今日は俺エンドレスサマーキャンペーンシナリオ集『THE END OF CENTURY』の第四回。 第5話の『A BEGINNING FROM THE END.』。 司鏡紀央の身に異変が。彼女の運命は、全てキミ次第。 PC1:東雲 廻(しののめ・めぐる) ギアドライバー/ナビ:司鏡紀央 第二小隊の表向きの隊長、14歳の少年。 東雲家の『現在の』嫡男。 その実は維馬篭の台頭に焦り復権を目指す東雲家が造り出したデザイナーズチルドレン。 その生い立ちや境遇、また『意図せず相手の中身が見えてしまう』為、悪意や負の感情に人一倍敏感であることも手伝い、我が儘で傲慢で尊大な、他の人間は全て自分のおもちゃだと言い放つクソ生意気な子供。 ただし紀央に対してのみ、口は悪いが対応は優しい。 一番嫌いな人物は維馬篭だが、一番嫌っている人物に最も近い考え方を持っているジレンマ。 クラスはキャスター。 PC2:ほのか ギアドライバー/草薙伊音 前回に引き続き参戦のクラス:バーサーカー。 バーサーカーぶりに磨きをかけるべく、【肉体】+1して11。 PC3:エドヴァルト・ゼーマン 情報将校 こちらも前回に引き続き参戦の、中の人のエドモン好きが漏れ出過ぎているヴィヴリオの懐刀のクラス:アヴェンジャー。 PC4:ジャン・ピエトロ・レオレッティ 機械化兵 第10飛行隊第24飛行大隊長の中佐であり、第二小隊の実質的な隊長。50歳の男性。 ノイエンガンメの血筋を引く共和国貴族の老紳士であり、“雲の中の騎士”“空の貴族”など異名を持つ空軍歴35年の超ベテラン。ハルトマンとは親友である。 若かりし頃にソコラタと激しい恋に落ちるも、祖国を守る為にその身を差し出した彼女との約束を守る為に戦っている。 クラス:ライダー。 尚上記のクラスは只のネタです。 PC1の廻、PC4のレオレッティの初参戦シナリオです。 今回のPCと、前回のシナリオのトゥアレタナビのギアドライバー、天野勇子を加えた8名(廻、紀央、ほのか、伊音、勇子、トゥアレタ、エド、レオレッティ)が通称第二小隊の面子。 G3寄りの第一小隊に比べ、ヤシマ軍部の息のかかったギアドライバー(廻、勇子、伊音、紀央)が多く、ヤシマ軍部の影響は小さくない。 その為に、牽制や監視の意味もあり、ヴィヴリオの懐刀とルフトヴァッフェの重鎮がお目付け役として所属している。 優等生揃いの第一小隊に比べ、良くも悪くも個性的な面々が揃った愚連隊だが、能力は折り紙付き。 ただし前述の理由から、政争の具として巻き込まれることもしばしば。 そして廻は初参戦にして、紀央の命が風前の灯火という、いきなりクライマックス。 実際、このシナリオはキャンペーンとしては序盤ですが、紀央ルートのラストという作りになっています。 仕方ないんだ、1999年7〜8月の月齢と照らし合わせた結果、ここでこのシナリオ入れるしかなかったんだ・・・。 それにキャンペーン用でチューニングした結果、廻にはエンディングまでお腹痛い展開に。だがGMは謝らない。 オープニングで様子がおかしいことが分かった後、ミドルに突入したら坂道を転げ落ちるように容態を悪化させる紀央。 一度はパートナーの廻の顔すら分からなくなり待機を命じられるも、基地を突如襲撃した死の天使サリエルを前に、出撃を余儀なくされる。 クライマックス。 死を司る天使サリエルは、ほのかの手によって真っ向両断された。 《狂戦士》《名将》《援護射撃》《演説》《奇襲》《連撃》《奇襲》のコンボとは言え、合計947点ダメージってなんだ。 だが、真のクライマックスはここから。 遂に終焉の時を迎える紀央。 迂闊にも回線をオープンにしたまま、この世にたった一人だけ、自身を『ただの子どもの』廻として見てくれた、紀央への想いを伝える廻。 廻にとっては、紀央だけが自身の存在理由であり、一番大切な人。 この時だけは、廻は素直に、ストレートに想いを伝えた。 そして、奇跡は、起こる。 うちの卓以外でやったら顰蹙間違いなしの、相変わらずの難易度199。 ところで俺には、Gガン最終回のドモンの告白シーンが浮かんでいた。 エンディング。 ヴィヴリオが、紀央が完全に正常に戻ったことをレオレッティに伝えている最中に、維馬篭から廻を自分の元に連れて来いとのホットライン。 大本営に呼び出された廻は、私の道具になりませんか、と維馬篭に問い掛けられる。 勿論断る廻、だが維馬篭の真意は、二人に子どもを作って欲しいという。 終戦後であれば構わない、という言質を廻から引き出させ、結果として、廻本人に紀央を与える維馬篭。 彼の本意は、今のところ良く分からない。 廻から報告を受け、混乱するヴィヴリオ。 そして黙示録からズレが生じ始めていることを、エドと確認し合う。 紀央が会いたがっていたからと、紫音を基地に連れてくる為に、ほのかを連れて実家に一度戻る伊音。 紀央は殺風景な私室で、廻が助けてくれたことをもう一度感謝し、廻は強権を発動させ、名実ともに自分の所有物となった紀央を、自分と同じ部屋に住まわせることに。 ヴィヴリオの胃痛は続く。 廻と紀央の物語はある意味でこれで完結し、ここから始まる。 『A BEGINNING FROM THE END.』終わりの、始まり。 紀央の死のエピソードは終末へのカウントダウンなので、このようなシナリオタイトルになった訳です。 次回はメイリィのお話。 新造でバイキングのパイルバンカー使いらしいです。どんなキャラになるんでしょうか・・・ 本日の迷言 「メガネかけて、メガネ割りたい」そしてうず高く積まれるエアメガネ。 「シュレディンガーの童貞」