昨日は月一恒例エンギアキャンペーンの日でした。 第8回ですがやったのは第X話。 前回『ボクらの文化祭』をやったのを受け、PC1神場沙耶華の前の周回の話を遊ぼう、となり予定変更。 急遽、現行キャンペーンは2周目扱いとなりました。 PC1:神場沙耶華(かみじょう・さやか) 前回に引き続き続投。 本名オルニス、アラフニの娘。 瑞穂基地の奥深く、ずっと眠っていたクベルタ10ー9と巡り合う導入。 PC2:エドヴァルト・ゼーマン ある意味今回のシナリオをヒドくした犯人。 黙示録に隠し頁を見つける導入。 PC3:ミリアリア・エクレール 瑞穂基地の隠し区域に興味を持って調べ始めた矢先に不法侵入者を発見する導入。 PC4:フランツィスカ・シュテルン/レオンハルト・シュテルン(祖父) 天使との戦いに仲間を落とされる導入。 1周目全滅最終回ルートなので、セッション前に上記PC以外の手持ちPC、及び関係NPCの在不在、生死の確認からスタート。 その結果。 暦:強制的に生存 廻:アバドン戦で紀央と一緒に死亡 フラン:ペイルライダー戦で時間を稼ぐため死亡 ヴェンツェル:凍と一緒にホワイトライダー戦で相討ち、死亡 勇子:撤退戦で天使化し、暦に処理される レオレッティ:アバドン戦で盾になり死亡 バーグ:不在 巌:レッドライダー戦で離脱出来ず死亡 さやか:ペイルライダー戦でM.I.A ほのか:不在、ヴィヴリオに拾われず廃棄処分 ミリィ:撤退戦で自爆 帝:リュンマと一緒にブラックライダー戦でコア破壊と引き換えに死亡 沙織:幼少の頃臓器不全で死亡 エド:ペイルライダー戦でM.I.A 統吾:腑抜けて官職に追いやられている(アバドン戦で自暴自棄気味に盾になり死亡) セラピア:暦にリセットさせる為に死亡 凍:ホワイトライダー戦で死亡 伊音:アバドン攻略戦で紫音離脱にともない離脱 トゥアレタ:撤退戦で勇子と一緒に天使化 桂:T-Xとして復帰するも助けられず 紀央:アバドン戦で廻と一緒に死亡 メイリィ:沙織がいない為コンロンからヤシマに渡れず不在 リュンマ:ブラックライダー戦でトラウマが再発し動けず死亡 ツバサ:レッドライダー戦で死亡 ズィーガー:レッドライダー戦で巌とツバサを守って死亡 七支隊:ヤシマ攻防戦で死亡 アクシア:ヤシマ攻防戦で死亡 キャラによってはそもそもフラグが立たず、いないキャラも発生する中、みんな嬉々として自PCの死に様を演出してくれました。 本シナリオの流れとしては、 1999年7月半ば ・クベルタが目覚める ・クベルタとの交流、訓練 〜戦況悪化〜 ・ブラックライダー戦でのクベルタの死 ・沙耶華、エドがペイルライダー戦で行方不明に ・撤退戦、世界のリセット 〜タイムスリップ〜 1945年 ・合衆国に転送されるエド ・ノルトラントにシュネルギアと一緒に転送される沙耶華とクベルタ ・ルートは違うが全員マンハッタンへ ※ミリィは同一PCの過去、フランは祖父のレオンハルトで登場 クライマックス ・マンハッタンの覚醒、ザドキエルとの戦闘 ・クベルタの再びの死、消失する沙耶華、残留するエド 〜50年後〜 再び1999年7月、本キャンペーンの時間軸に戻ってくる こんな流れだったのですが、この戦況悪化〜撤退戦までの間にPL4人であるにも関わらずPC11人死亡しました。 その為にシーン二つ追加したよ。 アバドン攻略戦 レオレッティ卿と白川准将がギアドライバー達の盾になり死亡、紀央が事切れて廻は廃人、直後にアバドンに特攻。 勇子は廻のトラバントを起爆剤としてアバドン討滅、結果として帰還出来たのは勇子・トゥアレタ、そして伊音とそのパートナー。 紫音が人柱になったことを見届けた後、伊音のパートナーは服毒自殺し、伊音は政略結婚を受け入れ戦線離脱。 ヤシマ攻防戦 仲間が死んで戦えなくなった暦の代わりにアクシアとセラピアで出撃し、残りあと一時間というところで、セラピアの目の前でアクシアが天使化。フランによって処理される。 指揮官の不足により前線指揮に出ていたハルトマン、また七支隊の面々も命を落とす。 ホワイトライダー戦 ヴェンツェルは限界の訪れた凍と共にホワイトライダー戦で相討ち後天使化、親友の暦の手によって機体ごと処理される。 レッドライダー戦 厳・ツバサ機、帝・リュンマ機によりレッドライダーを殲滅するも、ツバサの反応が遅れ機体の離脱に失敗し、爆発に飲み込まれ死亡。 以上の4つは全部同じシーン、以下のそれぞれ別シーン。 ブラックライダー戦 リュンマの天使兵に対するトラウマがここで再発し、帝一人で立ち回った結果ブラックライダーのコアと左腕と引き換えに、相討ちして死亡。 沙耶華・クベルタ機によってブラックライダーに止めを差すも、機体に強制介入して無理な回避を行った結果、クベルタの黒い天使核が砕け、クベルタ死亡。 ペイルライダー戦 戦況構築の時間を稼ぐ為、フランが一人で奮戦し、きっかり1分、時間を作って撃墜。 沙耶華はクベルタの亡骸を乗せたトラバントでペイルライダーを撃破するもエネルギー切れ、爆発に飲み込まれ姿を消す。 同時にホルテンに乗っていた筈のエドも忽然と姿を消す。 撤退戦 結界を縮小して強化し、鎖国する為に帝都への撤退戦において、残弾が尽き白兵戦に切り替える暦・セラピア機(スナイパー)勇子・トゥアレタ機(ストライカー)。 それすらもままならなくなった時、無人の瑞穂市街を囲むサイズの結界魔術を使い、残りの天使と共に自爆するミリィ。 その光から逃げ遅れ、天使化した勇子とトゥアレタを処理する暦。 最後の最後になって、暦にリセットが出来ると伝えるセラピア。 その代償は……暦の手でセラピアを殺すこと。 という、全滅1周目の煮えまくりのシーンの連続でした。 その為に本シナリオ以外の『El. DORADO』『MONSTERS' ROAR』『FIRE AFTER FIRE』『凍えそうな季節に君は』『カタストロフ』の該当する場面を引っ張り出してやらせてもらいました。 GM本人はそこまでガッツリやるつもりはなくて、もう少しさらっと流すつもりでいたんですが()、PLがメチャメチャ楽しそうにノリノリだったので、全力で応えました。 PL曰く、PLの投げた豪速球を、同じスピードで全部打ち返してきた、と。 特にアスカゼさんはPC5人の為、毎シーン誰かしらPCか死んでいく為ずっと喋りっぱなし、見てて大変そうでしたが非常に楽しそうでした。 終わった後喉痛いって言ってたので、悪くしなければいいんですが。 クライマックスは、そこまで溜め込んだパトスとロゴスを見て、折角だからと倒せない前提でHP2000点に設定、更に対天使効果なしの攻撃無効、シュネルギア以外の攻撃によるダメージ1/2ってしたにも関わらず、1ラウンドで全部削り切られました。 1発のダメージで1718点って何さ。幾ら支援いくつも乗せたとは言え、ゲーム違わない?これ無印だけどエンゼルギアだよ? それだけ盛り上がった証拠だと、GMは信じて疑わない。 エンディングでエドが、まさかの2周目どころか5周目と言い出した為、本キャンペーンは5周目ルートとなりました。 1周目はただ流されるままに、2周目でヴィヴリオの機嫌の取り方を覚え、3周目で黙示録を初めて預り、4周目で黙示録に従った結果この結末、5周目は黙示録に全力で抗っている、と。 そりゃ、エドも皮肉屋になるし、全てのフラグをPC達で力ずくで圧し折れるわな……。 フランもミリィもそれぞれループしてオープニングと同じ演出をし、クベルタと再会する沙耶華。 同時に、沙耶華は、ループしていたことを全て思い出し、クベルタをその腕の中に迎え入れる。 こんな煮え煮えのセッションでした。クライマックス突入時のアスカゼさんの手持ちパトス600枚が全てを物語っている、と思う。 本当にみんな楽しそうだったよ!キャンペーンとして培ってきた土壌があって、尚且つ2周目の明るい?未来があるからこその、各キャラの生き様、死に様を演出出来たとのことで、楽しんで頂けたようで、GM冥利に尽きるってもんですハイ。 尚、GMは渡すパトス量の調整など、全く考えておりません。 PLもGMも楽しけりゃ、それで良い。ゲームマスターの私が…神だ! 今日の名(迷)言 次々俺が死にます 職務放棄と棚卸し PC死亡の大安売り 死亡ロールの大バーゲン この日記でどれくらい伝わるか分かりませんが、GMもすっごく楽しかったです。帰りの高速バスで寝ずにひたすら日記書いて、帰宅前に書き上げるくらいには。