【GM】 ■■■■■■ミドルフェイズ■■■■■■

【GM】 ■■■■■■シーン2/訓練■■■■■■

【GM】 シーンプレイヤーは隼人、メイ自動登場、深之と行人は登場不可です。

【GM】 場所は訓練室になります。

【GM】 メイとT−Xの初めての訓練。

【GM】 T−Xのナビゲートは、凍に勝るとも劣らない技術、そして反応速度を持っていた。

【メイ】「へえ……大したもんね」

【T−X】「そっちこそ、私について来れるなんて、予想外だよ」

【メイ】「……言ってくれるじゃない。じゃあ、これはどうっ!?」 機体を急旋回させながらの射撃。強烈な横Gがコックピットにかかる

【セラピア】 外部ディスプレイに表示されるシミュレート結果を眺めつつ「隼人ちゃん、メイちゃんと、かつ……じゃない、T−Xちゃん、初めてなのに……凄いね………」

【隼人】「…………え? あ、ああ、うん」 心ここにあらずという風情で。

【T−X】「私を、甘く見ないでねっ!」 強烈な横Gを物ともせず、的確なナビゲートを続ける、

【セラピア】 隼人の様子がおかしい事に気付き「………隼人ちゃん?」

【GM】 凍はその様子を横目に、凄まじい速さで二人のシミュレート結果をノートパソコンに入力していく。

【隼人】「ん? 俺の顔になんかついてるか?」 セラピアの心配にも気付かず、ミスを連発する隼人。

【セラピア】 苦しげに首を横に振って「………何でも、無いんだよ」

【隼人】「…………あー、いや」

【GM】 結果、隼人のシミュレート結果は、今までの最低レコードを記録する。

【隼人】「悪い。俺らしくなかったな」 苦笑して、セラピアの頭を撫でる。「……ただ、やっぱ気になっちまってよ」

【セラピア】「………メイちゃんのこと? 凍ちゃん? それとも………」

【隼人】「全部。お前も含めてな」

【セラピア】「………でも………隼人ちゃん、人の心配する前に………自分の顔、鏡で、見た方が、いいよ………」 そう言って、そっと手鏡を差し出す。

【隼人】「よせやい、顔にまで出るわけ───」

【GM】 鏡の中に写っている隼人の顔は、酷く憔悴していた。

【隼人】「………ったく。どうかしてるぜ」 自分自身の不甲斐なさに毒づいて、くしゃくしゃと前髪をかきむしる。

【セラピア】「折角の色男が台無しだよ〜、隼人ちゃん」 セラピアの冗談も、何処かむなしく聞こえる。

【隼人】「へ、お前にまで心配されてちゃ世話ねェやな。ま……考えすぎなんだろうけどよ、俺の。第一、これはメイと凍と──あの、T−Xの問題だ」

【セラピア】「………うん、そう、だけど………」 視線は、外にいる凍へ向いていた。

【隼人】「……大丈夫だ。悪いようにはならねェさ。俺の勘がそう言ってるんだ」 半ば以上方便の励ましをして、セラピアの頭を撫でる。だが、隼人もまた凍の様子をじっと見ていた。

【凍】「………シミュレート、エンデ」 ノートパソコンのエンターキーを押す。

【GM】 同時に、シミュレーターに、訓練終了のランプが点灯する。

【メイ】「ターゲット撃墜率100%……やるじゃない」 額に汗をかきながら後部座席に振り返り、にこっと笑う 「これなら、あなたのせいで戦場で死ぬことは無さそうだね」

【T−X】「そっちこそ、なかなか、やるじゃない」

【GM】 そう言って、メイの肩をポンと右手の甲で叩く。

【GM】 その瞬間……T−Xの表情が一瞬曇る。

【GM】 それは………桂が、メイを褒める時に必ずする癖、だった。

【T−X】「今……、前にも同じこと……」

【T−X】「いや、気のせいだね」 すぐに元の表情に戻る………が。

【メイ】「……」 叩かれた右肩、そしてT−Xの表情を見つめて 「……今の、前にもやってたよ。……桂さんが」

【セラピア】 その様子に無言で、辛そうな表情を浮かべる。

【凍】 同様に、苦しげな表情をする。

【T−X】「ふぅん………あれ、どうかしたの?」 周囲の顔を見て、不思議そうに尋ねる。

【T−X】「………どうしたんだろう、わたし。頭の中で、何かがもやもやしてる」 顔に手を当て、呟く。

【メイ】 (そういえばナビゲーションの癖も──よく似ていた)

【T−X】「誰かに、何かを伝えなきゃいけない、そんな気がするの」

【T−X】 考え込むように、頬に手を当て、俯く。

【メイ】「伝えたい、こと──? (T−Xの肩を掴んでゆする)ねえ、それって何? 教えてください、桂さん!」 言ってからその名で呼んだことに気づいてはっとなる

【T−X】 メイの言葉に、一瞬はっとし、眉を顰め「ごめん、メイ………シュネルギアの所に、連れて行ってくれる?」

【凍】「………どうするの、メイ……?」 不安そうな瞳で、メイを見つめ。

【メイ】「……あたしは知りたい。桂さんが伝えたかった、"何か"を」 決意をこめた瞳で凍を見つめる

【凍】 少し不安そうな表情を浮かべた後、こくんと頷き「………分かった」

【セラピア】 隼人の服の裾を引っ張り「隼人、ちゃん………どうしよう………」

【隼人】「どうもしない」

【セラピア】 縋る様な目で「隼人ちゃん、どうもしない、って………」

【隼人】「……凍はメイに任せておけば良い。なんだかんだであいつらは良い相棒だ、その辺は全部わかってんだろ。遠山──T−Xについてもな。多分、メイに任せるのが一番だと思う。もしあいつが本当に遠山桂だ、ってんなら、俺も礼は言いたいが──覚えてねえんじゃ、それもなんだしな」

【隼人】「それに」

【セラピア】「………それに?」

【隼人】「頼りたくなったら、耐えられなくなったら、メイはちゃんと俺のところに来る。俺はあいつを支えてやれる。だから、今はガタガタ騒ぐ時期じゃねえ。……俺も、さっきはどうかしてた」

【セラピア】「………それを聞いて、ボクも安心したんだよ……。ねえ、隼人ちゃん。ボク………お願いが、あるんだけど………」

【隼人】「ん?」

【セラピア】「………ボクも、3人と一緒に………格納庫に、行きたいんだよ……。ついて来て、くれるよね………?」

【隼人】「…………」

【隼人】「わぁったよ」 しゃあねえな、と笑って答えよう。

【セラピア】「……ありがとうなんだよ、隼人ちゃん」 疲れた様な。哀しい様な。そんな顔で、隼人に微笑みかける。

【GM】 訓練室を出て、格納庫へと向かう、5人。

【GM】 その間、T−Xはずっと、メイと……セラピアの手を、無言で、繋いで、いた。

【GM】 シーン切ります

【GM】 

【GM】 ■■■■■■エモーション■■■■■■

【隼人】 T−Xからはまだ無関心かな。ロールのみで。 #56c4=38

【隼人】 思緒隼人:パトス155 ロゴス99 アガペー504

【GM】 メイ、【T−Xからの既視感】を【不安】に切り替えませんか?

【深之】 ロールのみ〜 #48c4=36

【行人】 こちらはロールのみです。

【メイ】 あ、了解(笑) 変更します。

【行人】 #35c4=24

【GM】 隼人、処理終ってますけど【セラピアからの戸惑い】を【セラピアからの不安】に切り替えませんか?

【メイ】 しかる後にロール#49c4=32

【隼人】 あ、了解w

【行人】 片倉行人:パトス53  ロゴス69  アガペー513

【深之】 支倉深之:パトス102 ロゴス90 アガペー513

【隼人】 【セラピアからの戸惑い】→【セラピアからの不安】で

【隼人】 思緒隼人:パトス154 ロゴス99 アガペー505

【メイ】 比良坂メイ:パトス141 ロゴス93 アガペー502

 

ミドルフェイズ シーン3へ

目次に戻る