【GM】 ■■■■■■ミドルフェイズ■■■■■■

【GM】 ■■■■■■シーン5/奮起■■■■■■

【GM】 シーンプレイヤーは宏美。

【GM】 引き続き、射撃訓練場です。

【GM】 的に開いている穴は、さっきの2発のみ。後は全て、外れて床や壁に当たっただけ。

【宏美】 見えなくても、命中しないのは自覚している。

【宏美】 (……全然、当たらなくなっちゃった……)

【宏美】 どうしてかは、よく分かってる。

【宏美】 (それでも、最初のは当たったじゃない!もっと落ち着け、あたし……!)

【宏美】「くっ!」焦燥感から、床をガッと蹴ってしまう。

【GM】 そこに、伊音がやって来ます。

【GM/伊音】 的と壁、床を横目に見て「闇雲に撃っても、弾丸の無駄だ。挙句の果てに、物に当たるのか?」冷徹に言い放つ。

【宏美】「草薙さんっ……?」声のした方を振り向く。

【GM/伊音】「動かぬ的ですら当たらぬ者が、高速で動き回る天使共に当てられるとでも、思っているのか?だとしたら……とんだ、自惚れだ。」皮肉に満ちた口調。

【宏美】「なっ……!?」苛立ちと怒りで、歯をきしませる。でも、そのままぶつける程、頭に血は昇っていない。

【GM/伊音】「私は、クレーリオンや深月の様に、甘くは無い……戦えぬなら、潔く戦場を去れ。足手まといは、戦場に要らん。」

【宏美】「……」草薙さんの意図はすぐに分かった。挑発する様な口調の中に、多分に真剣さが、含まれていたから。それでも一瞬、頭に血が昇りかけたけどw

【宏美】 ……それに、彼女は、人をからかう様な人間じゃないし。

【GM/伊音】「どうした?悔しければ、言い返してみろ。それとも、貴様は深月がいなければ、何も出来んのか?」挑発する。

【GM/伊音】「……そのまま、おめおめと引き下がるつもりか?フン……深月も哀れな奴だ。こんなちっぽけな奴に、必死になるとは……」さらに挑発。射抜くような視線、そして気配。

【GM/伊音】 《威厳》を使用する。#10c3=5

【GM/伊音】 こちらの成功数は5だ。〈意志力〉で対抗判定してもらおうか。

【GM】 宏美に対し、殺気にも等しい圧迫感を叩き付ける、伊音。

【GM/伊音】 (これで立ち上がらねば、最早戦士ではないぞ……!)

【宏美】 (すごい気迫……殺気にすら思えてくる。正直、気圧されそうだよ……でも!)

【宏美】 (あたしを奮い立たせてくれるつもりなら……応えてやる!)

【宏美】 おーし、意地でも成功してやる。ロゴス3点で〈意思力〉1レベル上昇、4点使ってダイスブースト!#10c3=7

【宏美】 成功!

【宏美】 見えないけど、草薙さんの方にまっすぐ顔を向ける。眼が開いていたら、そのまま睨み返してた。

【宏美】「……このまま、戦場を去る訳にはいかないんだよねぇ」口調はあくまで軽く、口許には笑みすら浮かべて。頬を一筋だけ流れる冷や汗が、草薙さんに気圧されかけてたことを物語っている。

【GM/伊音】「ほう……ここまで愚弄されて尚も、吼えるか……。ならばお前に、教えてやろう……『見えないものを、見る……即ち、『心眼』を。」口元に不敵な笑み。

【宏美】「心眼……」武道ではよく聞く言葉。しかし、武道家でない自分にできるのか?……いや。

【宏美】 今の、視覚を封じられたあたしには、ピッタリじゃないか。

【GM/伊音】「焦るな、焦りは迷いを生む。そして迷いは、隙を生む……。心を研ぎ澄ませ。気配を感じ取れ。見るのではない……感じるのだ。」

【宏美】 (心を研ぎ澄まし、気配を感じとる……言葉通りに捉えてみても、また違うんだろうけど……)深呼吸。

【宏美】 (自らの中できちんと掴むまでは、そうやってみるしかない)

【GM/伊音】「深月と共に、戦いたいのだろう?それは、深月も同じだ……。彼奴の気持ちに……応えてみせろ!」

【GM】 宏美の、《鷹の眼》使用禁止を解除します。

【GM/伊音】「的を目掛けて、撃ってみろ。お前の答えを、見せてみろ!」

【宏美】 拳銃を水平に構え、真っ正面へ意識を集中させる。記憶から、的のイメージを作る。

【宏美】 集中する内に、焦燥感が消えて、心が凪いでいく。周りの気配が、全て消えていく感覚。感じているのは、ぼんやりとしたイメージの的のみ。

【宏美】 あたしの見えない眼に、的がはっきりと……映った!

【宏美】 《鷹の眼》使用、ロゴス3点で1レベル上昇、ロゴス4点ダイスに注ぎ込んで、撃ちます。#10c4=7

【宏美】 バッドステータスの分と、《鷹の眼》が相殺だから、7個成功ですね。

【GM】 宏美の放った弾丸が、的の中心を、正確に撃ち抜く。

【GM/伊音】「ほう……この短時間で、本当に修得出来るとは、な。」感心して、頷く。

【宏美】「よっし!」思わずガッツポーズ。

【GM/伊音】「……済まんな、神経を逆撫でする様な事ばかり言って。だが、私が言った事も、決して忘れず、心に留めておけ。」多少申し訳なさそうに。

【宏美】「ううん、お陰で、自信取り戻せたし、焦りとか、そういったものがきれいに消えたよ。ありがとう、草薙さん」

【宏美】「あ、あと一つ、訊きたいんだけど……もしかして、憲ちゃんに頼まれて、来てくれたの?」

【宏美】 憲ちゃんが、トイレに行くと言って訓練場を出てから、ずいぶん経つ。あまりにも遅すぎやしないだろうか?w

【GM/伊音】「……まあ、そう言う事だ。礼ならば、深月に言うんだな。……良いパートナーを持ったな、遠野。」

【GM】 そこに、警報が鳴り響く。

【GM/オペレーター】「緊急事態!瑞穂基地直上に、エンジェルハイロゥ!総員、第一種戦闘配置!」

【GM/伊音】「出撃か……。私は行く。極力、お前が出撃しないで済む様……頑張ってくるさ」そう言って、駆け出す。

【GM】 シーン切ります。

 

【GM】 ■■■■■■エモーション■■■■■■

【宏美】 【伊音からの感心】が一番丁度いいかな?

【GM】 いや、【伊音からの激励】なんてどうでしょう?

【宏美】 激励かw

【宏美】 了解、じゃあ、【伊音からの激励】を新規から4に。#36c4=24

【宏美】 パトス17 ロゴス98 アガペー563

【宏美】 うーん、【ヴィヴリオからの母性愛】を上げられない(苦笑)

【GM】 ヴィヴリオ、出てませんからねえwでも大丈夫、シーン7で出ますから。

【憲一】 僕はロールだけだなあ。#70c4=52

【憲一】 パトス16 ロゴス216 アガペー527

 

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