■■■■■■ミドルフェイズ■■■■■■

■■■■■■シーン7:復讐の街■■■■■■

【GM】 ミドルフェイズ シーン7:復讐の街 シーンプレイヤー:リタ=ファルケンハイン

【リタ】 はい。

【GM】 早朝、統合司令室。

【GM】 プシナプシナがイチゴ味の歯磨き粉が付いた歯ブラシを咥えながら、毎朝のエーテルチェックをしている。

【GM】 リタもまた、それは日課の作業だ。

【リタ】「おはよう、プシナちゃん……ああ、あたしがやっておくから、先にうがいしてらっしゃい」 プシナに声をかけ、目元を腫らしたままコンソールを操る。 

【リタ】「…………」 あの日以来、コンソールの横に置きっぱなしのウォッカの瓶が、目に入る――

【GM/プシナ】「ふぁいでふ。んぎゅ………ふえぇ……でも、リタさんもお目々が真っ赤ですよ?」喋ったお陰で飲んでしまったらしい。涙目になりながらも、後半は明瞭に。

【リタ】「ん……ちょっと、ね。過去の交戦記録のレコーダーとかチェックしてたら、遅くなっちゃって――」 嘘――チェックしていたのは、あの日のあの子の、出撃前にヒルダと交わした会話が入ったフライトレコーダー。

【GM/プシナ】「ちゃんと寝ないとだめですよー? サンドマンがやって来て、ねむねむの砂をお目々にかけられちゃいます」いや、まぁ……うん。キミは子供だからね。

【GM】 自分より小さな子に言い聞かせるような口調で言って、プシナプシナは歯ブラシを片付けに行く。

【リタ】「くすっ……そうね、サンドマンは真っ赤なお目々が好きだものね――(……このお酒、もう、処分しなきゃ……ね)」 苦しい時はいつも、交戦中だろうと非常事態だろうと――酒を飲んでは罵詈雑言を並べ立て、恥を晒して営倉処分を受けていた。

【リタ】「――――――」 酒の瓶をゴミ箱に放る。今まで、営倉処分を受けながらもそれを飲むのを止めなかったのは――それでみんなが帰ってこれたから。辛くても恥ずかしくても、またみんなの笑顔が見れるから。そう思ってたから――

【リタ】 だけどそれも、もうできない。

【リタ】 ――――聞いてしまった、フライトレコード。ほんの小さな、彼の決意。

【リタ】「………………ぐすっ……」 涙が滲む――姿亡き彼の告白を盗み聞いて、なお酒に逃げられる訳がない……

【リタ】「……ごめんね……亮ちゃん…………」

【リタ】 自分はもう――逃げる場所、逃げる権利はおろか、謝り許しを乞う相手すら失ってしまったのだ……!

【リタ】「…………あたし……君に想われて良かったって思えるように…………」

【リタ】「……強く、なるからね――――」 涙を、流しながら――泣かないなんて、絶対言わない。泣けない人より、泣ける人の方が強いんだから。

【GM/凱】「済まない………弾除けにすら、なってやれなかった」司令室の入り口に、いつの間にか立っていた。

【リタ】「…………いいんです……」 振り向かずに、応える。

【リタ】「あの時も、本気で言ってなんかいませんから……それに…………」

【リタ】「誰かが生き残る為に、誰かが犠牲になる戦いなんて……したくありませんから……」

【GM/凱】「―――――だが、確かに犠牲にした」

【リタ】「……そんなの、言い訳にはなりませんし、できません……」

【リタ】「あの子が――亮ちゃんが死んじゃったから、自分も犠牲になって……私たちがそんな事言ってたら、亮ちゃんだって悲しみますよ、きっと――」

【リタ】「もし、まだ亮ちゃんの事、後悔してるんなら――――」

【リタ】「――――あの子の為に、あの子が生きてきた証の為に、あの子が守った未来の為に――――」

【リタ】「あなたも、生きて下さい――それが出来ない南王さんじゃありませんよね?」《共感》

【GM/凱】「……………!!」

【リタ】 ダイス+10。#23c4= 13

【GM】 #5c1= 1

【GM】 差分値十二個。

【GM】 リタには解る。この男は“自分の全てを投げ打ってでも、もう二度と犠牲を出さない”気でいる事が。

【GM】 そして、やはりこの男も亮と同様―――自分が“犠牲”として数えられていない事に。

【リタ】「………………」 目を伏せる――自分は彼に、もっと残酷な事を言わねばならないのか――

【リタ】「…………あなたが、逝ってしまったら――」

【GM/凱】「オレは、長くは持たない」

【リタ】「それでもです――あたしの兄は、機械化除去して生き恥を晒してでも、子供達の未来を背負う道を選びました――」

【GM/凱】「………機械化除去………V機関の生命維持装置を取り去って、再び生き永らえられたのならキミの兄さんは幸運だったんだろう」

【リタ】「――逃げないで下さい。あなたが逃げ道を作ってしまったら――」

【リタ】「憲一ちゃんも、セラピアちゃんも、リュンマちゃんも――――シルビアちゃんも」

【リタ】「――あなたの後に、続きます」

【リタ】「そして――――私も」

【GM/凱】「………オレの体内を循環するエーテル流は、もう既に全身を汚染している……例え機械化を除去しても、血液が再び汚染される状態に達している。俗称天使病(アンゲルクランクハイト)だ」

【GM/凱】「既にオレの天使病は、春日少尉の天使化のエーテルの余波を受けてレベル4に達した」

【GM/凱】「まだ、シルビアさえも知らないが―――次の出撃で、ほぼ確実にレベル5に達するだろう」

【リタ】「…………兄が、よく言っていました」

【リタ】「……“人を殺すのは、絶望ではない。諦めだ”と……」

【GM/凱】「…………………!!」

【シルビア】「――そして、人を前に進ませるものは」 部屋の影から、そっと現れて。

【シルビア】「希望ではなく意志……そうだったわよね、リタちゃん」

【リタ】「はい……シルビアちゃん」 ――微笑む。涙を、拭わないままで。

【GM/凱】「シルビア、お前いつの間に―――!?」

【シルビア】「申し訳有りません、隊長――盗み聞きははしたないとは思ったのですけれど」 少しも申し訳なくなさそうに。

【リタ】 (くすっと笑って――)「彼女は常にあなたの傍で、ずっと、あなたの事を見続けているのですよ――知らなかったのですか?」

【シルビア】「けど、隠し事とで――おあいこでしょうか」 柔らかく微笑んで。

【GM/凱】「……………チ、やっぱりお前には敵わないな……」苦笑が漏れる。>シルビア

【リタ】 (椅子から立ち上がり――)「死ぬのなんて、簡単なんです…………でも……どうか、お願いします――」

【GM/凱】「ファルケンハイン少尉……」

【リタ】「あなたにしか守れないものを――守ってあげて下さい」 制服の膝元――スカートの裾をぎゅっと握って、頭を下げる。

【シルビア】「……リタちゃん…………」

【GM/凱】「フッ、そうだな……すっかり忘れるところだった」

【GM/凱】「オレの武器は、機械の体でもV機関でもない………!」

【シルビア】「――――――」 無言で、その胸に拳を押しつける。ただ、微笑んで。

【GM】 凱 その拳に、そっと手を重ねて。そして無言で頷く。

【シルビア】「……ヤー、ロイトナント。メインマイスター――――」 言葉はいらない。ただ、熱いほどに彼の思いは伝わったから――それだけを、そっと口にする。永遠の忠誠の証だけを。

【リタ】「…………ふふ……」 ようやく涙を拭う――大丈夫、亮ちゃん。あなたの残してくれた未来、とっても素晴らしいものだよ――

【GM/プシナ】「よ、よく聞こえませんけど………リタさんのあいのこくはくだったのでしょうか? でも、ガイさんはシルビアさんの事が好きって言う事なんでしょうか?」入り口の陰で。幼い胸をトックントックン言わせながら。10歳の初夏の朝。

 

■■■■■■エモーション■■■■■■

【GM】 エモーションです。

【憲一】 ロールのみ #35c4= 24

【GM】 あ、待って待って!

【憲一】 はい?

【GM】 次からクライマックスです! そう合衆国語でCRY−MAX!!

【GM】 なので、ダーザイン5レベル解禁です!

【シルビア】 あ、もうクライマックスですかw

【憲一】 暗いマックスですか。ではダーザイン5レベルですね。

【憲一】 全てのダーザインレベルを5レベルに。然るべき後にロール。

【GM】 個別シーン数少なくて済みません、シルビアさん

【シルビア】 いえいえ、最後に隊長の死にフラグ倒せたのでオッケーです(笑)

【シルビア】 そして、新規ダーザイン【第七飛行小隊完全機械化兵一同からの隊長をよろしく頼みます姉さん】が欲しいところ(落ち着け

【憲一】 #35c5= 28

【リタ】 許可する(待て

【GM】 クソ、天使病は今まで誰もがオフセでは放置して来たのにw

【GM】 (うちでは大体救えないヤツがかかってます、天使病。大体荒崎とかw

【ヒルダ】 これ以上枠開けててもしょうがないな……ヒルダは【自己からの腐れ縁】を取得します。シーン中に変えていく次第。

【GM】 そして、そのダーザインはOKですw

【シルビア】 あ、そうだ。リタちゃんには、【シルビアからの感謝】を推奨したい次第

【シルビア】 ありがとうございますw

【リタ】 や、いたがきますw

【ヒルダ】 そして、クライマックスにいじわるされてもアレだ(w【伊音からのいじわる】を【伊音からの迷い】に変更したいですが。

【シルビア】 そしてその上で、全ダーザインをレベル5に。

【憲一】 憲一 パトス360 ロゴス171 アガペー329 ※計算が間違っていた為、修正

【GM】 それとパトスあげるので、【凱から慈愛】を【凱からの最愛】に書き換えて下さい>シルビア

【シルビア】 了解しましたw

【憲一】 シーンに出てないから、感情の書き換え様が無い。

【GM】 変更了承です>ヒルダ

【シルビア】 あ、そうだ。そして呪法徹甲弾を調達したいです。

【リタ】 【自己からの侮蔑】を【やる気】、【シルビアからの母性愛】を【感謝】に変更しますw

【ヒルダ】 では、盛大にパトスを使って全5レベル。ダーザインロール #42c5= 38

【シルビア】 #5c1= 2

【シルビア】 パトス6点使用。成功数ブーストして、呪法徹甲弾ゲット。

【シルビア】 で、ロールします。 #49c5= 39

【GM】 調達許可っす。ンで他の書き換えも……えっとリタの凱からのダーザインって何でした?

【シルビア】 シルビア:パトス264 ロゴス242 アガペー288

【リタ】 そして全ダーザイン(小隊からの信頼・自己からのやる気・亮からの純愛・深月からの感心・ヒルダからの同情・シルビアからの感謝・凱からの真心)を全て5レベルに。

【リタ】 そして5レベル×7でダーザインロール。最強のー!#70c5= 59

【リタ】 リタ :パトス361 ロゴス342 アガペー311

【ヒルダ】 ヒルダ:パトス194 ロゴス188 アガペー292

【リタ】 以上ですね。

 

クライマックスフェイズ シーン1へ

目次に戻る