オープニングフェイズ シーン4 シーンプレイヤーはPC4 キミはこの決死の作戦に、自ら志願した。 キミが作戦に志願したのは、フリューゲル・ズィーガーの為だ。 ズィーガーが生存している ヤシマの為とか、世界の為とか、そんな大それたものじゃない。 彼が苦しむ姿をこれ以上見たくない、それだけだ。 キミはズィーガーに相談せず、独断で作戦に志願した。 ズィーガーに事後報告したところ、彼の逆鱗に触れてしまったらしい。 ズィーガー「……わざわざ、犬死にしに行く奴が、どこにいる」 ズィーガー「……死ぬのは俺達みたいな、飛ぶしか能のない連中だけで十分だ」 するとそこに、出撃を知らせるサイレンが鳴り響く。 ズィーガー「……出撃だ。話はあとで聞く。必ずだ」 あ、ヤバい。めっちゃ怒ってる。 ズィーガーに一言かけてもらい、シーンを終了する。 ※死亡時はヴィヴリオとの会話になる為、割愛 ミドルフェイズ シーン5 シーンプレイヤーはPC4 ズィーガーが故人の場合、回想シーンとなる。 キミはふと、彼と以前/生前に話したことを思い出した。 振り返れば、キミが赴いた戦場は、勝ち目の薄い絶望的な戦いばかりだった。 キミが帰還する度に、ズィーガーはいつもの鉄面皮の下に、少しの安堵を浮かべてキミを出迎えてくれた。 ズィーガー「……前にも言ったが、俺達機械化兵の命は、軽い」 ズィーガー「……天使と戦う以上、常に死とは隣り合わせだからな」 ズィーガー「……だから戦場から帰還して飲む酒は……格別だ。勝利を喜ぶ時も、仲間の死を悼む時も。……味は少し違うが、特別な時間だ」 (PCが未成年の場合、下記台詞を追加) ズィーガー「……まあ、お前には早過ぎるが」 ズィーガー「……また、戻れたら……飲らないか」 (PCが未成年の場合、下記台詞を追加) ズィーガー「……勿論、お前はノンアルコールで、な」 ズィーガーが故人の場合、下記描写を追加 だが、その約束が果たされることは無かった。 ズィーガーは天使の攻撃からあなたを庇い……帰らぬ人となったのだ。 ズィーガーは復讐など望んでいないかも知れない。 だが、こうでもしなければ、自分の気が晴れない。 会話を終えたらシーンを終了する。 エンディングフェイズ PC死亡時 シーン1 シーンプレイヤーはPC4 ズィーガーが生存している場合 ズィーガーの部屋。 ズィーガーの前には、キミの遺骨が納められた壷が置かれている。 ズィーガー「……帰って来い、とは言った。だが……」 ズィーガー「……一緒に、呑む約束だったろうが。……馬鹿野郎」 最後に一言もらい、シーンを終了する。 ズィーガーが故人の場合は、PLに演出を完全に任せた方が良いかも知れない。 エンディングフェイズ PC生存時 シーン1 シーンプレイヤーはPC4 ズィーガーが生存している場合 瑞穂基地に帰還したキミを、ズィーガーが迎え入れる。 ズィーガー「……有言実行とは、良いことだ」 今日はズィーガーはやけに上機嫌だ。 ズィーガー「……早速だが、呑みに行く。付き合え」 ズィーガー「……約束しただろう?……今日はきっと、いつもより、酒が美味い筈だ」 (PCが未成年の場合、下記台詞を追加) ズィーガー「……お前が成人したら、俺の奢りで呑みに連れて行く」 ズィーガー「……その日が、楽しみだ。そう、思えるようになったのは……(一呼吸おいて)お前の、おかげだ」 ズィーガーが故人の場合 キミは再び、ズィーガーの墓前にいる。 生きていたら、きっと喜んでくれただろう。 だが、ズィーガーはもういない。 あの時、手が届かなかった後悔ばかりが、残っている。 最後に一言もらい、シーンを終了する。