エンゼルギアエンドレスサマーキャンペーン第一話『力の、在処』 9月初めに無印でキャンペーンやりたいなーって言ったら、本当に面子が集まったので、第一回を日付変わって昨日やってきました。 2ndは自分には取り回しが重く、扱いきれない為、13年前のシステムでキャンペーンを遊ぶというGMの老害っぷり。 俺にはこれしかないんだ!だから、これが一番いいんだ! でも、キャンペーンやる話が確定した時点で、今期の作ったシナリオが作成中含めて10話だったのが、実際に始まった段階で24話に増えていたのは何の冗談だろうか。 昔作ったシナリオ4本と公式シナリオ『力の、在処』『夏の夜、君の声』を加えて、0話から25話(2話同一タイミングのシナリオあり)+番外編2本で全28話のエンドレスサマーキャンペーンが組めるようになるとは。 勿論、全部はやりませんし出来ません。全部やったら2年以上掛かるわ。 今日は集まってからキャラクター作成を行ったりすり合わせをしたりして、まず最初の『遠山桂三部作(と勝手に俺が読んでいる)』、且つ一応メインとなるPCでのセッションになりました。 やるのは勿論公式シナリオ第一話『力の、在処』。 PC1:那由多 暦(なゆた・こよみ) ギアドライバー/ナビ:セラピア・パルマコン PL:みどうくん 今回黒い天使核を持つことが分かり、召集される14歳の少年。 本キャンペーンの主人公であり、ヴィヴリオは彼を『運命の子』と称する。 普通の、家族に愛された子である。 しかしながら、母親譲りの予知能力を持ち、何かしら自分の近くで『死』にまつわる何かを感じると、気持ち悪さを感じる。 彼は、ラルフ・マスケンヴァルと東雲光子との間に生まれた子であり、雛子の兄でもある(本人は父が誰であるかを知らない)。 死期を悟った母に、那由多家に雛子共々養子に出されたが、養父母との仲も良好、だったのだが・・・ 戦闘においては、対天使ライフルによる後方からの狙撃及び広域殲滅の担当。 半ば人質同様に、黒い天使核を有することを認められた雛子も、瑞穂基地に召集され、彼女は、兄の為に役立ちたいと管制官に志願する。 PC2:ヴェンツェル・ベイカー ギアドライバー/ナビ:八坂凍 PL:アスカゼさん ヤシマ陸軍から出向している、ヤシマ陸軍特務中尉。 14歳でありながら、非常に軍人然とした寡黙な少年である。 彼は合衆国からの亡命者であり、そしてヤシマ陸軍大将維馬篭代胤の所有物であるという複雑な事情を抱えている。 その名からも分かる通り、『あの』ノーマン・ベイカーの実子であるが、何らかの事情により5年以上前に、メーヴェの手により使用人数名と共に合衆国より亡命。 その際に天使の襲撃により、彼の身内はごく少数しか残っていない。 そして紆余曲折を経て、今は維馬篭の『便利な道具』である。 父親と比べられることを何よりも嫌い、自分が父親とは違うことを証明する為に日々戦い続けている。 戦闘においては近距離〜中距離での遊撃手であり、ツヴァイハンダー・対天使ガトリングガン・九八式対天使砲の複合兵装、ミアハヴァッフェを状況に応じて巧みに操る。 PC3:ミリアリア・エクレール 管制官 PL:セラさん 旧ノイエンガンメに騎士として仕えていた、エルフェンの女性。 基本的に対人の当たりは良く、面倒見がいいお姉さん。 エルフェン故に外見は若々しいが、実年齢は95歳の歴戦の勇士である。 今は剣ではなく、エルフェンとしての能力を生かして管制官の任に就いているが、対人戦闘における剣の腕は機械化兵に優るとも劣らない。 ノイエンガンメの元騎士という経歴から、ヴィヴリオとも古くからの知り合いであり、この天使大戦の裏をある程度気付いている節も。 戦闘においては支援担当だが、状況に応じて火砲支援・防御にも応じられる。 PC4:白川沙織 機械化兵 PL:綾瀬さん 配下の機械化兵部隊が全滅されたのを機に、ヴィヴリオ預かりとなった機械化兵の18歳の女性。 利用出来るものは何でも使う、と明言するドライな性格であり、ギアドライバー達の教官も務める。 幼少の頃臓器不全で生死の境をさ迷い、その時点では軍の最新技術であった人造臓器を、父親により実験体として与えられた為、軍の所有物扱いとなって兵士となった。 その為、年は若いがベテランの戦士であり、生粋の軍人である。 戦闘においては、最前線での戦線構築及び露払い役。 だが彼女の真価は、誰かを守る時にもっとも輝く、部隊の守護者。 このような4人でのセッションとなりました。 また、無印だと装備や特技が少ないので、一部の装備や特技を2ndから逆輸入したり、新規に作成したりして色々と手を加えました。 導入した《旋風撃》と《銀の守護者》は強かった・・・。 他にも、全員裁定者、福音回数を経験点に反映したりと、ゴールデンルール満載のセッションでした。 GMは俺なので、俺がルールである。 古いとは言え公式シナリオの為、ネタバレ回避の為にセッション内容自体は割愛します。 ですが煮えた台詞の応酬で乱れ飛ぶパトスチット、その量に一同唖然とするときもw 結果福音は7回鳴りました。GMも大満足。 それでも、11時に集合して17時半にはセッション終了するスムーズさ。 『力の、在処』は本当にいいシナリオです。 だから、スタートはこれにしようと思ってました。 やる回数が多すぎるからカットしようか悩みましたが、やっぱりやって正解でした。 次回は、1日2本出来そうだ、ということで遠山桂三部作の2・3話目となる『夏の夕暮れ』と『機械仕掛けの聖女』。 いずれも傑作です。いや、今期のシナリオは全て、多種多様なNPC愛に応えられる傑作揃い。 自分が自信を持って勧められないシナリオを、誰に遊んでもらえると言うのか。 『機械仕掛けの聖女』は12年半前に作った当時の最高傑作ですが、『夏の夕暮れ』は最新作。 まさかそれだけの時を経て、話が繋がるとはお天道様も思うまい。 PLの皆様、しばらくの間、この時代遅れにお付き合い下さいませ。 全身全霊を以て、GMさせていただきます。