【GM】それでは、自己紹介をお願いします。 【PL】 では、改めまして…。 【PL】 PLはみどうです。オンセ久しぶりで色々と不手際あるか、と思いますが今回もよろしくお願いします。 【PL】 では、PCの自己紹介に移ります 【虚空】久遠虚空(くどう そら) ドライクロイツ所属、シュネルギア・ヤークトのドライバーを務めている少年です。 【虚空】年齢は14歳、性別は男性。 黒髪、白肌、翠目でやや線の細い少年です。 【虚空】母親は久遠家と呼ばれるヤシマの名家出身ですが、どこの馬の骨とも知れない男との間の子のため、家中から疎まれていました。 【虚空】幸いに黒い天使核が見つかり、ギアドライバーとして瑞穂基地に赴任。 皆と共に奮戦をしておりましたが… 【虚空】戦場の経験の中で、常に何かが足りないのか、メタ的に言うのであれば、福音を起こそうとしているのに起きない。 【虚空】あきらめている訳じゃないのに、何かが、どこかが足りない結果、戦況がひどいことになってしまっているようです。 【虚空】結果として、戦友はいなくなっていく。久遠家は忙殺なんてするつもりもなかったのに、全滅してしまう。妹の雛子も落命してしまっている。 【虚空】だから、せめて、せめて、今、そばにいるセラピアだけはどうしても守りたい。 そう願っている。崩壊寸前のギアドライバーとなります。 【虚空】絶望しかない戦場で、せめて何かを掴み取れれば、と思っております。よろしくお願いします。 【GM】はーい。みどうくんとはオフでは何度も遊んでますが、オンセは初めてです。こちらこそ、よろしくお願いします。 【GM】  【GM】GMを務めますは私東条慈英。 【GM】今回のシナリオは、Twitterで #リプで指定されたシナリオタイトルでトレーラー作る でみどうくん本人から指定された『カタストロフ』にて作ったシナリオです。 【GM】拙いマスタリングではありますが、よろしくお願い致します。 【虚空】こちらこそ、こんな貴重な機会を得られて光栄です。よろしくお願いします。 【GM】  【GM】ハンドアウト 【GM】PC1:ギアドライバー/ナビ:セラピア 【GM】合衆国の苛烈な攻撃の前に、次々と斃れていく戦友達。 【GM】そんな状況でも、キミのパートナーであるセラピアは、キミが最後に残された希望だという。 【GM】何も出来ない、自分が? 【GM】  【GM】【セラピアからの最後の希望】 【GM】  【GM】  【GM】では、今回予告 【GM】 【GM】合衆国の猛攻に、帝都への撤退を決定したヤシマ=統一帝国 【GM】撤退戦に次々と斃れていく戦友達 【GM】残る機体はシュネルギアプロトタイプのみ 【GM】絶望の中、セラピアが提案した最後の手段とは? 【GM】 【GM】エンゼルギア天使大戦TRPG 【GM】『カタストロフ』 【GM】-FROM HERE TO ETERNITY- 【GM】 【GM】何度繰り返しても僕らは、また、恋に落ちる。 【GM】 【GM】では、よろしくお願いします。 【虚空】よろしくお願いいたします。 【GM】  【GM】■■■■オープニングフェイズ■■■■ 【GM】帝都内部のアバドンを討ち、48時間の激しい攻防戦の後、八門結界が再構築された。 【GM】だが、あまりにも多くの仲間を失った。 【GM】アバドン戦における紀央とその相棒をはじめとして、アクシア隊長も、ハルトマン大佐も、七支隊の面々も。 【GM】他にも、多くの仲間を失った。 【GM】だが、ここで歩みを止める訳には、行かなかった。 【GM】……例えこの道が、地獄に続いているとしても。 【GM】  【GM】格納庫。収容されているシュネルギアや戦闘機を、セラピアと二人で眺めている。 【セラピア】「……随分、人数減っちゃったね、ここも」 【虚空】「ハルトマン司令、アクシア大尉、それに…紀央たちも、もういない…か。はは、本当に、少なくなった…」 【虚空】首を振り、困ったような表情を浮かべて。 【セラピア】「八門結界が再構築されたけど……犠牲は、あまりにも、多過ぎたよね」 【虚空】「結果だけを見れば、最低限のことはなせた。 だけれど…経過を考えれば、最悪に等しい。でも…」 【虚空】「でも…ここで足を止めれば、それこそ…。」 【虚空】唇を噛みしめる。 感情の色は見せない。見せなかった。それでも、今は、怒りとも、悲しみとも言えない。そんな表情で。 【セラピア】「みんな……未来のある若者達を守る為、って言ってたけど、さ。ちゃんと先導して教えてくれる人がいなくなったら、迷っちゃうよね」 【GM】虚空の顔はあえて見ず、呟く。 【虚空】「正直に言えば、ね…。ありがたさもある。けれど…、あんな言葉は、呪い、だよ」 【虚空】「確かに、僕たちは守られた。守られたけれども…、その意味がある結果を出せるのか…って」 【虚空】ふる、と首を振って「いや、らしくない、な。 結果は残す…。 そうするしか、道はないんだから…。 だから、セラピア」 【セラピア】「何、虚空ちゃん?」 【虚空】「…お願い、だ。」 【虚空】「僕を…一人にしないでくれ…。 全力は、尽くして見せるから…」 【GM】セラピアは無言で、虚空の手をぎゅっと握る。 【虚空】「…はは、らしくない、な…。 僕が、こんな事を言うだなんて、な…」 【虚空】握られた手。それを見る表情は、泣き笑いのようでもあって。 【虚空】「…力のない手も…冷たい手も、もう…ごめん、だ…」 【虚空】聞こえるか、聴こえないか。そんな小さなつぶやきがこぼれて。 【GM/管制官】『天使反応を確認。総員、第一種戦闘態勢に移行』 【虚空】「…セラピア。」 【虚空】「…行こう。 歩みを…止めないためにも…!」 【セラピア】「……うん、行こ、虚空ちゃん」 もう一度虚空の手を強く握り、一緒に駆け出す。 【GM】  【GM】■■■■エモーション■■■■ 【虚空】現在、パトス数は14。 【虚空】セラピアからの最後の希望を2→4に。 【虚空】アガペー→660→637 【虚空】ナビ:セラピアからの悲しみを2→4に。 【虚空】アガペー→637→614 【虚空】パトス数0. 【虚空】以上、終了。 【GM】  【GM】■■■■ミドルフェイズ/シーン1■■■■ 【GM】八門結界を越え、騎士級天使兵ホワイトライダー、レッドライダーが、ヤシマに攻め込んで来た。 【GM】2体の騎士級の前に、多くの仲間が散っていく。 【凍】「……翔。ここで片方でも、食い止めないと、危険」 【翔】シュネルギア・シュトルムを駆る翔・凍ペア。 明らかに押される中で、一息はいて。 【翔】「だね。ただ、どちらを抑えるにしても…結構厳しいな。 シュトルムの反応速度を大幅に超えてる」 【翔】「じゃあ、凍。質問だけどさ。紅いのと白いの、どっちの相手をしたい?」 まるで、今日のおやつは何がいい?といわんばかりの軽い口調で。 【凍】「……なら、白。……私の、髪の色と、同じだから」 【翔】「解った。 じゃあ、そいつは意地でも抑えようかな」軽く答えてから、ああ、と思いだしたように。 【翔】「…シュトルムの反応速度で勝てないなら…僕の速度を上げるしかないよなあ」 と、言って、パイロットスーツに仕込んであった錠剤を、口に含んで。 【凍】「……翔?どう、したの?」 【翔】「…戦闘前のおやつ。」 【凍】「……翔だけ、ずるい」 【翔】「終わったらあげるよ。 だから、少しだけ我慢しておいてほしいな」 【凍】こくんと頷き「……分かった。ホワイトライダーを倒すなら……イチか、バチか。すれ違う瞬間に、全弾、叩き込む」 【翔】「ああ。 その手段でなんの反論も、な…っ…」 【翔】一瞬、ぐらつく視界に唇を噛みしめて。 【翔】「20mmの弾倉、装填完了…。 一回きりの、チャンスだね」 【凍】「……翔?」 サブコンソールのバイタルチェッカーで理解した。「……分かった。それが、翔の、覚悟、なら」 自身に掛けていた、リミッターを解除する。 【翔】「…凍。ごめん、な…。 僕が成功作だっていうのなら…こんな負担、かけさせないってのに、さ」 【凍】「……翔、舌を、噛まないように」 急加速し、ホワイトライダーの眼前まで機体を肉薄させる。 【翔】「心配ない…。 やり遂げるまでは、ドジらないよ…」急激なGにも何ら苦しみも見せず。 【凍】「……成功作でも、失敗作でも、そんなこと、どうでも、いい」 【凍】「……私は、あなたが、いい」 【翔】「…そう、か。」 【翔】薄く笑って、モニターに視線を向けた。 【翔】シュトルムの反応速度で勝ち目はない。 なら、未来予知に近づく程の反応速度で、知覚速度で、劣る速度を補うしかない。 【翔】機体で勝てないのならばドライバーの実力で。 実力で勝てないのなら――― 【翔】例え、命を大きく削る薬物の力を、使ったとしても。 【GM】眼前のシュネルギア目掛け、ホワイトライダーは半壊した仮面の奥から、全てを塩の柱に変える光を放つ。 【GM】その光に包まれる、シュネルギア:シュトルム。 【翔】「遅い、よ…」 【凍】「……それは、残像」 【翔】既に、奴の上は取った。 引き絞ったトリガー。 持てる弾丸の全てを、その仮面の奥へと、その忌々しい身体へと一気に叩きこんでいく。 【翔】銃身が焼けつくまで。弾倉が空になるまで。奴が動かなくなるまで。奴が白い羽となって消え去るまで。 【翔】シュトルムの限界を超えた機動で、ドライバーの生死など完全に無視した超高速機動で、ホワイトライダーを沈黙させんと、ただ、ただ、撃ち続ける。 【GM/ホワイトライダー】「AHHHHHHHHHHH!!!」 弾丸はケルンを貫通し……ホワイトライダーの身体を端から羽へと変えていく。 【GM/ホワイトライダー】だが苦し紛れに、死なば諸共と、エーテルの矢を自分とシュトルム目掛け乱射する。 【翔】「悪い、ね。 これでも…最良のコンビだって言う自負はあるん、だよ…っ!?」 【GM】……エーテルの矢が、自身のコアと、シュネルギアのコックピットを貫いたのは、ほぼ同時だった。 【凍】「……ホワイトライダー、殲滅……かん、りょう……」 【翔】攻撃だけに特化した機動。 故に、防御を軽んじたか、エーテルの矢を次々と受け、遂にはコックピットに受ければ 【翔】「…任務、かん、りょう…。 は、は…。なあ、凍…?」 【凍】「……なに…・・・かけ、る……?」 【GM】凍は、笑っていた。 【翔】「…いや…。やっぱり、きれい、だな、って…。」 【翔】「あんな、白より…、キミの、白の方が…」 【翔】「ず、っと………きれ、い…だ………」 【凍】「……あり、が、とう。……あなたと、いっしょ、なら……それで、いい……」 【翔】笑顔を浮かべて、凍に笑いかけて。 【翔】シュネルギア・シュトルムは―――爆炎に包まれていく。 【GM】  【ズィーガー】「……八坂のコンビが、逝ったか」 【フラン】「ったく、あのガキどもは…。人の話ききゃしねーの」 【ツバサ】「ズィーガー、フラン。アタシ達の相手は……あの赤いのだ」 【GM】レッドライダーは近付かせまいと、エーテルの矢を乱射する。 【フラン】「ちっ、こいつも相当にやりやがる…!射線が取れねえ…!」 【ツバサ】「(……ヤバイ、戦闘時間が長引きすぎた……目が、霞む)」 一瞬、目に手をやった。それが、命取りだった。 【GM】ツバサのアペルギアを貫こうとする、エーテルの矢。 【フラン】飛影を駆り、何とか回避をし続けるものの、致命傷を避けるのが手いっぱいで 【ズィーガー】「……させん!」 【フラン】「ツバサぁっ!! 回避しろぉぉっ!!」 【GM】射線に割り込み、直撃を受けるズィーガー機。 【フラン】「フリューゲル!? アンタ、何やって…、脱出できるのか!フリューゲル!」 【ズィーガー】「……ツバサ。お前は、生き延びてくれ。……愛して、いる」 ズィーガー機、爆散。 【ツバサ】「ズィーガーぁぁぁ!」 【フラン】「…っ、あんの…馬鹿、が…」 【フラン】「…ツバサ。よーく聞け?」 【ツバサ】「あ、あぁ……」 ぐっと奥歯を噛み締めて「何だ、フラン!」 【フラン】怒りを押し殺した。 そんな口調は通信越しにも良く伝わって。 【フラン】「さすがにそのアぺルで奴を捕えるのは至難の技、だろう?」 【ツバサ】「シュネルならともかく、ちっとキツイなァ。で?足にでもなってくれるかい?」 【フラン】まるでレクチャーをするかのように。初めてシュネルギアにのったツバサに色々教えた時のように、そんな口調で。 【フラン】「ああ。 短時間なら何とか可能だろ。 ついでに、奴の足止めもしてやる」 【フラン】「どうだ?アタシはいい姐御だろ?」 【ツバサ】「あァ、頼んだよ。そうだね……ま、同じ男を好きになっただけの事はある、ってか?」 口調こそ、いつもの通りだが。表情は、怒りとも憎しみとも悲しみともつかない。 【フラン】「ま、最後の最後でガキに持ってかれてアタシはおかんむりなんだがねえ」 【フラン】くっく、と笑っている。 戦場というにもかかわらず、軽い。 【フラン】「だからさ…、男持ってくついでに、仇ももってきな。 おぜん立ては、全部アタシがしてやんよ…!」 【ツバサ】飛影の上に、アペルギアを乗せ、レッドライダーまで、一直線に突っ込んでいく 【フラン】「…はっ、やっぱりな。 一か所だけ、孔がありやがる!」 【ツバサ】「さァ、持ってけ泥棒!」 レッドライダーの機動を読み切り、的確に弾丸を『置いて』いく。 【フラン】生き残る術は身につけてきた。だから、どこをどうすれば、生き残れるかは知っている。 【フラン】裏を返せば、自分について来れば生き残らせることはできる。 そして―――生き残るための最適な位置は 【フラン】ツバサに、譲っている。 【フラン】「ははっ、さっすが上手だねえ! アタシが鍛えただけはあるってか!」 【ツバサ】「ビンゴ!冴えてるー、俺様チャンとフランの読み!」 無防備なレッドライダーの真正面に位置取る。 【フラン】アぺルを載せながらレッドライダーの猛攻を凌ぎ切る。が――。 【フラン】「…っ…?!」真正面?無防備? 嫌な予感が、最悪の予感が頭をよぎり 【フラン】「ツバサぁっ!!飛べえええぇっ!!」 【フラン】絶叫する。 否、声よりも速く、アぺルを上に飛ばすための動作をしていたかもしれない。 【ツバサ】「……フラン。今まで、ありがとさん」 飛影からジャンプし、レッドライダーの仮面に左の拳を叩き込む。完全には避けられず、アペルの下半身は持っていかれた。 【フラン】「は…。礼なんかいらないよ…。 とっておきを、くれてやるから、ねえ!」 【フラン】VTOL機に飛影であれば、回避は困難ではあるが不可能ではない位置。 【フラン】だが飛影は…真正面に、一気に加速していく。 【フラン】「可愛い妹分に、手ぇ出してんじゃねえよ、このロリコン天使がよおっ!!」 【ツバサ】「はは、フランも同じ考えかよ。……やっぱすげーわ、フランの姐御」 右腕でアペルの胸の装甲版を引き剥がしつつ 【フラン】「足止めはしてやるよ、ツバサ。 その代わり、アタシとアンタが惚れた男を殺したこいつを…必ず潰しな!!」 【フラン】アぺル程の耐久力などない。 否、それこそ、接触すれば破壊、そして死は不可避。 【ツバサ】「ああ、分かってる。キッチリ潰すさ……こいつでなァ!」 【フラン】そんな中で、笑いながら、ツバサにすべてを託しながら、一歩先に…飛影は爆散する。 【ツバサ】「これが何だか分かるよなァ、このクソ天使!お前らの大嫌いな天使核だ、それもとびっきりの!」 アペルギアの心臓部の天使核を引きずり出し……自ら、握り潰す。 【ツバサ】「あの人の、ズィーガーのいない世界になんか、未練はない……あばよ、ダチ公!!……今、行くよ、ズィーガー」 マスケンヴァル現象、発生。 【GM】レッドライダー共々、塩の塊となって、消失する。 【GM】  【セラピア】「……なんで、なんでよりによって、翔ちゃんも凍ちゃんもツバサちゃんもフランちゃんもみんな、自爆特攻なんて方法、選んじゃうかなぁ!?」 【GM】戦いは、終わった。 【GM】騎士級天使兵、ホワイトライダー及びレッドライダーを殲滅。……戦死者、多数。 【GM】  【虚空】「…騎士級二体を撃破…。ただ…、シュトルムは未帰還…。 ズィーガー中尉、シュテルン中尉、ツバサ…。」 【虚空】「…ルフトヴァッフェは事実上壊滅…。残されているこちらの戦力は…シュネルギア、4機、か…。」 【虚空】「…どう、して、かな…。 なんで、こう、なってるんだ…。 みんな、まだ…生きる道はあった筈なのに…」 【虚空】戦闘での疲弊もある。それでも、表情は鬼気迫ったもの。 【セラピア】「……死ぬよりも大事な事が、あったんだよ、みんな」 【GM】セラピアは泣いていた。流れる涙を、拭おうともせずに。 【虚空】「…だからって…!だからって認められるはずは、ないんだ…!」 【虚空】「それに、僕は…、僕は…っ…!」 【虚空】泣かせて、いる。 【虚空】あの時の出会いから、思っていた事を。 【虚空】僕は、今―――守れて、いない。 【ヴィヴリオ】『……生存者は、全機、帰還せよ』 心なしか、彼女の声も、沈んでいる気が、した。 【GM】  【GM】■■■■エモーション■■■■ 【虚空】パトスは17 【虚空】家族からの忌避を2→4 【虚空】614→591 【虚空】雛子からの遺志を取得。かつ4レベルに。 【GM】了解です 【虚空】アガペーは566に。 パトス0. 【虚空】以上終了。 【GM】  【GM】■■■■ミドルフェイズ/シーン2■■■■ 【GM】その、翌日。 【GM】今度は騎士級天使兵、ブラックライダー、ペイルライダーが同時に襲来する。 【GM】敵に囲まれたど真ん中でトラウマを思い出した、リュンマ。 【リュンマ】「あ、ああ、あああああ!」 【GM】動けなくなったところを集中砲火され、リュンマの乗るアペルギアは、撃墜。犬死もいいところだ。 【トゥアレタ】「……いつか、リュンマのトラウマがまた再発する日が、来るとは、思っていたけど……まさか、こんな日とは、ね」 【ノルン】「いつかくる、っていうだけが、このタイミングだけ、って話だろ。 …最悪のタイミングってのは認めるけどな」 【トゥアレタ】「往々にして、タイミングなんて、最悪のタイミングでくるもの、だよね」 【GM】日常の会話のように見えるが。機体はめまぐるしく動き、トゥアレタはコンソールを縦横無尽に操っている。 【ノルン】「そんな時のために頭を働かせるのが隊長の仕事だろ。 ほら、愚痴より頭はたらかせろよ」 【ノルン】様々な状況を目にして、的確にミサイルを放ち、砲撃を行い、時にけん制に回る。 いくつもの思考を同時に行って居る。そんな様子で。 【トゥアレタ】「ええ、分かってるわよ。!?メイリィの相棒……天使化、開始……」 【メイリィ】『……ゴメンね』 【GM】パン、と乾いた音。銃声。 【ノルン】「…最悪に最悪は重なる、か。」 【ノルン】乾いた音。それを聞いて、は、と小さく息を吐きだして。 【ノルン】「…失策、だな。 …俺の…」 【メイリィ】『ギアドライバーが天使化を開始した為、“処理”遂行』 【ノルン】「メイリィ。 離脱は可能か?」 【GM】メイリィはノルンの呼び掛けに答えず……ブラックライダーへと、突撃を仕掛ける 【メイリィ】『一人でも、ワタシなら少しの間は動かせる』 【ノルン】「…メイリィ、ギアドライバーチームの副長としての命令だ」 【ノルン】「………好きに、やれ。」 【メイリィ】『ありがとアルよ、ノルン。八仙拳――離火掌!!』 【ノルン】計算した。思考した。想像した。何通り、何十通り。 【トゥアレタ】「……止めないんだね」 【ノルン】「…ざっと120通りの方法を思いついたが…メイリィ機が無事に母艦にたどり着ける可能性がない…」 【ノルン】「…冷たい、っていうか?」 【メイリィ】シュネルギア:リッターグラップルカスタムは、ブラックライダーに燃える手刀を打ち込み、コアを握り締める。 【トゥアレタ】「ううん。……わたしも、同じ予想だったから」 【ノルン】「…だとしても、お前がそんな、どうしようもない無能の出す命令を口にするくらいなら…、俺が口にしてやる」 【メイリィ】『放出していたエーテルを全て反転、V機関にチャージ。まさか、ツバサと同じ手を使う事になるとは、思わなかったアルよ……』 【GM】メイリィの最後のミス。それは、通信回線を開いたままにしていたこと。 【トゥアレタ】「……ごめんね、ノルン。でも……ありがとう」 【ノルン】「………少しの間…」 【ノルン】指を口元に当てた。 【ノルン】今は、今だけは、メイリィと、彼だけの時間だ、と。 【メイリィ】『……ねえ、アナタ一人で、逝かせないよ。約束したでしょ?死ぬ時は、ワタシも一緒、って』 【GM】ブラックライダーのコアを握り潰し………閃光が、2体を包む。 【GM】  【GM】光が治まった、あと。 【GM】そこには、何も、無かった。 【ノルン】「…少しの間、感傷に浸ってたいんだが、な…」 【ノルン】「それだけの優しさを…持ち合わせちゃいないんだろう…!」 【トゥアレタ】「シュネルギア:リッター、並びに騎士級天使兵、ブラックライダー、消失……きゃっ!?」 【GM】機体に走る衝撃。 【ノルン】「っ…、張りつかれたか…!トゥアレタ、ダメージはどうなってる!?」 【トゥアレタ】「騎士級天使兵、ペイルライダーに……侵食、されてる!?ダメージレベル不明、計器もどんどん狂ってく!」 【ノルン】「侵食…?ちっ、コントロールが利かなくなりはじめた…!?」 【ノルン】「………」 【ノルン】顎に手を当てる。 一度、操縦桿から手を離し、思案する。 高速で、冷静に、かつ、最善を見つけ出すべく。 【トゥアレタ】「……ねえ、ノルン。わたしの……最期のわがまま、聞いてくれる?……わたしと、一緒に、死んで」 【ノルン】「…おい。俺が12%だけ、お前を助ける手段を浮かべたのにそれか?」 【トゥアレタ】「脱出装置なら、もう何度も試してるよ。でも、天使の侵食で、ハッチが開かない」 【ノルン】「だから12%っていってるんだろうが…」 【トゥアレタ】「それに」 【ノルン】「…ん?」 【トゥアレタ】「どっちにしろ、もう、もたないから」 彼女が握った掌を開く。そこには一枚の純白の羽。 【ノルン】「…そう、か…」 【ノルン】ふう、と息を吐きだして 【ノルン】「ああ、だが、一つだけ言わせろ、トゥアレタ。」 【トゥアレタ】「どうせ死ぬしかないなら、天使に飲み込まれて死ぬより、あなたと一緒に死にたい。……なに?」 【ノルン】「そんな大事なこと、女に言わせて、はいわかりました。貴女と一緒に死んであげます。なんて、そんなに俺は気前が良くない」 【ノルン】「だから、言わせろ。」 【ノルン】顔を向けて、照れ隠しなのか、指先で頬をかきながら。 【ノルン】「俺と一緒に、あの世とやらまで付き合え…」 【トゥアレタ】泣き笑いで「……うん!」 【ノルン】「…Danke schoen」 【トゥアレタ】冷静な声で「……全ミサイル射出。目標、ペイルライダー」 【ノルン】「ミサイル発射後、イェーガーは友軍を守るため、高速で戦場より離脱する」 【ノルン】「以降、ギアドライバー隊の指揮権は草薙中尉に委ねる。 以上。」 【トゥアレタ】「ミサイル、発射!」 フルブーストで、天使の集団の方へ。 【ノルン】イェーガーからミサイルが放たれた瞬間、イェーガーは高速で戦場から離脱を始め 【トゥアレタ】「わたしの命も、ノルンの命も、わたしのもの。お前になんか……絶対、渡さない!」 【ノルン】「あのな…、お前の命が俺のものなんだよ。言い間違えるな…!」 【トゥアレタ】頬を膨らませながら「……同じだもん。別に、いいでしょ」 【ノルン】「は?いい訳ねーだろうが。甲斐性の問題なんだよ。」今になってどうしようもない。そんな言い合いをしながら、それでも笑って。 【ノルン】「…着弾まで、3秒か…。 トゥアレタ…」 【トゥアレタ】「なに?」 【ノルン】「…お前に…、いや…【お前】に、会えてよかった…」 【トゥアレタ】「わたしも。あなたに、会えて、よかった」 【GM】―――ミサイル、着弾。 【GM】自機のイェーガー諸共、ペイルライダーを撃破。 【GM】  【伊音】「おのれ、ニールセンもクレーリオンも、後に押し付けて逝きおって!残される我らの身にもなってみろ!そうは思わんか、要!」 【GM】伊音は口調こそいつも通りだが…包帯や傷口が生々しい。 【要】「ですが、伊音様。 クレーリオン隊長も、ニールセン副長も、これ以上の被害を避けるための止むなきことか、と。 勿論、勿論…、くやしくて、悲しい事は、事実ですが…!」 【要】「でも、伊音さま、ご安心ください、とまでは言えませんが…、それがしも初陣の時よりは成長しております!必ずや、伊音様の支えとなってみせます。 ですから、どうか…ご無理だけはなさらないでくださいませ」 【伊音】「ああ、そうだな。だが……騎士級は全て、戦友(とも)の命と引き換えに、打ち倒された」 【要】「はい。 これで、僅かではありますが、時間を得ることができた、と思うべきでしょう。」 【要】「とはいえ…、先の戦闘で、久遠様とパルマコン様のヤークトは多くを被弾し、次の戦闘はほぼ不可能、との連絡も受けております」 【要】「…出撃することができるのは、それがし達のマサムネ一機か、と…」 【GM】伊音に通信が入る。 【伊音】「……了解、しました」 【伊音】「要。直ぐ基地に帰還する。ヤシマ=統一帝国は、帝都への撤退を決定した。これより、撤退戦を開始するそうだ。……シュネルギアⅠ(アイン)でな」 【伊音】「中島班長亡き今、まともに稼動するのはもう、それしかないそうだ」 【要】「やはり、マサムネも損傷は中枢まで達しておりましたか…。 ですが、我ら布津乃は…刃を選ぶことなき一族」 【要】「アインであろうと、アぺルギアであろうと、動く機体がある限り、持てる刃がある限りは、どこまでも戦い抜く所存です!」 【伊音】「……無駄口を叩いている暇すら惜しい。行くぞ、要」 要の手を取り、歩き出す。 【要】「……………え、あ、あ、え、あ、は、ひゃいっ!」手を取られると上ずった声になりながら。 【GM】伊音の手は、傷だらけだった。 【GM】  【GM】 ■■■■エモーション■■■■ 【虚空】パトスは25。 【虚空】ドライバーチーム、っていう形でもOK? 【虚空】<散っていったドライバー達 【GM】戦友達、とかはどう? 【虚空】では、お言葉に甘えて 【虚空】戦友たちからの友情を取得して4レベルに。 【虚空】アガペー566→541 【虚空】自己からの侮蔑を取得し4レベルに 【虚空】アガペー516 【虚空】残りパトス5。これでダーザインロール。 【虚空】行うのは、セラピアからの悲しみ、セラピアからの最後の希望、雛子からの遺志、戦友からの友情、自己からの侮蔑 【虚空】40an4 = 22 【虚空】アガペー521、ロゴス22 【GM】以上ですね。 【虚空】はい。以上です.