【GM】 ■■■■■■ミドルフェイズ■■■■■■

【GM】 ■■■■■■シーン5/本当のパートナー■■■■■■

【GM】 お待たせしました(苦笑)。シーンプレイヤーは憲一です。

【GM】 憲一は、病院のベッドの上で目を覚ます。

【憲一】「……良かった、生きてる。」淡々と。

【憲一】「あっ……宏美お姉ちゃんはっ!?」がばっと起きようとする。

【GM】 その刹那……身体中に走る、鋭い痛み。体内エーテル強制除去処理の後遺症。痛い、なんて生易しいものではない。

【GM】 呼吸すら出来ない、激痛。

【憲一】「がはっ……ぐっ……はぁ、はぁ……」肩で息をし、どうにか呼吸を整える。

【憲一】「…………」固く握り締めていた右手を、開く。

【GM】 そこにあるのは……一枚の、白い、羽根。

【憲一】「ちょっと、無茶し過ぎたな……お姉ちゃん、怒るかな……」

【憲一】 その瞬間、思い浮かんだのは……セラピアお姉ちゃんではなく、宏美お姉ちゃんの、泣いてる顔。

【GM】 そこに、連絡を受けて飛んできた、宏美とセラピアが現れる。

【憲一】 咄嗟に、ベッドの中に羽根を隠す。

【宏美】「憲ちゃん……よかった……!」憲ちゃんの顔を見て、じわっと涙がにじんでくる。

【GM/セラピア】「えぅ〜、憲ちゃん、目を覚ましてくれたんだよ〜、良かったんだよ〜。」泣きそうな顔をするセラピア。

【宏美】 病室に入るとき、憲ちゃんが慌てた様子で布団に手を入れた、その握った拳に微かに見えた、白い物……。

【宏美】 気になったけど、今は憲ちゃんが起きてくれたことが、嬉しい。

【宏美】「憲ちゃんのお陰で、あたし、無傷で済んだよ……!」

【憲一】「良かった、宏美お姉ちゃん、無事だったんだね……」もっと他に言う事があるだろう自分。

【宏美】 憲ちゃんの背中を、そっと支える。

【宏美】「あたしのせいで、無理させてごめんね……それと、守ってくれて、ありがとう……」そこまで言って、涙が頬を伝う。

【憲一】「守った、だなんて……」少し赤面して。

【憲一】「ごめんね……宏美お姉ちゃんの事だけしか、考えてなかったから……」苦笑する。

【GM/セラピア】「む〜、ボクじゃなくて宏美ちゃんの事とは……ジェラシー、感じちゃうんだよ〜?」涙を浮べつつ、笑う。

【宏美】「もぅ〜、セラピアちゃんったら、他のパートナーに言いつけちゃうぞ?」泣きながら、笑う。

【宏美】「セラピアちゃんにも……ごめんね、ありがとう」

【宏美】 憲ちゃんの肩を優しく撫でながら「憲ちゃん……もう、無茶しないでね……ううん、もうさせないよ」

【宏美】 (君のこと、守るって言ってるのに、守られてばっかり……。あたし、強くならなきゃ……)

【宏美】 (お父さん、ヘルト……京子ちゃん……憲ちゃんを助けてくれて、ありがとう……)

【憲一】「もう、こんな無茶しないよ……。宏美お姉ちゃんを……泣かせたくないから……。」微笑みつつ、宏美お姉ちゃんの瞳を真っ直ぐ見つめ、その涙を拭う。

【憲一】 (何故だろう……宏美お姉ちゃんの泣き顔を見てると、胸が締め付けられる……。泣きたくなるくらい、苦しい……。セラピアお姉ちゃんと、何か違うのかな……)

【GM】 そこに再び、警報が鳴り響く。

【GM/オペレーター】「緊急事態(ノートシュタント)!瑞穂基地より距離1万、エンジェルハイロゥ!総員、第一種戦闘配置!」

【GM/セラピア】「最悪、なんだよ〜……」苦い顔を浮べる。

【憲一】 その警報を聞き……決意する。

【憲一】 僕の、居るべき場所は……

【GM】 シーン切ります。

 

【GM】 ■■■■■■エモーション■■■■■■

【宏美】 ダーザインロールだけですね。#42c4=33

【宏美】 宏美 パトス73 ロゴス163 アガペー526

 

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