【GM】 ■■■■■■オープニングフェイズ■■■■■■
【GM】 ■■■■■■シーン1/空から来たりしもの■■■■■■
【GM】 シーンプレイヤーは礼武
【GM】 場面は、司令室ですが、最初は太平洋上です。
【GM】 哨戒飛行に出ていた、ズィーガーの飛行中隊。
【隊員】「いつも通り、何事も無いで済みそうっすねー」
【ズィーガー】「……ああ。だが、気を抜くな」
【隊員】「ヤー……って、うわぁーっ!?」 突如として、戦闘機が爆散する。
【ズィーガー】「どうした!何っ……高濃度エーテルだとっ!?」 そのまま光に包まれる、ズィーガーの戦闘機。
【GM】 ………そして、ズィーガー部隊の全滅の報を受け、ヴィヴリオに群雲中佐、そして伊音と共に呼び出される。
【ヴィヴリオ】「……よく来たな」
【伊音】 敬礼しつつ「召喚により、参上しました」
【護国】 敬礼し「護国少尉、同じく。」 伊音に続き
【森】 伊達眼鏡をくいっと上げつつ「お呼びですか、大佐?」
【ヴィヴリオ】「隊長のフリューゲル中尉を除き、ルフトヴァッフェ第9飛行隊第21飛行中隊が全滅した。」 淡々と事実のみを告げる。
【伊音】 驚愕の表情を浮かべて「……あのズィーガー中尉が、ですか!?」
【護国】「・・・馬鹿な・・・!」 小さく呟くも、「・・・冗談ではなさそうですね。」 こんな時は感情を抑えるヴィヴリオの癖を思いだし
【ヴィヴリオ】「幸い命に別条は無いが、重傷である事は、間違いない」
【森】「成る程、その件でしたか……。調査を急がせております。あと、1時間もしない内に判明するでしょう」>ヴィヴリオ
【ヴィヴリオ】 満足そうに頷く。
【ヴィヴリオ】「この件に関する全権はこれより、群雲中佐に委譲する。同時に、護国少尉は群雲中佐の指揮下に入る。これは命令だ」
【森】「ヤーヴォール、フラウオーバーストヴィヴリオ。私にお任せ下さい。」
【護国】「了解しました。全力を尽くします。」
【伊音】「私も、全力を尽くします」
【ヴィヴリオ】「………フリーデン・イン・デア・ハント」
【森】「フリーデン・イン・デア・ハント」 敬礼。
【伊音】 何となく不機嫌そうに「フリーデンインデアハント」
【護国】「――――――フリーデン・イン・デア・ハント」 事態の重さを思いながら。強くはっきりと言葉を綴る
【GM】 3人、司令室を退室。
【森】 部屋を出て、礼武を呼び止める。
【森】「護国少尉、この私の指揮下に入るとは……運が無かったな。」 嘲る様に笑う。
【護国】「どういう・・・意味でしょうか?」>森
【森】「くっくっくっ……精々、私の足を引っ張らない様に、草薙中尉と頑張りたまえ」 そう言い残し、去っていく。
【伊音】 森の背中を不愉快そうに見送りつつ「全く………よりによって、あの男が、今回の任務の上官か」
【護国】「草薙中尉は、群雲中佐が気にくわないようですね。」
【伊音】「まあ、な………基地で一番いけ好かないと指揮官と言われる、群雲森、中佐。そんな話を、お前は聞いた事は無いか?」
【護国】「噂は耳にしてますが・・・戦績を見る限り、彼は有能な指揮官だと思います――――――それに。」
【伊音】「それに――なんだ?」
【護国】「真に噂通りの人物なら、わざわざあんな物言いはしないと思いますよ。」
【護国】 群雲中佐に嫌みを言われた当人は、笑みさえ浮かべて、そう言った――――――
【伊音】 溜息をつきつつ「そうか………だが、私はどうも好きになれん」
【GM】 憮然とした表情を浮かべる伊音。
【GM】 先が、思いやられる。
【GM】 シーン切ります
【GM】 シナリオダーザイン:【空の戦士達からの遺志】【ヴィヴリオからの命令】