこういう事なのだな」 戦闘なしでエンディングフェイズ3に エンディングフェイズ1(メタトロン撃破/凍復活せず) シーン1 シーンプレイヤーはPC4 羽村「凍ちゃんのことは残念だけどさ。大局的に見ちゃうと戦死者が一人増えただけ、なんだよね」 羽村「こういう仕事だからね、割り切らなきゃならない時って多いのよ」 羽村「……ま、後悔はあるけどね」苦い表情で呟く羽村。 シーン2 シーンプレイヤーはPC3 ヴィヴリオ「これで、全てが終わったな」 ヴィヴリオ「あとは天使の残党狩りだ。合衆国もメタトロンも無き今、これ以上天使が増えることもない」 ヴィヴリオ「ここまで来るのに50年以上か……長かった。本当に、長かった」 ヴィヴリオ「次の任務だが、合衆国の復興を頼みたい」 ヴィヴリオ「ネオステイツの大統領なんて肩書きはどうだ?」 シーン3 シーンプレイヤーはPC2 セラピア「……今回の一件だけどさ、何も出来なかったって、後悔してる」 セラピア「死んだ人は、生き返らない。そんなの、当たり前なのにね。桂ちゃんは……例外中の例外、だけど」 セラピア「桂ちゃんみたいに黒い天使核が残ってないから、完全機械化兵として生まれ変わらせることも出来ない。メタトロンと一緒に消滅しちゃったから……」 セラピア「これからどうするんだろね、PC1ちゃん……」 シーン4 シーンプレイヤーはPC1 キミは凍の墓の前にいる。 とは言え、中身は無い。全て、空に消えてしまったから。 キミは、最愛のパートナーである八坂凍を、永遠に失った。 明日からは繰り返しの、キミのいない夏の夢。 エンディングフェイズ2(メタトロン撃破/凍復活) シーン1 シーンプレイヤーはPC4 羽村「いやー、凄い奇跡を見させてもらったよ」 羽村「御大将が生きてたら、余計な横槍がまた入ったろうけど、これからはその心配もないしね」 羽村「いやー、自由って素晴らしい!」 シーン2 シーンプレイヤーはPC3 ヴィヴリオ「これで、全てが終わったな」 ヴィヴリオ「あとは天使の残党狩りだ。合衆国もメタトロンも無き今、これ以上天使が増えることもない」 ヴィヴリオ「ここまで来るのに50年以上か……長かった。本当に、長かった」 ヴィヴリオ「次の任務だが、合衆国の復興を頼みたい」 ヴィヴリオ「ネオステイツの大統領なんて肩書きはどうだ?」 シーン3 シーンプレイヤーはPC2 セラピア「収まるところに収まった、ってところかな?」 セラピア「やってくれるとは思ってたけど、まさかホントに奇跡を三度起こすとは思わなかった、っていうのが本音かな」 セラピア「正に、愛の力だよね〜。まあボクらの愛も負けてないとは思ってるケド」 シーン4 シーンプレイヤーはPC1 凍「……消え入りそうな意識の中で、ずっと、あなたのことだけ、考えてた」 凍「……改めて。……ただいま」 凍「……これからは、ずっと、一緒」 エンディングフェイズ3(メタトロンと戦闘しない) シーン1 シーンプレイヤーはPC4 羽村「聞いたよ、話」 羽村「同じ顔だけど、中身は大天使メタトロンで別人なんだって?何だか厄介なことになったもんだねえ」 羽村「ま、本人がそれでいい、ってんならいいんだけどさ」 シーン2 シーンプレイヤーはPC3 ヴィヴリオ「そうか。報告は分かった」 ヴィヴリオ「メタトロンが敵に回らんとも限らん。二人の動向には今後注意してくれ」 ヴィヴリオ「しかし……メタトロンはPC1が相当気に入ったと見える。手段を選ばない、とはこのことか……」 シーン3 シーンプレイヤーはPC2 セラピア「これで良かったのかなあ…。でもPC1ちゃんが選んだ結果だしねえ」 セラピア「獅子身中の虫、なんてことにならなければ、いいんだけど…」 シーン4 シーンプレイヤーはPC1 メタトロン「これから我が汝のパートナーだ、言わば我が新世界のイヴ」 メタトロン「汝の望み通り、我が八坂凍として振る舞おう」 凍U「・・・PC1。・・・今後とも、よろしく・・・これで、いい?」 作成者から一言 accessの曲に、サプリメント『エンドレスサマー』と同じタイトルの曲があったのを、今更ながら思い出して作ったシナリオです。 本来なら、天使大戦終結前、騎士級天使兵との戦いの最中に尽きる筈だった凍の命。 最後までもったとしても、余命は僅か……という点に着目して、勢いだけで書いた。