■今回予告 キミは駄菓子屋で、ステラという少女と出会った。 彼女は再会を約束し……すぐにその約束は果たされる。 キミへの好意を隠そうとしないステラに、翻弄されるキミ。 時同じくして、ラーフ帝国のドクター・ナヴァグラハが凰市に潜入する。 彼女の目的は、凰市にアビスゲートを開くこと。 ……だが、ドクターの目的は、それだけではなかった。 儚く煌めく星達の中、ステラは呟く。 「……一緒に、逃げてくれない、かな」 答えを出す前に、彼女はキミの前を去る。 流れていく時間に、答えが追いつかなくても。 メタリックガーディアンRPG 『ホシクズメイロ』-Lost in Star Dustz- 僕たちの、answerを掴もう。 ■ハンドアウト PC1: コネクション:ステラ・カンディート 関係:好意 コンストラクション:スターゲイザーであること必須。 ガーディアン特技の《スターゲイザー》または《AS》の取得、あるいはオーバーロードで《星を見る者》か《強化人間》を取得、シャレードで《約束の民》(《スターゲイザー》が自動取得となる)のいずれかを取得すること。 ただし、オーバーロード及び《ガイア》は必須ではない。今回必須となる加護は《イドゥン》である。《イドゥン》の所有者はPC1以外でも良い。 カバー:学生、またはフォーチュン隊員あるいは協力者。 キミはステラと駄菓子屋で知り合い、彼女から好意を寄せられる。 ちょっと不思議な子だが、悪い子ではなさそうだ。 しかも彼女は、キミと同じクラスに転校してくる。 これを運命と呼ばずして何と呼ぼうか。 【シナリオミッション:ステラと仲良くなる】 PC2: コネクション:ドクター・ナヴァグラハ 関係:仇敵 コンストラクション:下記参照 カバー:任意 キミはドクター・ナヴァグラハが何かを企んでいるとの情報を掴み、彼女を追って凰市に来た。 凰市直前で反応はロストするが、彼女の乗った戦艦に損傷は与えているので、凰市からそう遠くには行けないだろう。 キミはドクター・ナヴァグラハを見つけ出すべく、凰市で捜索を開始した。 【シナリオミッション:ドクター・ナヴァグラハの足取りを掴む】 ※ドクター・ナヴァグラハとの決着は本シナリオ内ではつかず、何度も逃げられてしまう。 負けロールが求められる立ち位置である。そのことを踏まえておいて欲しい。 PC3: コネクション:駄菓子屋のウメコばあちゃん 関係:親愛 コンストラクション:下記参照 カバー:任意 キミは駄菓子屋の常連で、店主のおばあちゃんとも仲が良い。 おばあちゃん曰く、最近若い女の子が常連になってくれて、雰囲気が華やぐから嬉しい、と言われる。 だが、良くない噂を聞いた。 ディスティニーのテロリストが、凰市に潜伏しているというのだ。 駄菓子屋の、いや凰市の平和はキミにかかっている。 【シナリオミッション:凰市の平和を守る】 PC4: コネクション:PC1 関係:友情 コンストラクション:下記参照 カバー:フォーチュン隊員 キミはPC1の親友であり、フォーチュン所属のリンケージでもある。 キミは、特殊部隊ディスティニーのテロリストが凰市に潜入しているとの情報を、支部長のチトセから聞いて捜査を命じられる。 【シナリオミッション:テロリストに対処する】 PC5: コネクション:雇い主 関係:ビジネス コンストラクション:下記参照 カバー:傭兵 キミは雇い主から、新型機の試運転を依頼される。 雇い主から指定された試運転の場は、凰市。 色々な勢力に狙われている凰市ならば、戦う相手にも困らない筈だ。 【シナリオミッション:機体の性能を試す】 ■本シナリオオリジナルのNPC ステラ・カンディート 本シナリオのヒロインの少女。スターゲイザーである。 小噺。 ネーミング元は金平糖→星の飴。 ちなみに金平糖はポルトガル語の糖衣菓子であるコンフェイトから来ており、語源はラテン語のコンフェクト(用意された)である。 ウメコばあちゃん 凰高校の近くにある駄菓子屋の店主。 彼女はガーディアン、リンケージに理解のある一般人である。 客層は老若男女問わず、憩いの場として機能している。 駄菓子の他に、バトルブレイブの筐体、およびバトルブレイブのキット・改造パーツも置いてある為、同好の士が集まる場所でもある。 ■コンストラクションについて ▼推奨人数 PL3〜5人 ▼レベル 初期作成〜10レベル程度。 PLの要望で決める。勲章の導入も同様。 戦闘のバランスがより一層取れなくなるので、サクセションは無い方がよい。 ▼ガーディアンクラス 使用できないガーディアンクラスは、レンジャー及びGF誌のみの掲載でサプリメントにまだ収録されていないクラス。 ただしコンチェルトを使用する場合は処理の都合上、熱狂カードの使用は簡易版となる。 リプレイ:ラグナロク、ワンダリングジャーニー、SSSのデータも全て使用可。 ゲーマーズフィールド誌掲載のみのクラス及びデータは不可。 同人版のクラス及び追加データは、そのデータが公に公開されていることを条件とした上で、要相談。 ▼必須加護 《イドゥン》 ▼PC間コネクション: PC1→PC2→PC3→PC4→PC5→PC1の順で取得する。 次のPC番号のキャラから、コネクションを取得する形になる。 関係は任意だが、なるべく友好的なものを取得すると、セッションが円滑に進むだろう。 ■シナリオ背景 PC1の知り合った少女ステラは、ディスティニーの手引きをする為にドクター・ナヴァグラハに送り込まれたテロリストであり、彼女に作られたアートマだった。 PC1に一目惚れしたステラは、束の間の“普通の日常”と“普通の女の子”を味わう。 だが、それを許されない恋だった。 ドクターはステラに再洗脳を施し、ステラはキミ達の前に敵として立ちはだかる。 ステラの駆るアビスガーディアン、及びドクター・ナヴァグラハの乗る戦艦を撃破し、ステラを死亡させるか救出することで、本シナリオは終了する。 ■シナリオ本文 ●オープニングフェイズ シーン1 シーンプレイヤーはPC2 ドクター・ナヴァグラハを追跡するが取り逃すシーン。 キミはドクター・ナヴァグラハが何を企んでいる、との情報を得て、彼女の乗る戦艦を追っている。 ドクター「貴方もしつこいわね。他にやる事はないのかしら」 ドクター「私にはやらなければならないことが沢山あるの。貴方如きに関わっている暇は無いわ」 だが、キミの放った攻撃が戦艦に命中する。 オペレーター「左エンジン被弾!このままでは追い付かれます!」 ドクター「……仕方ないわね。あれを試すわ。アビスディメンジョン展開。各員、衝撃に備えるように」 《ヘルモード》を宣言する。※もしここでPLに《オーディン》を使用する、と言われた場合、ここは演出上どうしても逃げたいシーンだから《ヘルモード》を通させて欲しいので、《オーディン》を取り下げてもらえないか聞くこと。 それでも使用すると言われた場合は、さらに《オーディン》を使用して打ち消す。 戦艦が空に溶けるように姿を消し、AL粒子レーダーからもロストする。 逃げられてしまったようだが、あの損傷では遠くまでの航行は不可能だ。 ここから最も近い宇宙港は凰市にある。 キミはフォーチュン凰市支部に、協力を要請した。 【シナリオミッション:ドクター・ナヴァグラハの足取りを掴む】 シーン2 シーンプレイヤーはPC5 雇い主から依頼を受けるシーン。 キミは雇い主に呼び出された。 雇い主「キミに依頼がある。キミの機体の試験運用を行い、結果を報告してもらいたい」 雇い主「お誂え向きに、つい先ほど、ラーフ帝国のドクター・ナヴァグラハの乗った戦艦が、凰市付近で消息を絶ったという情報を掴んだ」 雇い主「これは、フォーチュンに大きな貸しを作れる、絶好の商機だ」 雇い主「なのでキミには、凰市に向かいフォーチュンに協力しつつ、機体の試験をして欲しい。その分、報酬は弾む」 雇い主「良い報告を、期待しているよ」 【シナリオミッション:機体の性能を試す】 シーン3 シーンプレイヤーはPC4 チトセから命令を受けるシーン。 キミはフォーチュン凰市支部支部長、チトセ・ウィル・ナスカに呼び出された。 チトセ「ドクター・ナヴァグラハが凰市に潜入したらしい、との情報がPC2から入ったわ」 チトセ「ドクターが直接乗り込んで来たということは、大方、アートマを使って何かを目論んでる筈ね」 チトセ「ま、どうせロクな事じゃないでしょうけど……」 チトセ「PC1にも協力を要請するわ。あなたも、気心の知れた相手と組んだ方がやりやすいでしょ?」 チトセ「誰彼構わず疑ってかかるのはやり過ぎだけれど……誰か不審な人物を見かけたら、逐次報告をお願いね。こっちでも調査するから」 チトセ「じゃあ、よろしく頼むわね」 【シナリオミッション:テロリストに対処する】 シーン4 シーンプレイヤーはPC3 駄菓子屋のおばあちゃんと会話するシーン。 今日もキミは駄菓子屋に遊びに来ている。 おばあちゃん「いらっしゃい、PC3ちゃん。ラムネ冷えてるよ」 おばあちゃん「みんなが来てくれるから、うちみたいな小さな店がやってけるからねえ。有難い事だねえ」 おばあちゃん「それに最近、めんこい子が常連さんになってくれてねえ。その子がいるだけで、雰囲気が華やぐんだよ。……アタシもあのくらいの頃はモテたもんだよ」 おばあちゃん「ただねえ……最近、ちょっと悪い噂も耳にしてるんだよねえ。ラーフ帝国のテロリストが、凰市内に潜伏してる、って」 おばあちゃん「あんまり余所様のことを悪し様に言うのは何だけど、どうしたって相容れない人達、ってのはいるからねえ」 おばあちゃん「PC3ちゃんも気を付けなさいねえ、仕事柄、テロリストと戦う事もあるだろ」 おばあちゃん「……お客さんが減っちゃうのは、寂しいからねえ」 【シナリオミッション:凰市の平和を守る】 シーン5 シーンプレイヤーはPC1 ステラと邂逅するシーン。 キミが馴染みの駄菓子屋に行くと、見かけない少女がいて、何かを探していた。 ステラ「金平糖、どこだろ……」 キミは、金平糖の置いてある棚がちょうど目に入った。 ステラ「……ありがとう」 ステラ「おばあちゃん、これふたつ下さい」 おばあちゃん「はいよ、ふたつで200万円ね」 ステラ「えっ……そんなに、持ってない……」顔を真っ青にする。 おばあちゃん「はは、冗談だよ。200円ね」 ステラ「……はい、これ」 ステラはキミに、金平糖を手渡して ステラ「また、会えるかな……?」 【シナリオミッション:ステラと仲良くなる】 ●ミドルフェイズ シーン1 シーンプレイヤーはPC1、PC4自動登場。 PC3・PC4・PC5の登場は任意だが、場所が凰高校であることに注意。 ステラが凰高校に転校してくるシーン。 PC1とPC4のクラスに転校してくるステラ。 教師「転校生を紹介するぞー」 ステラ「……ステラ・カンディートです。よろしく、お願いします」 同級生ズ「「ウォォ、美少女キター!!!」」 ステラ「……PC1、くん。また、会えたね」 同級生1「畜生、なんでPC1ばっかりモテるんだ!俺にもちょっとぐらい、夢見させてくれ!」 同級生2「だからお前がモテない、って理由が詰まった発言だなァおい」 教師「ほら静かにしろー。カンディートさんの席は、顔見知りっぽいからPC1の隣の方でいいな」 ステラ「……PC1くん、よろしくね」 ステラ「……ねえ、今週末。流れ星がたくさん見られるんだって。一緒に、見に行かない?」 早速デートのお誘いである。 会話を終えたらシーンを終了する。 シーン2 シーンプレイヤーはPC3、全員登場 ディスティニー部隊が凰市に現れる。戦闘シーン。 ヴァンガード「あの女狐め、俺を使い走りにしやがるとはいい度胸だ」 ヴァンガード「まあ俺は、街をブッ壊せればイイんだけどなァ!」 降魔爆装グランヴァンガードは、降魔爆装シュヴァルツハーケンをエネミーテンプレートでPC+7レベルになるように調整し、加護を全て外す。 周りの敵はPCレベル体の奈落獣を、PC人数体(モブ前衛2〜3体、モブ後衛1〜2体、ソロ0〜1体)登場させる。 戦闘終了時 ヴァンガード「へっへっへっ、また遊ぼうぜェ」 ヴァンガードは脱出艇に乗り、逃亡していった。 シーン3 シーンプレイヤーはPC2、PC3とPC5自動登場、PC1とPC4は任意 チトセから協力要請を受けるシーン。 キミ達はチトセからの協力要請を受け、フォーチュン凰市支部に集まっている。 チトセ「要請を受けてくれて、感謝するわ」 チトセ「先日現れたヴァンガードは、ドクター・ナヴァグラハの行方をくらます為の、陽動部隊だったみたいなの」 チトセ「レーダーに反応が全くないから、まだ戦艦は凰市近郊に潜んでいる筈よ。あるいは、偽装して港にいるか」 チトセ「そこでみんな、ドクター・ナヴァグラハ、及び手引きしているテロリストを発見・排除するまで、協力をお願いできるかしら」 チトセ「引き続きこちらでも捜索部隊を出して、何か新しい情報が手に入ったらその都度連絡するわ」 会話を終えたらシーンを終了する。 シーン4 シーンプレイヤーはPC1、 他のPCの登場は任意。 PC1とステラが真夜中に逢引するシーンである。みんなで出歯亀しよう。 ステラ「……流れ星、キレイだね」 ステラ「……あの流れ星みたいに、パッと消えちゃえれば、いいのにね」 ステラ「……ねえ。キミは……運命、って信じる?」 ステラ「……わたしは……今まで、信じてなかった。……キミと出会うまで」 ステラ「……一緒に、逃げてくれない、かな」 そこに、ドクター・ナヴァグラハが、ステラを迎えに来る。 ドクター「……ごっこ遊びはそれまでよ」 ステラ「……時間切れ、かあ。ごめん、さっきのなし」 ドクター「抵抗せず帰るなら、そこの彼には危害を与えないわ。さもなくば」 銃口を向けるドクターの護衛達。 ステラ「……キミに怪我させたくないから、わたし、行くね」 ステラ「……ばいばい」 会話を終えたらシーンを終了する。 シーン5 シーンプレイヤーはPC2、全員登場 情報収集シーン。 最初は下記の2項目である。 ▼ステラについて ▼ドクター・ナヴァグラハについて このふたつを調べ終えると、 ▼ドクター・ナヴァグラハの真の目的 が追加される。これ以上の追加はない。 また判定に失敗した場合、情報は得られるが、失敗する度にボスの加護が1体につきひとつずつ追加される。今回ボスは2体いるので、実質的にふたつ追加される。 追加されるのは順に《オーディン》《ティール》《イドゥン》である。 ▼ステラについて 【知覚】【幸運】いずれかで目標値12。 ステラに対しコネクションを持っている場合、判定値+2。 彼女の正体は、ラーフ帝国ナヴァグラハ研究所のアートマの一人、ステラ・ナヴァグラハ。 尚、ステラ・カンディートは本名である。 普段は穏やかで大人しい性格だが、アートマ化した影響で戦闘用人格を持っており、ガーディアンに搭乗すると苛烈で残酷な性格に急変する。 本隊に先んじて凰市へと潜入し、ディスティニーの手引きをしていた。 彼女は《BOSS属性》を持つ。彼女の【FP】を0にすることでアビスシードを沈静化させ、アビスゲートの発動を止めることができる。 その後に《イドゥン》を使用しても、アビスシードは再度活性化しない。 撃破後の彼女に《イドゥン》を使用するかは自由である。 ▼ドクター・ナヴァグラハについて 【理知】【幸運】いずれかで目標値12。 ドクター・ナヴァグラハに対しコネクションを持っている場合、判定値+2。 今回の彼女の目的は、凰市でアビスゲートを開き、凰市をラーフ帝国の橋頭堡とすることである。 その為の前準備として凰市にステラを潜入させ、アビスシード所持者を探させていた。 尚、彼女は《ライバル属性》を所持している。 ▼ドクター・ナヴァグラハの真の目的 【理知】【幸運】いずれかで目標値12。 ドクター・ナヴァグラハに対しコネクションを持っている場合、判定値+2。 上記の計画は、表向きの計画である。 アートマであるステラを他者と交流させ、彼女の不安定な人格が齟齬を来たすように仕向けることで、彼女にアビスシードを発現させ、活性化及び発動させる『アビスシードを人為的に発生させる実験』こそが、ドクター・ナヴァグラハの今回の真の目的である。 会話を終えたらシーンを終了する。 シーン6 シーンプレイヤーはPC1、全員登場 ステラとの精神感応による会話。 キミはステラから、か細い思念波を受け取る。 他にもスターゲイザーがいた場合、同じように受け取れる。ただし思念による会話は、PC1とのみになる。 ステラ『……わたしを、殺して。そうでないと、キミを殺しちゃう』 ステラ『……初めて、人を好きになったの。後戻りできなくなる前に……お願い』 ステラ『……わたしが消えちゃうまで、時間が、ない……。わたしと、ナヴァグラハは……凰スペースポートに、いる、から……』 思念波が途切れる。 会話を終えたらシーンを終了する。 ●クライマックスフェイズ シーン1 シーンプレイヤーはPC1、全員登場 凰スペースポート。 ドクター・ナヴァグラハの戦艦は偽装し、紛れ込んでいる。 ドクター「あなただけ逃げようなんて考えない事ね。あなたは、私の実験動物なんだから」 ステラ「アッハハ!手に入らないなら、いっそのこと殺してあげる、PC1!」 ドクター「そう、それでいいのよ。アートマであるあなたには、幸せになることなど許されない」 クライマックスのボスは、巨大兵器エンタープライズタイプ(4人用データ)“ディヤウス級機動戦艦”と、スターゲイザー白兵戦タイプ(4人用データ)“アプトゥス”(ラテン語で「準備された」)の2体を登場させる。 周りの敵はPCレベル体のアビスガーディアンを、人数+1体(モブ前衛2〜3体、モブ後衛1〜2体、ソロ1〜2体)登場させる。 ただし、3レベルで遊ぶ場合、両方とも3人用データにした上で、さらに3人用の【FP】修正を施すこと。 巨大兵器エンタープライズタイプ: PCが4人の場合は【FP】を60点減らし、《ネルガル》を削る。 PCが3人の場合、さらに【FP】を60点減らす。加護の数は変更しない。 スターゲイザー白兵戦タイプ: PCが4人の場合は【FP】を40点減らし、《ヘルモード》《オーディン》を削る。 PCが3人の場合、さらに【FP】を40点減らす。加護の数は変更しない。 ドクター・ナヴァグラハ撃破時 ドクター「実験自体は成功したわ。良いデータが取れたから、私は今回は満足よ」 ドクター「それが欲しいの?物好きね。もう必要ないからあげるわ」 そう言い残して、爆発炎上する戦艦から、脱出艇に乗って逃亡する。 ステラ撃破時 アプトゥスからステラを降ろして ステラ「……こんな、出会いじゃなかったら……」 ステラ「……わたしが、アートマなんかじゃ、なくて……普通の、女の子だったら……」 ステラ「……キミと、恋人に、なれたの、かなぁ……?」 《イドゥン》を使用した ステラの顔色が良くなり、呼吸が落ち着く。 ステラ「……あり、がと」 気を失うが、命に別状はなさそうだ。 使用しなかった ステラ「……ばいばい……わたしの……初、恋の……キミ」 PC1の頬に手を触れて、その手が力なく落ちる。 ●エンディングフェイズ シーン1 シーンプレイヤーはPC5 雇い主と会話するシーン。 キミは雇い主に、今回の諸々の報告をしている。 雇い主「試験運用並びにラーフ帝国への対応、ご苦労だった」 雇い主「結果として、私としては非常に満足いくものだったよ」 雇い主「……しかし、アートマ、か。その技術自体には目を見張るものがあるが……利用したいか、と言われたら、答えはノーだね」 雇い主「私はね。人が人として、他者の言われるがままではなく、己の力で輝き、運命を切り拓く姿を見たいのだよ」 雇い主「だから、その輝きを私に、これからも見せてくれ」 シーン2 シーンプレイヤーはPC4 チトセと会話するシーン。 ※ステラ生存時 チトセ「終わりよければ全て良し、かしら。一時はどうなることかと気を揉んだけれども」 ※ステラ死亡時 チトセ「……後味の悪い事件だったわね。PC1くんが傷付いていなければ、いいのだけど……」 以下共通 チトセ「ラーフ帝国のテロリスト達をのさばらせていると、こういう事は何度も起こり得る。その度に、誰かの血と涙が流れる。だから、何としても止めなきゃならないわ」 チトセ「自分の国を維持する為に他国を滅ぼそうとする行為なんて、本来あってはならない事。……きれいごとを言ってる自覚は勿論あるわ。でも、そう願わずにはいられない」 チトセ「……だからこれからも、平和を脅かす者達に、負けないでね」 シーン3 シーンプレイヤーはPC3 ウメコばあちゃんと会話するシーン。 おばあちゃん「何だか、色々と頑張ってくれたって、ありがとうねえ。これ、少ないけどご褒美だよ」 そう言って、よく冷えたラムネをくれる。 おばあちゃん「……亡くなった旦那も軍人だったんだよ。リンケージじゃなくて、戦闘機乗りだったけどねえ」 おばあちゃん「……送り出す側は、いつも気が気じゃなかった。大怪我して帰って来たことだって、何度もあったよ。でも、辞めてくれ、とは言えなかった」 おばあちゃん「……結局、怪我がもとで退役して……正直、ほっとしたのを覚えてるよ」 おばあちゃん「PC3ちゃん。命を粗末にするんじゃないよ。あんたの帰りを待ってる人は、たくさんいるんだ。アタシもそのひとりだよ。まあ、婆さまにヒロイン面されても、迷惑な話か(笑)」 ※ステラ死亡時、下記の台詞を追加 おばあちゃん「……ところで、ステラちゃん、最近来ないねえ。PC3ちゃん、何か知ってるかい?」 おばあちゃん「……そうかい。アタシよりも若い子が、戦争で命を散らすなんてねえ。ひどい世の中だよ、全く」 シーン4 シーンプレイヤーはPC2 東江タカオとの会話を想定している。 今日もドクター・ナヴァグラハを取り逃がしてしまった。 キミがフォーチュンの格納庫で考え込んでいると、整備班長の東江タカオが、キミの隣にどかっと座ってきた。 タカオ「シケた顔してんなあ、オイ」 タカオ「そもそも、ラーフの最高幹部クラス相手にして、生き残ってるだけでもお前は偉えんだよ」 タカオ「だがな。生きてりゃいつか、その刃が届く日が来るかも知れねえ」 タカオ「だからどんな手使ってでも生き延びろ。ガーディアンなら、壊れたって直せりゃどうとでもなる。でも心が折れたら、そう簡単には直せねえし、そもそも俺はそっちは管轄外だ」 タカオ「悔しかったら、それをバネにしてまた挑めよ。諦めずに、何度でも」 タカオ「……ま、頑張れよ」 タカオからはいつも怒鳴られているのに、今日は何故か妙に優しかった。 明日は雨でも降るのかな。 シーン5 シーンプレイヤーはPC1 ※ステラ生存時 キミは入院中のステラの病室に、お見舞いに来ている。 ステラ「助けてくれて、ありがとう」 ステラ「……死ぬのなんか怖くない、って思ってた。自分が消える、ただそれだけ、って。ガーディアン乗ってる時と同じで」 ステラ「……でも、あの時。キミの顔を見て、もう会えない、って思ったら……すごく、怖くなった」 ステラ「……ところで、これからのこと、なんだけど……」 ステラ「わたしはドクターにいらないって言われた。だからラーフ帝国……ううん、何処にも居場所がないの」 ステラ「……わたしを、引き取ってくれないかな?」 ステラ「……わたしを助けた、責任、取ってよね……?」 ※ステラ死亡時 キミは凰市にある、戦死者を弔う共同墓地にいる。 ステラの亡骸は、チトセの計らいでここに葬られたのだ。 チトセ「……やるせないわよね」 チトセ「昨日笑いあった友が、今日は敵になって、明日にはもういないかも知れない。それが、戦争」 チトセ「大事な人ができたら、絶対に手を離しちゃダメ。二度と会えなくなるなんて……よくあること、だから」 チトセ「……あたしは、手を離しちゃった側で……ずっと、後悔を抱えて、お酒に逃げてる。あなたは、そんな大人になんかなっちゃダメよ」 チトセ「……失って初めて、大事なものに気付く。それを繰り返して、人は大人になるの」 チトセ「……説教臭くなっちゃった。ちょっとお酒が足りないかな?」 おどけようとするも、その表情は固かった。