オープニングフェイズ
シーン２
シーンプレイヤーはＰＣ２
話は遡る。
司令室での命令を受けて、桂がキミに問い掛ける。
桂「みんなの仇を討てる、絶好の機会が来たね」
桂「……多くの仲間を失った。みんな、いい人達ばかりだった」
桂「わたしたちを生かす為に、みんな、みんな死んでしまった」
桂「合衆国の連中が許せない。戦争なんだから殺し殺されるのは当たり前、なんて知らない。絶対に、みんなの仇を討ってやる」
復讐に駆られる彼女。
キミも同じ想いだとは言え……流石にこれは、危うい。
彼女に一言かけてもらって、シーンを終了すること。


ミドルフェイズ
シーン３
シーンプレイヤーはＰＣ２
キミは、桂に話があると言われ、彼女の部屋を訪れた。
桂「ねえ、ＰＣ２。わたしと一緒に死んでくれる？」
桂「みんな死んで、わたしなんかが生き残ってしまった。だからこの命、みんなの仇を取る為に使いたい」

（ＰＣ２が一緒に死ぬことを選んだ）
桂「……ありがとね。わたしが、きみの背中を守るから……わたしの背中を、守ってほしい」
桂「……きみが一緒なら、何も怖くない」
桂「死が二人を分かつとも、じゃない。死んでもいっしょ、だから」

（諫められた）
桂「（ハッとして）……ごめんなさい。自殺願望に、きみまで巻き込むところだった」
桂「……ずっと、苦しかった。わたしに、みんなの命を犠牲にしてまで生きる価値があるのか、って。そんな価値ない、って、ずっと」
桂「……わたしは、一度死んで、きみやみんなに、もう一度死ぬところを助けてもらった。すごく、感謝してる」
桂「わたしも、もう一度頑張った。頑張ったんだよ。だけど……わたしの目の前で、また、多くの人が死んでいった。わたしたちを、先に行かせる為に」
桂「……頭では分かっていてもけど、心が追い付かなくなった。一度疑問に思ったら、負のスパイラルにハマって、自分に価値がない、って思うようになっちゃった」
桂「でも、さ。自分で、自分の価値下げちゃったら……命懸けで助けてくれたみんなの価値まで、下げちゃうよね。わたしが、間違ってた」
桂「でも、みんなの仇を取りたい、って気持ちに嘘はない。だから……改めて、お願い。力を、貸して」
桂「ここで止まったら、それこそ本当にみんなに顔向け出来なくなる」
桂「死ぬ為じゃなく、前を向く為に……お願い」
会話を終えたらシーンを終了する。


エンディングフェイズ
ＰＣ死亡時
シーン３
シーンプレイヤーはＰＣ２
撃墜され、燃え尽きようとする機体の中
桂「やっぱり、駄目だった……でも、一矢報いるくらいは、出来た、かな……？」
桂「……最期が、きみと一緒なら……わたしとしては、考え得る最上の最期だよ」
桂「……ごめんね、最後まで迷惑かけて。大好きだったよ、ＰＣ２」
桂「もっと早く、もっと沢山、言っておけば……良かったな……」
最後に一言もらい、シーンを終了する。


ＰＣ生存時
シーン３
シーンプレイヤーはＰＣ２
遂に、決戦に終末が訪れた。
ラルフにとどめを差し、周囲の天使が全て光となって消えていく。
桂「勝った……？これで戦いが、終わる……？」
桂「みんな、仇、取ったよ……！」
桂「これで、胸を張って、前が向ける。きみに恥じない、わたしでいられる」
桂「やっと、やっときみに伝えられる。ＰＣ２……好きだよ。戦いが終わったら、言うつもりだった」
桂「え？バレバレだった？みんな知ってた？そっかー。……うう、恥ずかしい。穴があったら入りたい」