今日は一昨年の12月から始まったエンゼルギアのキャンペーンの第15回、番外編含め17回目にして最終回後編でした。 最終決戦を前にして離脱したヴェンツェル、ほのか、廻、そしてエドヴァルト。 先に帰投したヴェンツェル、ほのかを瑞穂基地で待っていたのは、群雲少将の配下の者達だった。 彼らは尋問という名目で群雲少将の邸宅に連行される。 凍は八坂機関エージェントに別に連行された。 廻とエドヴァルトは別に帰投し、羽村から八坂機関のカードキーを受け取ってから最終的に群雲少将宅で合流する。 伊音(RPはほのかのPLであるセラさん)の説得により群雲少将は中立を選び、一同は凍の奪還と維馬篭の挑発を兼ねて八坂機関へと突入する。 数々の妨害を退け、凍を無事奪還する一同。 だが、凍の身体は既に限界を迎え、ほぼ身動きの取れない状態だった。 共に道具ではない、人間になろう、という約束を果たす為にお姫様抱っこで凍を運ぶヴェンツェル、八坂機関を脱出した一同を待っていたのは、単座式人間戦車、その名も『金剛機』に乗った維馬篭だった。 維馬篭からの問い掛けに反抗し、遂に刃を交える両者。 HP3000、【肉体】50、白兵回避特級にして高速機動をも極める維馬篭との戦闘は熾烈を極めた。 ロゴスもパトス、そしてアガペー上限も殆ど使い果たし、辛くも勝利を納めるPC達。 そして訪れる、凍の最後の時。 ヴェンツェルは最後の力を振り絞り、凍の天使化を止めた。 『俺を半分やる、お前の痛みを俺に寄越せ!』はカッコ良かったなあ… 維馬篭を討ち果たし、ここに真の意味で天使大戦は終結した。 エンディング。 クレーエはヴィヴリオの身辺警護を継続。 フランと沙織はズィーガーらと共に空を飛び続ける。 レオレッティはソコラタと共にノイエンガンメ復興に尽力。 統吾は合衆国大統領となり、荒れ果てた国土の復興。 エドヴァルトは人知れず姿を消し。 ミリアリアは合衆国の戦後復興後、ノイエンガンメの復興に力を注ぐ。 厳はツバサからヤシマ陸軍の人間戦車の教官を共にやろうと誘われ。 帝は除隊し、帝都の高校に進学してバスケ部に入部、全国制覇する。 沙耶華はまだ暫し人間界を楽しみ。 バーグはメイリィと共に歩み、武侠映画のような展開に巻き込まれ。 廻は統吾の誘いを受け、紀央と共に合衆国復興に。 勇子はトゥアレタと一緒に人数を増やし。 ほのかは終戦一ヶ月後に息を引き取る。 ヴェンツェルは戦闘機乗りの道を選び、凍と桂二人と共に歩む。 暦は母光子の墓前にセラピア、雛子と報告をし…それから4年後、セラピアと挙式する。 このような結末を迎え、本キャンペーンは幕を閉じました。 キャンペーン、本当に楽しかった! PL4人でPC16人入り乱れてのセッション、これは正しくキャンペーンの醍醐味だったし、エンドレスサマーを駆け抜けて堪能し尽くしたこのキャンペーン、正にエンゼルギアの正史と呼んでも過言ではない! まだ更に番外編2話やる予定だけど、一先ずは終幕。 文才がないのはいつものことだが、今回は特に。感想が、ただただ楽しかった、しか出て来ない。