【GM】 ■■■■■■ミドルフェイズ■■■■■■

【GM】 ■■■■■■シーン3/最後の日常■■■■■■

【GM】 シーンプレイヤーは引き続き2人ですが、ソロシーンが2つの形になります。

【GM】 まず森のシーン(マスターシーン)から、その後に祐馬、最後ミハイルの順でやります。

 

【森】 自室にて、煙草に火を点ける。

【森】 煙草を咥えたまま、スクランブラを使って携帯電話を掛ける。発信先は……整備班長の中島三郎。

【中島】「なんだ、森か。」

【森】「何だは無いでしょう、中島さん。進捗状況はどうですか?」

【中島】「……案の定、それか。あと10時間掛からん」

【森】「そうですか……ありがとうございます。あいつ等と大佐には、32時間と言って丸一日伸ばしましたよ。……最悪、戻って来れない可能性もありますから、ね……。せめてもの、償いですよ」 声を落として呟く。

【中島】「まあ、そうだが……流石は森だな。いざとなれば、大佐ですら謀るんだからな」 皮肉の込もった口調で。

【森】 やはり皮肉めいた言い方で「……それは、誉め言葉として受け取っておきますよ」

【森】「ああ、そうそう。中島班長、今回の一件で、整備員達に、特別ボーナスを支給します。……実際、かなり無理な工程を組みましたからね」 またも《根回し》。

【GM】 中島 苦笑交じりに「ああ、頼んだぞ。……しかし森、もう少しお前ェも、その嫌味な言い方をどうにかした方がいいと思うんだがなあ」

【森】 フ、と笑い「ガキ共を、戦場で死なせない為には……『帰ったらアイツぶん殴ってやる!』くらいに思わせるぐらいで、丁度いいですよ。……俺の仕事は、兵士を効率よく殺し、そして生かす事、ですからね……」 自嘲気味に呟く。

【中島】「……損な性分だな、お前ェも」

【森】「慣れてますよ、とっくに。……と、長電話も失礼でしたね。後、宜しくお願いします」 電話越しだが、きっちりと敬礼。

【中島】「ああ……じゃあな」 電話を切る。

【森】「……さて……整備班の特別ボーナス陳情書と、俺の始末書でも書くか……」 そう言って、デスクに向かう。

 

【GM】 場面を、祐馬に変更します。

【セラピア】「祐馬ちゃ〜ん、急に休みになっちゃったけど、どうしよ〜?」

【祐馬】「ん〜………こういう時は何所かに出かけるのが得策だよな、普段出かけないし。」

【セラピア】「そうだね〜。ん〜………」 しばし考え込み

【セラピア】 にぱっと笑って「そだ、祐馬ちゃん、デートしよ♪」

【祐馬】「デートか……それも良いな、映画館言ったり、買い物言ったり、御飯食べたり、時間もある事だし色々するか。」

【GM】 そこに、森から電話が掛かってくる。

【森】「真藤少尉か?」

【祐馬】「ん……そうだけど。」

【森】「……全て、私の名前で領収書を切って来い。上様ではなく、群雲森様で、だ」

【祐馬】「……了解しました、まぁ、食事は元々お金かからない予定でしたし………ありがとうございます。」最後に、小声で呟く

【森】「……単なる気紛れだ」 そう言って、電話を切る。

【セラピア】「祐馬ちゃ〜ん、どうしたの?」

【祐馬】「(携帯をしまう)なんでもないよ、ああ、それよりお金の心配はしなくて良いからな、御飯はただだし、この日の為にお金貯めてたから。」

【セラピア】「え〜?いいの〜?でも……奢ってもらっちゃおかな♪」 そう言って、祐馬の腕にしがみ付く。

【祐馬】「こんな機会、滅多に無いんだからさ、男ならそれくらい当然さ。」 自分のお金だけで足りるか、まだ解らないが──

【セラピア】「ん〜、ありがと、祐馬ちゃんv」

【GM】 ――そして二人は、まるで恋人同士のように(※元々、友達以上恋人未満の関係だった)、映画館に行ったり、買い物したり、ご飯を食べたりした。

【GM】 だが、祐馬にとって、もっとも嬉しかった事は……セラピアの、とびきりの笑顔を見られた事、だろう。

【GM】 そして、夜。寮の前で、セラピアと別れる際。

【セラピア】「祐馬ちゃん……明日、みんなで、頑張るんだよ〜。………勝利の、おまじない」 背伸びして、祐馬の頬にキス。

【セラピア】「それじゃ、また明日、なんだよ〜v」 そう言って、女子寮の中へと帰っていく。

【祐馬】「………別に頬じゃなくても良かったんだけどな………って、何考えてんだ俺!………戻って寝よう、明日の勝利の為に。」 こちらも寮に戻っていく

 

【GM】 では、場面をミハイルに切り替えます。

【トゥアレタ】「ミハイルくん……どうする、明日?」

【GM】 夕暮れの、瑞穂中学屋上。夕日がトゥアレタの顔を赤く染め、風が彼女の髪をふわりと撫でる。

【ミハイル】「いつも通りだ。今回は飛行する距離が少し長い。…それだけだ」 自身の抱える不安を表に出さないように、夕陽を見つめながら答える。

【トゥアレタ】 不安そうに「もし、特に用事が無かったら……明日一日、一緒に、いてくれない、かな……」

【ミハイル】「…ああ。用事は無いからな。構わない」 心の奥で、何かが噛み合わない。言うべき言葉は他にあるはずなのに。

【トゥアレタ】 震える声で「わたし、不安なの……宇宙に行く、なんて、普通ならまず無いし、それに……生きて帰れるか、分からないなんて……自分も、だけど……ミハイルくんも………」 そのまま、ミハイルの胸に顔を埋める。

【トゥアレタ】 そして漏れる……小さな、嗚咽。

【ミハイル】「大丈夫、きっと無事に帰って来れる」 嗚咽を聞きながら、今まで学んできた知識なんて何の役にも立たないと思った。…俺はこの子を泣き止ませる事さえ出来ないのか…!

【トゥアレタ】 ミハイルの腕をぎゅっと掴み、涙声で「ひっく……ごめんなさい……泣くつもりなんか、無かったのに……こんなわたしが、ミハイルくんのこと、好きだ、って言っても……迷惑、だよね………」

【トゥアレタ】「ごめん、なさい………」 掴んでいた腕を放し、その身を離そうとする。

【ミハイル】「…知識を知れば知るほど、この世界は嘘に満ちていると感じる…でも今、俺は真実を見つけたよ。」 …トゥアレタをグッと抱き寄せて

【ミハイル】「俺は、君が好きだ。この気持ちだけは自信を持って言える」 ずれた歯車が、自分の中できっちりと嵌る。

【トゥアレタ】 涙に濡れた瞳で、ミハイルを見つめ「ホント、に……?」

【ミハイル】「好きでもない子を、こんな風に抱きしめたいなんて思ったりしないさ」 両手に強く力を込めて。

【トゥアレタ】「お願い……わたしの、傍にいて………」 ミハイルの背中に手を回し、瞳を閉じて、ミハイルと唇を重ねる。

【GM】 沈んでいく夕陽が照らし出す、二人の影……それはやがて、一つになって。

【GM】 シーン切ります

 

【GM】 ■■■■■■エモーション■■■■■■

【森】 【ヴィヴリオからの命令】2→4【祐馬からの有為】【ミハイルからの侮蔑】3→4【中島からの信頼】新規→4

【ミハイル】 【トゥアレタからの不安】を【トゥアレタからの純愛】に書き換えます〜(笑

【森】 満を持して4レベル7つでロール #49c4= 32

【GM】 変更了解です……って言うかそれで変えなかったら男じゃないw<不安から純愛へ

【ミハイル】 ロールのみ、4LVを7つ。#35c4=23

【祐馬】 さて…こちらはダーザインロール、Lv4を7個 #35c4= 25

【祐馬】 パトス47 ロゴス88 アガペー514

【森】 群雲森 パトス16 ロゴス39 アガペー509

【ミハイル】 パトス84 ロゴス74 アガペー484…っと。

 

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