今回予告 シュネルギア部隊の隊長、アクシア・リヒトヴィッツ大尉に見合い話が持ち上がった。 しかも、見合い話を持ってきたのは、ヤシマ陸軍の維馬篭代胤大将閣下。 断るに断れず、見合いを受けることになるアクシア。 その裏ですれ違い交差する、それぞれの想い。 エンゼルギア天使大戦TRPG 『アクシアに花束を』 −Flowers for Lovers− 赤いアネモネの花言葉・・・知ってる? PC1:機械化兵 キミとアクシアは、お互い憎からず思っている。 ・・・言葉にしたことはないが。 そのアクシアに、見合い話が持ち込まれた。 シナリオダーザイン【アクシア・リヒトヴィッツからの好意】 ※PCの性別は男性限定 PC2:ギアドライバー/ナビ:凍とトゥアレタを除き任意 キミと相棒のナビゲーターは恋人同士である。 ある日デートの途中で立ち寄った花屋で、キミ達を見て泣き出した少女、大崎藍(おおさき・らん)と知り合った。 何でも、年上の恋人から一方的に別れを告げられたそうだが・・・ シナリオダーザイン【大崎藍からの寂しさ】 ※ギアドライバーとナビゲーターは恋人同士である PC3:管制官 キミとヤシマ陸軍大佐の三船一人(みふね・かずと)は、所属する軍隊も階級も全く違うが、よく見知った仲の飲み友達だ。 とは言え、彼は常に一杯しか飲まない。 その彼が、今日に限って、バーで酔い潰れていた。 シナリオダーザイン【三船一人からの罪悪感】 PC4:ギアドライバー/ナビ:トゥアレタ シュネルギア部隊の隊長のアクシアに、見合い話が持ち込まれたらしい。 だが、アクシアが結婚となると、トゥアレタが次の隊長になるそうだ。 出来れば見合いを断ってくれないものか、とトゥアレタが愚痴ってきた。 【トゥアレタ・クレーリオンからの愚痴】 オープニング シーン1 シーンプレイヤーはPC1 キミとアクシアは、お互い憎からず思っている。 ・・・言葉にしたことはないが。 ある日のことだ。キミは同僚のズィーガーから声を掛けられる。 ズィーガー「聞いたか?アクシアが見合いするらしい」 ズィーガー「オレも小耳に挟んだだけで、詳しい話までは分からん。と言うか、お前ら・・・まだ付き合ってなかったのか?」 彼も少し気になるらしい。 ズィーガー「・・・オレには、アイツを幸せに出来なかった。お前なら・・・と思ったんだがな。買いかぶりだったか?」 ズィーガー「まあ・・・お互いにいい大人なんだ。分かってるとは、思うがな」 自分もそうだが、アクシア本人は、どうするつもりなのだろう・・・ シナリオダーザイン【アクシア・リヒトヴィッツからの好意】 シーン2 シーンプレイヤーはPC4 トゥアレタ「ねえPC4、アクシア大尉がお見合いするって話、聞いた?」 トゥアレタ「それの絡みで、わたしヴィヴリオ大佐から打診されたんだけど・・・アクシア大尉が結婚ってなると、シュネルギア部隊の隊長、私がならなきゃなんないんだって」 トゥアレタ「お見合い相手、ヤシマ陸軍の人らしいんだよね。だから機密漏洩避ける為、だって」 トゥアレタ「お偉いさん達の都合も分かるけど・・・出来れば断ってもらえない、かなあ・・・」 命令は命令だ。あまり気乗りのしない命令なんてざらにある。だが、これは・・・。 シナリオダーザイン【トゥアレタ・クレーリオンからの愚痴】 シーン3 シーンプレイヤーはPC3 キミとヤシマ陸軍大佐の三船一人は、所属する軍隊こそ違うが、よく見知った飲み仲間だ。 とは言え、彼は常に一杯しか飲まないし、プライベートも詳しくは知らないし語ろうともしない。 今日の任務を終えたキミが、バー・ギルティに行くと、今日も一人に行き逢ったのだが・・・様子がおかしい。 いつも一杯しか飲まない彼が、今日に限って酔い潰れていた。 一人「・・・PC3さんですか。醜態を晒して、すいません」 マスター「・・・珍しく、今日はかなり飲まれております。流石に控えては、と言ったのですが・・・」 一人「今日は、今日だけは・・・飲まずには、いられないんです・・・」 そう言ってグラスの酒を一気にあおると、バーのカウンターに突っ伏してしまう。 マスター「任務で、何かあったのでしょう。ただ、無理にお聞きするような野暮な真似は出来ません。自分から吐き出したのであれば、じっくりとお聞きしますが」 その時、突っ伏していた一人が、ぼそりと呟く。 一人「私は・・・最低な男だ・・・許してくれ・・・」 そのまま、眠ってしまう一人。 だが、その呟きは、妙にキミの耳に残った。 シナリオダーザイン【三船一人からの罪悪感】 シーン4 シーンプレイヤーはPC2 キミと相棒のナビゲーターは、恋人同士である。 (PC2のナビ)「ねえPC2、花屋さんちょっと寄ってかない?」 ある日、キミ達はデートの途中で花屋に立ち寄った。 ここ大崎生花店は、瑞穂市内唯一の花屋だ。 ご時世がご時世だし、また市内唯一の花屋なので、軍関係者の利用が非常に多いし、ヤシマ系、インペリアル系どちらにも対応出来るよう、品揃えにもかなり力を入れている。 大人びた感じの、綺麗な女性店員「いらっしゃいませー・・・」 (PC2のナビ)「恭花ちゃんのお見舞いの花、どれにしよう?店員さんにお願いしちゃった方がいいかな?」 店員「用途に応じて、承りますけど・・・」 花を色々と取り合わせつつ「・・・お二人は、恋人ですか?」 (PC2のナビ)「えーと、はい」 店員「そう、ですか・・・」 俯きながら花束を作っているので、表情は伺い知れないが、声が沈んだのは分かる。 そして、彼女の手元に、ぽたりと涙が。 店員「・・・ごめんなさい、包み、変えますね」 店員「つい昨日、彼から一方的に別れ切り出されちゃって・・・二人が仲良くしてるの見て、色々思い出しちゃって」 (PC2のナビ)「あー、何かその・・・こちらこそ、ごめんなさい」 店員は苦笑いを浮かべながら「いいよ、私の勝手な嫉妬だから。私は、大崎藍(おおさき・らん)。ここの一人娘なんだ」 藍「これも何かの縁だから、番号、教えてよ。少し、気晴らししたいんだ。友達はみんないなくなっちゃったから、愚痴る相手もいなくてさ」 キミは大崎生花店の一人娘、藍と知り合った。 何でも、年上の恋人から一方的に別れを告げられたそうだが・・・ シナリオダーザイン【大崎藍からの寂しさ】 ミドルフェイズ シーン1 シーンプレイヤーはPC1、全員登場 ヴィヴリオ「皆、集まっているな。私の一存で、皆には伝えておきたいと思う。リヒトヴィッツ大尉に見合いの話が来た。相手は、ヤシマ陸軍の三船一人大佐」 アクシア「・・・だそうよ。ねえ何、この、公開処刑」 ヴィヴリオ「話を持ってきたのは、維馬篭ヤシマ陸軍大将閣下だ。だから、断ろうにも断れん」 ヴィヴリオ「維馬篭が世話人だから、怪しいのは確かなんだが・・・釣書などを見ても、差し支えないどころか玉の輿もいいところだ」 アクシア「そーなのよねー。容姿は申し分ないし、三船家はヤシマに古くから伝わる名家の一つだから家柄もいい、階級も准将間近という話なんだって。それに維馬篭大将のお墨付きよ?アタシも立場が立場じゃなかったら、今相手もいない事だし、正直飛び付きたいんだけど」 そう言いつつ、視線はPC1の方を見ている。 ヴィヴリオ「だが、やはり維馬篭のことだ。何か裏があるに違いない」 ヴィヴリオ「今、調査を進めている。分かり次第、お前達にも知らせよう」 会話を終えたらシーンを終了する。 PC1がアクシアを引き留めて会話の結果、ここで告白した場合は、「見合い話断るにしても、ヴィヴリオ大佐の顔も立てないとね。とりあえずお見合い受けるだけ受けて、後で断りを入れるっきゃないでしょ」と言ってシーンを切る。 シーン2 シーンプレイヤーはPC2、PC4登場可、PC1と3は登場不可 藍から電話が掛かってきて、植物園に行こうと誘われた。 植物園内を散策中、藍はラベンダー畑の前で立ち止まる。 藍「・・・ラベンダー、か・・・花言葉は『私に答えてください』。今の私の気分みたい」 藍「あの人と、よく一緒に来てたの。・・・でも、会える訳無いよね」 藍「あの人が言ってた。私の前でしか、笑えない、って・・・。でもね、すごくいい笑顔で、笑ってくれてたんだ」 藍「あの人、あんまりおしゃべりな方じゃなかったし、ちょっと不器用な人だったけど、よく二人で花を贈り合ってたんだ。その後に、二人で答え合わせしたりして」 藍「一人さんと運命の赤い糸、絶対繋がってると思ってたんだけど・・・私の、独り善がりだったみたい」 藍「名前?三船一人さん、って名前だよ」 藍「ヤシマ陸軍の大佐っていうのは知ってるけど、あまりお仕事の話は聞いたことがないんだ。話したがらなかったし、守秘義務がどうこう言ってたこともあったから、無理に聞くのも、と思って」 会話を終えたら、以下の描写を読み上げてシーンを終了する。 キミ達は頭を抱える。 ・・・どうやら、話が繋がってしまったようだ。 シーン3 情報収集シーン シーンプレイヤーはPC4、全員登場 三船一人について 〈情報処理〉か〈軍略〉難易度10、成功度に段階ありだが5以上出れば必要な情報は揃う 成功数1以上 ヤシマ陸軍大佐、29歳の男性、独身。長身で若干威圧的な印象がある。 服の上からでは分からないが、脱ぐとモリモリマッチョマン。 趣味は花を見ることとポエム。 成功数3以上 普段は努めて目立たぬように行動している為、階級が大佐で且つ目立つ外見でありながら、ヤシマ軍部内では彼はあまり目立たない存在である。 それでも、彼を知る者は口を揃えて、「表情が全く顔に出ないから、何を考えているか分からない」と言う。 その為についたあだ名は鉄仮面。 成功数5以上 維馬篭のお気に入りの道具の一人である。 また、彼は八坂機関の一部門である、対外情報を網羅的に扱うヤシマ陸軍情報一課に所属している。 先祖代々の忍者の家系の出であり、祖父の代より御庭番として維馬篭に仕えている。 常に表情が変わらない、変えない理由も、相手に考えを悟られない為のもの。 成功数10以上 彼の正式な身分は、ヤシマ陸軍情報一課の特務大佐であり、一課の課長である。 先代は彼の父親であり、父親が天使病で亡くなった為、維馬篭による特命で、その任を若くして引き継いだ。 また八鏡ではないが八咫衆に連なる家系であり、隠密の技や暗殺術にも長けている。 見合い話について 〈情報処理〉か〈軍略〉難易度5、成功度に段階あり 成功数1以上 本質は、維馬篭がG3との繋がりを作る為の政略結婚である。 成功数5以上 彼には大崎藍という年の離れた恋人がいたが、彼には維馬篭の命令に逆らうことが出来ず、悩みに悩み抜いた挙げ句、別れを一方的に切り出した。 尚、維馬篭は、彼に恋人がいた事を知らず、別れる判断をしたのは一人本人である。 (PC2のナビ)「ねえ、知っちゃった後で聞くのも何だけど・・・これ、聞いて良かったのかな?」 会話を終えたらシーンを終了する。 シーン4 シーンプレイヤーはPC3、PC1は登場可、PC2・4は登場不可 キミは彼に真意を問う為、一人をバーに呼び出した。 一人「私がリヒトヴィッツ大尉と結婚すれば、統一帝国とヤシマの間に強い結び付きが出来ます。この国難の中で、両国が手をガッチリと繋ぐことは、あらゆる意味でプラスとなるでしょう」 PCから恋人の話を切り出されたら、「・・・確かに、私には恋人がいました」と言ってから、下記の台詞を読み上げる。 一人は酒をぐっと煽ってから「・・・私は、立身出世の為に、恋人を捨てた男です」 一人「今更、彼女に、愛してもらえる権利など・・・ありません」 一人「私は、維馬篭大将閣下の、道具です・・・閣下の御命令は、あらゆるものに優先される。それが、全てです」 会話を終えたらシーンを終了する。 シーン5 シーンプレイヤーはPC1、全員登場 維馬篭「あとは若い者に任せて、我々老人は席を外しましょう」 ヴィヴリオ「・・・そうだな。外見はともかく、実際の年齢を考えるとな・・・」 維馬篭「・・・ヴィヴリオ大佐。その話は、お互いに墓穴を掘ります。止めておきましょう」 ヴィヴリオ「あ、ああ・・・そうだな」 維馬篭「ではお二人とも、ごゆっくり」 キミ達は見合いの会場となるホテルの警備、という形で全員潜入している。 警備の最中、(PC2のナビ)がキミに声を掛けてくる。 PC1からアクシアへの告白の有無に関わらず、描写の変更は特にしないで良い。 (PC2のナビ)「PC1さん、ちょっといい?」 (PC2のナビ)「本当にこれでいいの?貴方がNTR大好きだとか人妻に横恋慕最高、って言うなら止めないけど。軽蔑は物凄くするけど」 (PC2のナビ)「アクシア隊長、貴方からの一言をずっと待ってたんだよ?」 (PC2のナビ)「一度だけ、隊長から聞いたことがあるんだ。この歳になると、失うことが怖くて、臆病になるって。だから、好きとか愛してるって、言い出すのに勇気が凄く必要だって」 (PC2のナビ)「もう一回聞くよ?本当に、これでいいの?」 (PC2のナビ)「こんな年下のガキンチョに説教されてる時点で、PC1さん自身は手遅れな気はするけど・・・隊長は待ってるよ、絶対」 ちょっと待ったコールの会話を終えたら、以下の描写を読み上げてシーンを終了する。 放送「瑞穂市街に天使急襲!市民の方は、至急避難して下さい!繰返します、市民の方は、至急避難して下さい!」 ヴィヴリオ「まずい、このタイミングでかっ・・・!?」 シーン6 シーンプレイヤーはPC2、全員登場 アクシアもヴィヴリオもここにいて、基地からシュネルギアのスクランブルを掛けようにもすぐには掛けられない状況だ。 ヴィヴリオ「私は瑞穂基地に向かい、スクランブルの準備をする。だが、その間どうやって天使を食い止めるか、だ」 アクシア「なーんか、ヤな予感すんのよね・・・ねえ、PC1。ヴィークルなしで天使兵の足止め、出来る?貧乏くじ押し付けちゃって悪いんだけど」 一人「・・・七式人間戦車であれば、すぐ近くに待機している機体があります。また、歩兵戦闘車を回せますが」 アクシア「なら三船大佐、ちょっち七式借りられる?」 一人が維馬篭の方をちらりと見ると、維馬篭が頷く。 一人「問題ありません。市街地での対天使戦闘となると、ヤシマ陸軍の機動陸戦部隊では荷が重い。皆さん・・・お願い、出来ますか?」 アクシア「(PC2のナビ)、トゥアレタ。緊急時用の起動ディスク、持ってるわよね?」 (PC2のナビ)「勿論!行けるよね、PC2!」 トゥアレタ「あります、ありますけど・・・七式だとミサイルが積んでないから、役には立たないかも・・・」 一人「・・・多連装ロケットならば、ありますが」 トゥアレタ「それも一つの手かな・・・どうする、PC4?」 ここでの選択は、クライマックスの分岐となる。 ヴィークルなしで戦闘するなら、次のクライマックスで1ラウンド目から戦闘に参加できる。天使核徹甲弾が欲しい場合は、ここで判定させる。 マルダー1歩兵戦闘車に乗る、七式人間戦車に乗る、あるいは多連装ロケットに乗るならば、2ラウンド目から。 瑞穂基地に戻ってシュネルギア等に搭乗するならば、3ラウンド目から。 アクシアは七式に乗る。 尚、誰か一人でもPCが1ラウンド目から戦闘に参加していないと、家屋が天使によって踏み潰され、犠牲者が発生する。このことはPLに必ず伝えること。 ヴィヴリオ「話は決まったな?行くぞ!」 一人「私は、避難の陣頭指揮を執らなければなりません。閣下は、避難を」 維馬篭「すみませんが、ここは任せましたよ。・・・ドライクロイツの皆さん、ご武運を」 一人「・・・皆さん、行きましょう」 クライマックス シーン1 シーンプレイヤーはPC1、全員登場 ここは、誰か一人でも戦闘に1ラウンド目から参加している前提での描写となる。 一人「避難は概ね完了しました。後は、天使兵の足元・・・大崎生花店の人達だけ・・・です」 天使によって、玄関が破壊された大崎生花店。 そこには、一人の少女が、逃げることはおろか立ち上がる事すら出来ずに、震えていた。 藍「やだよ、怖いよ・・・助けて、一人さん・・・」 一人「・・・生存者の救出を、お願い出来ますか?我々は、他の天使兵共がこれ以上接近出来ないよう、牽制するので手一杯です」 アクシア「・・・生存者、発見。あの子をどうにかしないと、天使とやり合うのに骨が折れそうね。どうすんの、三船さん?」 一人「・・・ご存知、でしたか・・・ですが、指揮官が戦場で、私情を挟む訳には、いきません」 そうは言うものの、一人の顔は真っ青に青ざめている。 PCの台詞が特に無ければ、下記の台詞を読み上げる。 アクシア「・・・三船さん、あなた、軍人である前に、一人の男でしょ!好きな子一人助けられなくて、どうすんのよ!?」 一人は血反吐を吐くような声で「・・・っ!NPCの私、には・・・彼女を、助ける為の・・・力は、ありません・・・だから・・・お願い、しますっ・・・」 会話を終えたら、戦闘に入る。 誰も1ラウンド目から参加しない場合は下記の描写を読み上げる。 大崎生花店は、天使兵に無惨に踏み潰された。あれでは、生存者など全く望めないだろう・・・ 1ラウンド目から戦闘を開始した場合: 天使への攻撃の成功数が100未満の場合、大崎生花店に流れ弾が飛んだり、天使が倒れて押し潰される。 成功数が100以上ならば、天使のみを確実に攻撃可能。 或いは、誰かがマイナーとメジャーアクション1回を消費することで、藍を助け出すことが出来る。 難易度は特にない。 ※《感応》を使用した場合は一人やアクシアでも可。これは戦闘前に、PLに伝えても良い。 2ラウンド目から戦闘を開始した場合は、上記の制限は無し。 七式人間戦車(アペルギア相当品)に乗った場合、ナビゲーター修正は無効。 多連装ロケット、マルダー1歩兵戦闘車に乗った場合、固定値を基準として判定を行う。自身の能力値及びナビゲーター修正は無効。 敵天使 パワー/サクルフ(植物の天使) HP70 軽傷20 重傷10 致命5 死亡1 肉体20 感覚12 理知15 聖霊20 階級0 光弾(射撃攻撃) 判定値10 レベル3 射程:300m ダメージ(種別)+12 光の槍(白兵攻撃)判定値12 レベル4 射程:至近   ダメージ(種別)+16(軽) 《聖光結界》対天使効果なしの武器によるダメージ1/10 《飛行》 ホイシュレッケ等はヤシマ陸軍が相手するとして、戦闘に参加させなくてよい。 天使を撃破した: 天使は撃破したものの、付近の家や店舗はほぼ壊滅してしまった。 だが、人の営みが完全に断たれてしまった訳ではない。 避難した人々が戻ってきて、溜め息を一つだけついた後、黙々と瓦礫を片付け始める。 心が完全に折れさえしなければ、町は何度でも甦る。そういうものだ。 エンディング 以下の描写は、大崎藍が生存している場合の表記である。 藍が死亡している場合は、適宜内容を修正すること。 シーン1 シーンプレイヤーはPC1 アクシアはボロボロになった振り袖を恨めしげに見つめて「あーもう、この振り袖、レンタル料高かったのに!」 一人「せめてもの御詫びです。その費用は、私に支払わせて下さい」 名刺を差し出し「こちらの名前で、請求書を回して頂ければ」 アクシア「そーして貰えると、助かるわ。ところで・・・ねえ、PC1。さっき言ってくれたこと、嘘じゃないでしょうね?」 一人「邪魔者は、去っておきましょう・・・」 アクシア「本気になって、いい、のね?」 アクシアはキミにぎゅっと抱き付いて「ずっと言ってくれなかったから・・・怖かったんだから」 アクシア「アタシも・・・PC1、貴方が好きよ」 アクシア「この戦いが終わったら・・・これじゃ死亡フラグね。いいえ、必ず二人とも生き残ろ。・・・約束よ?」 シーン2 シーンプレイヤーはPC4 トゥアレタ「とりあえず、隊長の方はめでたしめでたし、かな」 トゥアレタ「わたしも隊長の任からは免れられたし。ところで気付いてた?わたしが隊長になるってことは、自動的にあなたは副隊長になる筈だったんだけど」 トゥアレタ「・・・もし、そうなってたらそうなってたで、あなたと一緒にやるのだったら、構わなかったんだけど、ね」 トゥアレタ「・・・何よ。たまには、素直になったっていいでしょ」 シーン3 マスターシーン 維馬篭が一人を私室に呼び出し、今回の顛末について報告させている 維馬篭「私とて、鬼ではありません。・・・おっと、私はオニでしたね。いえ、そうではなくて」 一人「・・・閣下?」 維馬篭「オホン。恋人がいたのなら、先にそうと言ってくれれば良かったのです。そうすれば、他の者を見合い相手に立てたのですから」 一人「申し訳、ありませんでした・・・」 維馬篭「まあ、良いでしょう。これからも変わらずに、私に忠誠を誓ってくれるのであれば、此度の件は不問とします」 一人「閣下・・・ご厚情を賜り、ありがとうございます・・・!」 維馬篭「では、行きなさい。恋人と仲直り出来るかまで、私も責任は持てません」 一人「・・・はい!」 一人を見送った後 維馬篭「彼にはまだまだ価値がありますからね。手放すには惜しい。この件で忠誠心が更に上がった、と考えれば良いでしょう」 シーン4 シーンプレイヤーはPC3 バー・ギルティにて 一人「PC3さん。先日は、ご迷惑をお掛けしました。今日は、私の奢りです」 一人「・・・重ね重ね、御迷惑を、お掛けしました」 一人「私と貴方は、飲み友達。・・・それが、全てです。貴方だけに特別な便宜を図ったりは、出来ません。そういう、性分ですから・・・」 一人「・・・ですが、もし、貴方がたの手で、どうにもならない事があったら・・・羽村君を、窓口にして下さい。・・・善処、します。これが、私の、最大限の譲歩です」 一人「おっと・・・ここで仕事の話は、無粋でしたね、マスター」 こくりと頷くマスター。 一人「・・・飲みましょう。・・・私達の、故郷に・・・乾杯」 シーン5 シーンプレイヤーはPC2 大崎生花店の仮店舗。 藍が鼻歌を歌いながら、花に水をやっている。 (PC2のナビ)「良かった、元気そうだね」 藍「PC2さんに、(PC2のナビ)さん。この前は、ありがとうございました」 藍「おかげさまで・・・ほら」 彼女の左手の薬指には、銀の指輪が。 藍「来月の16歳の誕生日迎えたら、迎えに来てくれるって、その約束の証だって、婚約指輪、赤いアネモネの花束と一緒に、あの人がくれたんだ。ちなみにね、赤いアネモネの花言葉は、『君を愛す』。キザだけど、あの人らしくて、すごく嬉しかった」 (PC2のナビ)「・・・え?16?ちょっと待って、理解が追い付かない。じゃあ、キミ今いくつ?」 藍「15歳だけど?」 (PC2のナビ)「(小声で)・・・ねえ、PC2。これってつまり・・・あれだよね。所謂ロ○コン・・・」 (PC2のナビ)「・・・人は見かけによらないなあ(溜め息)でも・・・幸せそうだし、まあいっか」 『アクシアに花束を』改め、『恋人達に花束を』これにて、閉幕。 三船一人/CV:武内駿輔 大崎藍/CV:福原綾香 武凛・・・実質これはデレマスAGなんじゃないかって?ソンナコトナイデスヨ?